珍キャラクター 一覧

發狂的 大馬鹿安の店

 夏に長野旅行に行きまして、その際に確認をしてきました。超有名物件「發狂的 大馬鹿安の店」早川さんです。

 きっと昭和の時代からある看板だと思いますが、私が初めて見たのは20世紀の終わりくらいでして、その頃と比べても建物の外壁共々大分色褪せが進んでいました。思わず「令和になっても残してくださってありがとうございます!」と心の中で叫んでおります。

 「發狂的」と旧字を使っているところ、「大馬鹿」という表現、達磨をわざわざ逆さにしているところ、とその狂気が本物であることがひしひしと伝わってきます。しかし実にイイ味の看板ではありまして大らかな時代に作られたものであることを感じさせます。過去には別のお店でこんな商品もありましたね。
 少し気になって達磨を180度回転させてみました。

 厳めしい顔を想像しておりましたが、意外と優しい顔でした。

 お隣は駐車場になっており「美容室 ジョイ」さんが使われているようです。発狂からの歓喜です。
 お店は大分前に閉店となっている様でいつまでこの建物が存続するかはわかりませんが、全国的に有名なこの「發狂的 大馬鹿安の店」という看板は記念に残しておいていただきたく思っております。

 このブログをご覧の皆様も良いお年をお迎えください。


みんなで遊ぼう! 夢の地 鬼ケ島

 有名物件、赤鬼・青鬼の遊具を見に愛知県春日井市の鬼ケ島公園に行ってきました。JR中央本線 高蔵寺駅からタクシーで 5分程のところにあります。

 「みんなで遊ぼう! 夢の地 鬼ケ島」というキャッチフレーズが早速イイ味出しています。桃太郎が勇気を振り絞って向かった地である鬼ケ島はなんと遊べる夢の地だったのですね。
 あと、ここでは壁画で横たわっている赤鬼を是非覚えておいてください。

 公園の入口には赤鬼が金棒を持って座っております。しかし全然怖くはなくむしろ愛嬌があり、私はお笑いコンビ「ヨネダ2000」の愛さんに少し似ていると思ってしまいました。

 公園の一番奥にはこの公園の一番人気、青鬼が横たわっております。顎は張っておりますし藪睨みではありますが、どことなく妖艶な感じがあります。

 背中がすべり台になっていましてしっかり滑ってきました。良かったらこちらの動画をどうぞ。

 ここで先程私が「覚えておいてください」とお願いした壁画の赤鬼と、このすべり台の青鬼とを比べていただきたいのですが、ポーズ・巾着の存在及びその抱え方・角の本数・髪型・腰巻、ときっと同一の鬼である筈なのに肌と髪と巾着の色が違っております。塗り替えたのでしょうか・・・

 私は日曜日の昼頃に行ったのですが、公園には私以外誰も居りませんでした。しかし近所に保育園があり、平日は子供の遊び場になっているかと思います。
 両鬼の塗装はばっちりで、しっかりメンテナンスされており、鬼ケ島公園はうらぶれた雰囲気とは皆無の良い公園でした。


ニューヘアーモード

 「ニューヘアーモード」とのことです。

 笑顔の紳士の横顔のシートが床屋さんの窓ガラスに貼られておりまして、中々イイ味だしております。「ニュー」だったのはいつの時代なのだろうと思いを巡らせてしまいました。
 一方、縦長の看板には昔のアメリカの、映画俳優の似顔絵風の顔が並んでおり、「アメリカンニュースタイル」を思い出してしまいました。

 お店の名前は「ヘアーサロン アキ」さんとのことです。

 佇まいに、長年この地域の男性の頭を整えてきた実績から来る風格を感じます。


元気な野菜

 まだまだ暗いニュースが続いておりますので、こちらのブログではできるだけ明るいものをお送りします。
 なかなかイイ味の絵が描かれておりました。

 「元気な野菜」とあります。トマト・きゅうり・チンゲン菜・にんじん・なす・ピーマンが仲良くラインダンスを踊っています。表情もイイですが、波打ったフォントもイイ味出しています。これが何の絵かというと

 「自然村」さんという自然食品のお店の、装飾テントの絵でした。木と葉をあしらった感じのロゴもイイ味出しています。

 この野菜達の様に、様々な民族が肩を組んで笑える時代が早く来て欲しいものです。


明るい生活

 全世界的に暗い話が広がっているため、このブログでは明るいものをご紹介したく思います。

 「明るい生活」とあります。お母さんと娘さんなのか、お姉ちゃんと妹ちゃんなのか、の女性二人組の絵は昔の漫画の絵の様でとても可愛らしいです。ところでこれが何かといいますと

 台所用品中心で金物を扱う「まきの淸 金物店」さんの看板でした。全体では「明るい生活 清潔な台所 便利で丈夫な まきの淸のキッチン用具」とあります。女性二人組の絵だけでなくフォントもイイ味出しています。
 お名前は「清」の旧字である「淸」を、清潔の「潔」の字には「氵契」を使っており、こだわりも感じます。

 店名に店主の方のフルネームを付けるのはマツモトキヨシの様で、あちらが「マツキヨ」ならば、こちらは差し詰め「まききよ」となりますね。

 ここで振り返って女性二人組の絵を見直しますと紙袋に「まき…」と入っており、こちらでの買い物後であることをさりげなく示されているところが細かくも洒落ていると思いました。


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