床屋さん 一覧

ニューヘアーモード

 「ニューヘアーモード」とのことです。

 笑顔の紳士の横顔のシートが床屋さんの窓ガラスに貼られておりまして、中々イイ味だしております。「ニュー」だったのはいつの時代なのだろうと思いを巡らせてしまいました。
 一方、縦長の看板には昔のアメリカの、映画俳優の似顔絵風の顔が並んでおり、「アメリカンニュースタイル」を思い出してしまいました。

 お店の名前は「ヘアーサロン アキ」さんとのことです。

 佇まいに、長年この地域の男性の頭を整えてきた実績から来る風格を感じます。


NICEカットするぜよ

 ゴルフをしている人の絵です。「NICEカットするぜよ」と言っています。

 これが何の絵かと言いますと、「カットハウス パロン」さんという床屋さんの、店頭の窓ガラスに描かれた絵でした。私の好きな「前にガツガツ出て行こうとしない駄洒落」です。長年展開されている様で佇まいが素晴らしいと思いました。

 店名の「パロン」「カット&パーマ」も、とてもイイ味のある書体です。床屋さん関連は渋く面白いものが多いですね。


アメリカンニュースタイル

 お店の名前も、キャッチフレーズも、フォントも、色使いも、全体的な佇まいも、何もかも素晴らしい看板でした。

 「アメリカンニュースタイル」の、「やまいちパーマ」さんです。

 美容院が親しみ込めて「パーマ屋」さんと呼ばれていた頃に開店したお店でしょうか。となると、この「アメリカンニュースタイル」は1950年代や60年代のスタイルになるのかもしれないですね。

 「パーマ」はしっかりとしたフォントである一方で、同じカタカナの「アメリカンニュースタイル」のフォントが不揃いなところが可愛らしいです。また「やまいち」さんの部分が手書き風味で紫色なのは渋いですね。

 お店の全景です。看板同様に中々渋くて良い雰囲気です。1階の窓やドアはサッシではなく木枠のままで残っております!

 しばらくタイムスリップした感覚に囚われるくらいの良い散歩となりました。


男&のヘアーサロン

 床屋さんの窓に貼られていたカッティングシートです。

 ¥1,100 と大きく書かれた大分お安い値段設定の上に「男&のヘアーサロン」と小さく書かれております。やはり本来「&」の後の空欄には「女」が入れられていたのだとは思います。「男」の利用者しか居なかったことから「女」の表記を省いたのでしょうか。残された「&」の所在無げな感じに少々笑ってしまいます。

 こちらのお店はテントの店名表記や立て看板もレトロでイイ味出されておりました。

 店を覗くとこのコースかはわかりませんが男性のお客さんが居りました。時代の波を乗り切って長く長く続いていただきたいと思います。


謎の眼力

 ただならぬ視線を感じました。

 何の絵でしょうか。鋭い眼力の顔が右から左に高速移動しているのか、人面芋虫なのか、全く不明です。私はこちらの画像を思い出しました。
 ところでこれが何の看板かといいますと・・・

 「理容すずき」さんという床屋さんの看板でした。顔の横につながる色は赤・白・青とサインポールと同じで「なるほど!」とは思いましたが、今でもこれが何を意味する絵なのかは分かりません。
 床屋さんは面白い看板が多いですね。


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