ロシアのオリジナルキャラクター

 気の利く後輩がモスクワで買ってきてくれました。
russianmouse_01
russianmouse_01

 ねずみのキャラクターのマトリョーシカです。
 後輩はこれを見つけた際、真っ先に私への土産にぴったりだと思い、帰国して渡すところを想像し店の中で吹いてしまったところ、すかさず店員から「これはロシアのオリジナルキャラクターで、Russian Mouseだ」と旧共産圏的な無表情のままに言われ、その強引さや粘り強さ、諦めの悪さに二度吹いてしまったそうです。
 さてその「オリジナルキャラクター」を検証していきましょう。
 まず大きさですが、フリスクのケースと並べてみました。こちらを参考にしてください。
russianmouse_02
russianmouse_02
 マトリョーシカですので1つ開けてみますと、今度はオリジナルな犬のキャラクターが顔を出してくれました。
russianmouse_03
russianmouse_03
どんどん開けて行きますと、どんどんとオリジナルキャラクターが現れます。
russianmouse_04
russianmouse_04

 小さい方から2番目のキャラクターは何の動物かも分からず、本当にオリジナルなのかもしれません。
 マトリョーシカの断面と1番小さいアヒルのキャラクターの比較です。
russianmouse_05
russianmouse_05

 職人さんの努力はその方向性に疑問は残るものの素直に認めたく思います。

 なお、「オリジナルなハチミツ好きの黄色い熊のキャラは無かった?」と聞いてみたところ、有ったのだが造りや色塗りが雑だったので買うのを止めたとのことでした。ちょっと見てみたかったです。

 ロシアには「チェブラーシカ」や「こぐまのミーシャ」など、誇るべき愛らしいキャラが存在するのに、どうしてここを目指すのかという点は不思議に思いました。