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養老ランド おまけ

 ロボット21号さん以外にも養老ランドはイイ味の設備がたくさんありまして、一部をご紹介して参ります。

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 係員さんも皆さん挨拶がさわやかで、休憩所でビールを飲みだらだらしていた私たちにも優しくとても感じの良い遊園地でした。
 全体的に素朴な感じのところがとても好きです。

 私が子供時代・学生時代を過ごした地域の遊園地は軒並み閉園してしまっているのですが、いつまでも頑張って欲しいものです。


養老ランド:ロボット21号

 先日岐阜県に行くことがあり、大垣からついでに足を延ばして養老の滝を見に行ったのですが、途中にあった遊園地「養老ランド」さんが気になり寄ってみたところ、レトロで私の想像以上にとても素晴らしいところでした。

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 中でも私の心をわしづかみにしてくれたのがこちら、「ロボット21号」さんです。

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 昭和の香り全開のイイ味を出したロボットさんです。名前は「鉄人28号」や「21世紀」を掛けたものでしょうか。

 「ご自由にロボットの前で記念写真をお撮りください」とのさりげなく優しい心遣いもさすがです。

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 「ロボット21号」さんの操縦席(?)は胸からお腹に掛けてでして、鳩尾あたりの窓から外を見る形になります。
 大人1人、子供1人でちょうどくらいの広さで、膝立ちして乗ります。100円で50秒ほど動かしてくれます。

 実際に動かしてもらったのがこちらの動画です。
 ※音が出るのでご注意ください。なお犬の鳴き声は隣の動物園のものです。

 ちゃんとメンテされており、現役であり続けているところが本当に素晴らしいと思います。

 見上げたところと、可動部(というか鼠蹊部)も撮影させてもらいました。

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 地元のちびっ子たちに夢を与え続けてきたのでしょうね。

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 もうちょっと長く居たかったのですが、泣く泣く後にしました。


買わぬなら殺してしまえ冷やかし客

 熱い眼差しを感じる・・・と思ったらスーツを羽織った信長公でした。
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 中々年季の入った人形です。
 首から提げている「店内のスーツ 8,400円~」という札と虚ろな目が信長公に不釣合いで、少々物悲しさを感じてしまいましたが、インパクトは大きいですね。

 ちなみに信長公はこのようなところに立たれておりました。
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 気迫はあまり感じられませんでしたが、スーツを着て陣頭指揮を執っております。冬はコートを着てマフラーをしてもらいたいところです。


桃太郎神社 その3

 さて宝物館です。本殿とは反対側に在ります。
 200円を払って、柵を抜けると祥雲先生の作品が出迎えてくれます。
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 広場の中央に位置するのは、この神社で二番目に有名な作品「やさしい鬼」です。
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 表情といい仕草といい色といい、何ともイイ味を出した像です。
 色々な角度から撮影してみました。
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 最後はやはり背中に乗せてもらっております。

 観光地の定番、顔出し看板もありました。
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 お次は「桃太郎帰還」の像です。
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 かなり喜びは抑えられた表情ですね。

 お次もまた有名な作品、「鬼退治」です。
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 赤い八重桜が美しいです。狂気すら感じさせます。

 この広場のベンチの一つがスポンサーつきでした。
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 ファミリー向けの場所によくスポンサードするなと思いますが、穴場なのかもしれません。結婚相談所なのに受付電話番号が携帯電話のそれというのは少々軽すぎる感じがします。キャリアによっては通話料もすごくかかりますし。

 さていよいよ宝物館です。
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 やさしい鬼のポジションが妙にイイ味出していますね。
 「昔の物いろいろ ●こちらもごらんください●」という看板もイイ味出しています。

 中に入るとこの日何度目かの桃太郎御一行がお迎えしてくれます。
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 宝物館とあっていろいろ桃太郎や鬼にちなんだものがありました。たくさんあったので印象に残ったものをピックアップします。
 まずは「鬼の金棒」と「珍宝」です。
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 珍しい宝のほうは石にしか見えませんが・・・。あとこのブログ今月はこんなものばかりですね。

 賛否両論シリーズはまだまだ続きます。「鬼のミイラ」「桃の化石」「鬼の角」です。
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 実物があったらツッコミの嵐だったと思いますので、写真だけで想像するくらいがちょうど良いのかもしれません。

 ちなみにこの宝物館、近所の人から寄付されたがらくた昔の生活用品が陳列されています。
 一番参考になったのは、戦時中、桃太郎が国威高揚のシンボルとして使われていたので、戦後教科書から一掃されたという話でした。確かにGHQとしては面白くない話かもしれないですね。

 滞在時間は2時間弱というところですが、すっかり桃太郎の世界に浸ることができました。中々のお勧めスポットです。5月5日には桃太郎祭りがありますので、是非行かれてみてはいかがでしょうか。

 私もまたいつの日か再訪したく思います。

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 またね~!


桃太郎神社 その2

 階段を登りきると桃太郎ご一行がお出迎えしてくれます。
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 これも鬼退治が終わった後かと思いますが、どういうシチュエーションなんでしょうね。

 ここを左に行くと桃太郎神社の桃形鳥居と本殿があります。まずはお参りを行おうと思います。
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 桃形鳥居は作るのに大変だったと思います。

 そんな桃形鳥居ですが、このような札がかかっておりました。
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 「桃形鳥居をくぐれば、悪は去る 病は居ぬ 災いは来じ」とのことです。中々洒落ていますね。

 本殿へ向かう途中に小さな滝のようなものがありまして、その中に祥雲先生の作品がまたありました。気を抜いてはいけません。
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 「もう悪いことはしません この涙を見てください」との鬼です。ホースでゆっくり水流を目から通して涙に見せるという細工です。
 これは作品の中で一番メンテナンスが大変そうだと思いました。

 本殿には桃太郎神社の由来が掲げてありました。
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 伊邪那岐命(文中は伊邪那枝命)の話でスペースの6割近くを使ってしまっているところに若干のペース配分の悪さを感じさせます。加えて伊邪那岐命が黄泉の国で追いかけられたのは伊邪那美命の筈なのに。
 ここはシンプルにもっと桃太郎メインで良かったと思います。

 常陸宮ご夫妻がいらした際の説明や、昔の「桃太郎まつり」の紹介などもあります。
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 私は「桃太郎さくらまつり」の最中に参りましたが、このGWに行われる「桃太郎まつり」も楽しそうですね。

 次は宝物館の紹介です。


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