珍キャラクター 一覧

スオイティエン公園 その1

 長らく憧れの場所であったホーチミン9区のスオイティエン公園に行って参りました。「スオイティエン」とは「妖精の泉」の意味です。日本ではスイティエン公園と紹介されていることも多いですが、それは南部方言に合わせた表記でして、より現地に近い呼び方となります。しかしどちらでも通じますのでご安心を。

 スオイティエン公園へは地下鉄工事で移転中のベンタインバスターミナルから19番バスで行くのが便利です。45分くらいで着き、料金はなんと6,000ドン(日本円で約30円)でした。公園の入場料は大人120,000ドン(600円)・子供60,000ドン(300円)です。入場料は年々上がっているようですね。

 このスオイティエン公園を一言で表現すると「仏教系の遊園地」なのですが、サービス精神がとても旺盛で、色々イイ味出した施設や像をどんどん付け足していってカオスな感じを生み出しております。「サービス精神旺盛施設あるある」ですね。

 入って直ぐは土足禁止の祠などもあり仏教色の強い建造物ばかりでしたが・・・

そこを抜けると一気に遊園地となります。中でもベトナム人の祖先とされる伝説上の人物、貉龍君と嫗姫が見守る形のプールである「ビエンティエンドン」(ティエンドン・ビーチ)が一番有名で一番人気の様です。因みにティエンドンとは「仙童」の意味です。

 こちらに入るには別途入場料(大人100,000ドン(500円)・子供60,000ドン(300円))が必要ですが、「仙童」の名に相応しく次々と小中学生と思しき子供達が引率の先生に連れられ入ってきます。団体割引で大分安くなるのでしょうね。

 レンタル水着や替えの下着の販売などもありました。

 その他、「ティエンドン・ビーチ」の画像・動画をどうぞ・・・

 私がこのスオイティエン公園に行った時はワニ釣堀やセグウェイ乗り場等の施設が休業となってしまっていたのですが、面白いキャラクターにはたくさん出会えました。次はそんな面白キャラ達をご紹介したく思います。


テムズタウン(泰晤士小镇)

 ゴーストタウン(鬼城)として噂の「テムズタウン」(泰晤士小镇)に行って参りました。

 イギリスの街並みを再現した住宅街でして、地下鉄9号線の「松江大学城駅」からバスで行くのが便利です。

 土曜日の午前に行ったのですが、ゴーストタウンである噂はどこへやらという感じの、かなりの賑わい振りでした。結婚するカップル向けの写真撮影が多かったです。以下少し街並みなどを。

 結構な再現度ではあると思いますが、補修工事の風景はいつもの中国のそれと同じでした。

 あと住宅街でもあるので布団を干していたり、学習塾もあったりと、生活の匂いも少し感じられます。

 ゴーストタウンが見られるかと思って行ってみたものの、2017年の今は人通りもそれなりにある落ち着いた街兼観光地という趣きでした。大学が周りにたくさんあり環境は大分良さそうです。なお、近くに路面電車を走らせるようでその工事も進んでおりました。ますます環境が良くなりそうですね。是非最寄り駅の駅名は「松江イングリッシュガーデン前駅」にしてもらいたいものです(嘘)

 ちなみにこのテムズタウン、像がたくさんありましたのでおまけに・・・


岡ビル百貨店 キッチンこも

 予てより行きたい行きたいと思っていた名鉄東岡崎駅の「岡ビル百貨店」さんに遂に行って参りました。

 「岡ビル百貨店」さんの中でも、3階にある「キッチンこも」さんで食事をするのが今回の目的です。

 3階は「キッチンこも」さん以外に店舗が存在せずガランとしております。

 入口です。情報過多な感じがしますが、この手のタイプは大抵サービス精神の旺盛さが溢れ出てしまったものであるため期待に胸が高まります。「スパゲッチの店」「スパゲッチマカロニの店」の表記から、お店の名前はイタリア北部の街「コモ」から取ったのでしょうか。

 その過多な情報の中でも、手作りであることは前面に押し出しております。

 「キッチンこも」さんは老夫婦がお二人で営んでおりまして、入店時の「いらっしゃいませ」の言葉が優しかったです。

 カウンターです。カウンターとテーブル席があるのですがテーブル席の方は私達の入店後すぐに埋まりました。ガランとした3階の雰囲気から想像していたのとは違い、中々の人気店のようです。

 メニューです。私はこの中から入口のプレートの最初に掲げられていた「カニコロッケ ハンバーグ ライス付」を注文しております。

 実物です。お皿に可愛らしく店名が書いてあります。料理はカニコロッケがカラッと揚がっており、ハンバーグと共にソースとの相性も良く、これまた想像以上に美味しかったです。お客が多いのも分かります。

 窓に貼られた注意書きです。老夫婦を困らせてはいけません。

 レジです。「古いお店あるある」ですが算盤が置いてありました。

 カウンターなどを撮影させていただいたお礼とともに「美味しかったです!」と感想を言った際、笑顔で「おや、ありがとうございますー」と返してくださった奥様のリアクションがまた可愛らしかったです。

 3階上がってすぐにある衝立です。「お美味しい」と「アイティー」の間違いがイイ味出しています。

 「岡ビル百貨店」はここ数年、解体の噂が何度も流れておりますが、健在であることのアピールがありちょっとうれしくなりました。

 遠くから行った甲斐のある満足行く来訪でした。


ダイヤモンドの輝き

 千林商店街にあるタカセ学生服さんです。

 こちらのお店は昭和28年創業の学生服専門店の元祖とのことですが、その事実より有名なのはこの学生さんの看板です。

 何か覚醒してしまった様な、中々イイ表情の学生さんなのですが「ごきげんライフスタイル よ~いドン!」というTV番組によりますと「子供の目がダイヤモンドのように輝きますように」との想いが込められているとのことです。

 単なる珍キャラクターだとばかり思っていたところ良いお話に驚いてしまいました。また昭和45年からこのお店を見守っているようで、千林周辺の皆さんは「眼が怖い」などと言わずにいつまでも愛し続けて欲しいと思いました。


思っていたのとキャラが違う。

 ねずみの絵がほのぼのと呼びかけてくれています。

 「お食事処 ポンキッキ」さんとのことです。最初に「ねずみじゃなくてそこは緑と赤の架空生物2匹ではないのか!?」とは思ったものの、表情といい色使いといい、イイ味が出ている看板です。

 こちらも著作権的に危うい感じのものかもしれませんが、「緑と赤の架空生物2匹」にしたらより危険度が増しましょうか。大らかな時代に設置されたものかと思います。しかしこんな例もありますので、こちらもこの店オリジナルなねずみと信じたいです。

 この看板のすぐ隣に立つ電信柱にも看板がありました。遠くを行く自動車には上の看板を、近くを歩く歩行者には電信柱の看板をと念入りで親切です。

 200m進んでお店も確認してみたところ、地元のビールも飲める一軒家レストランといった趣きでした。全体的にほのぼのとしていてそっとしておいてあげたい感じがありました。


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