珍キャラクター 一覧

大樹寺公園 ロボットすべり台

 少し前に三河地方に行く用事がありまして、確認して参りました。

 愛知県岡崎市は大樹寺公園にある「ロボットすべり台」です。風雨に曝され塗装が剥がれているものの長年愛されていることが良くわかります。ちなみに若き日の徳川家康公が「厭離穢土欣求浄土」の言葉を授かった大樹寺がすぐ近くにあります。

 横から見たところです。

 ロボットの操縦席?と思しき、顔の内側から外を見たところです。緑がきれいです。

 例によって実際に滑ったところを動画に撮ってみました。結構勢いよく滑ります。

 ロボットすべり台の横には地球儀型の回転遊具「グローブジャングル」がありました。「ロボット」と「地球」とでSF感が増す、とても良い配置です。

 大樹寺から岡崎城への散策のついでに是非!
 そして良かったら同型機の過去ご紹介もどうぞ。王子六丁目児童遊園 ロボットすべり台北子安公園 ロボットすべり台


新しい世界の扉(のドアノブ)

 スポーツジムの外壁に飾られていた画像の一つです。ヨガの光景の画像で、左に進むと入口の様です。

 パッと見で違和感があり近寄ってみました。更に近寄ってみることにします。

 真ん中の女性の手を合わせたところに鍵穴があり、そしておへその辺りからドアノブが出ております。意図的な設置なのでしょうか・・・。

 女性の表情やポーズと合わせてドアノブの存在を考えると、なかなかイイ味が出ていると思います。このスポーツジムに入ると新しい世界の扉が開けるのかもしれません。


それゆけ王ちゃん800号

 沼津港に遊びに行った折、沼津バッティングスタジアムさんにも足を延ばしてみました。

 こちらは看板からもお分かりいただける様に、昭和の雰囲気の非常に濃い、イイ味のバッティングセンターでして、イイ味の野球少年のマネキンや・・・

 「ゲーム方法をよく見てから ゲームをする様にしましょう」といった注意書きなど、令和の雰囲気は皆無の素晴らしい施設です。

 通路横に突然現れる「物置」への入口ドアにはこんなステッカーが貼られていました。

 「サウスポーピンクレディー」「それゆけ王ちゃん800号」という文言と共に何ともイイ表情の王貞治さんの似顔絵が書かれております。調べてみると王さんは1978年の8月30日に大洋ホエールズの大川浩選手から800号のホームランを打たれておりました。800号を目指すところでのこのステッカーなのでその少し前に作成されたものと思われます。王さんを応援するにあたっての「サウスポーピンクレディー」という文言の取って付けたような唐突さが結構面白いです。

 現在の私たちが大谷翔平さんに驚く様に、この当時はみんな王貞治さんに驚いていたのでしょうね。昭和の雰囲気に浸って色々と良い経験ができました。
 このブログの20周年最初のエントリーという事で縁起の良いものを挙げてみました。


ベトナム旅行2023 おまけ

 ベトナム旅行のおまけです。

 メジャーな観光地も周っているのですが、個人的に好みの場所であったのは「ベトナム民族学博物館」と「ベトナム婦人博物館」でした。キン族以外の文化も詳しく見られます。どちらも大分長居しました。


 ベトナム料理は結構何でも好きなのですが、今回初めて食べたものの中で気に入ったのが牛肉と香草類をフォーの生地で巻いた「フォークオン」という料理と、米粉を練ったものにスープを掛けて厚揚げや香草等を乗せた、日本のお雑煮の様な「バインドゥックノン」という料理です。フォークオンは日本で流行ってもおかしくはないと思っています。フォークオンは大体一人前40000ドン(日本円で250円)、バインドゥックノンは同じく20000ドン(同125円)でした。

 散策して歩き疲れたところで「ビアードパパ」に遭遇しました。日本でも月1くらいで食べており見かけたときは嬉しかったです。基本のシュークリームは35000ドン(日本円で220円)でした。日本では199円なのでほぼ同価格ですね。バインミーティが同じくらいの値段で食べられますのでベトナムではちょっと贅沢なご褒美の品かもしれません。

 シナモロールのリュックサックを背負ったおじいさんが居ました。私は笑ってしまったのですが他の皆さんは特に反応をしておりません。個人的には大谷選手のマイメロリュックを思い出しています。

 面白日本語には今回もあまり出会えず「こんにサンキュー」というお店の看板くらいとなりました。「あっ、面白日本語を使った商品だ!」と思ったお菓子も中国製でして、日本語がまだまだ馴染みのない事を感じます。しかし昨今在日ベトナム人は増えているので、今後はその方々経由での面白日本語の発展を期待したく思います。

 ハノイは中々味わい深い街でした。大気汚染をはじめとした公害が問題視されている様なのですが、人は穏やかで料理がおいしく全体的に緩い雰囲気で、大分のんびり過ごすことが出来ました。またのんびりしに行ってみたく思います。


ハノイ公安博物館

 懲りずに引き続きうちのブログらしいものを取り上げて参ります。

 ハノイは首都という事もありまして博物館の類が充実しており、とても楽しめました。その中で今回ご紹介するのがこちら「ハノイ公安博物館」です。「自由に扉を開けて入って良く、無料」との看板を信じて中に入って行きます。

 中に入ると公安職員のマネキンが出迎えてくれます。交通整理中の婦人警官の手が示す方を見てみると・・・

 他の公安職員が待っておりました。どうやら男性職員はどなたも同じ顔の様です。最初からイイ味の展示です。



 2階に上がるとハノイ公安の歴史紹介の展示物が並んでおります。歴代署長の紹介に

 過去の制服の紹介に

 おなじみプロパガンダポスターや過去の装備の紹介もあります。青いサイドカーは少し可愛らしいですね。

 変わったところでは押収した武器の紹介や、ハノイで起きた有名な事件と犯罪者の紹介もありました。(日本人犯罪者のものもあり)

 「もうイイ味の展示はないのだろうか・・・」と思っていると期待を裏切らず現れてくれました。再度マネキン登場です。

 「仕事に対して献身的でなくてはなりません」との故ホーチミン主席の教えを掲げて、文官の仕事ぶりを表現しています。例によってこの男性も先に紹介した方々と同じ顔でした。

 1階には売店がありまして、置物や飾りなどの公安グッズや写真集が売られていました。

 ここまでざっとハノイ公安博物館の紹介をしてまいりましたが、何よりも驚いたのは私の見学中、この空間には他に誰も居なかったことです。何度も「すみませーん」と(ベトナム語で)呼びかけてみたのですが誰も出てきませんでした。当然売店でも何も買うことは出来ず。防犯カメラは付いていると思いますが無防備過ぎる気がします。「公安博物館だし、器物損壊や窃盗などの犯罪は出ないだろう」という考えなのでしょうか。しかし落ち着いて見学できたので良しとしたく思います。

 帰ろうと思い、出入口に向かったら「WELCOME」との泥除けマットが逆向きでした。こんなところでもイイ味を出しています。

 ハノイ公安博物館は結構な珍スポットでした。有名スポットであるホアロー収容所跡のすぐ近くにありますし、ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。


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