台湾 一覧

麻豆代天府 その1

 お次は台南市の郊外にある麻豆代天府をご紹介いたします。

 麻豆代天府は、様々な本やサイトで紹介されているためご存知の方も多いと思いますが、私の好きなサービス精神旺盛なタイプのお寺です。

 台鉄台南駅から30分ほど北上した台鉄隆田駅が最寄り駅でして、隆田駅からタクシーで15分ほどの場所にあります。

 隆田駅からタクシーに乗ったら運転手さんが「時間を指定してくれれば、迎えに来るよ」と言ってくれたので、時間と安心を買っておこうとお願いしておきました。商売上手ですね。台南駅から隆田駅までの運賃は38元(日本円で137円)、隆田駅から麻豆代天府までのタクシー料金は200元(日本円で720円)でした。

 最初の画像の門をくぐり境内に入るといきなり爆竹が敷かれております。

 「これは何に使うのだろう・・・」と思っていた矢先に祭礼が始まりました。良かったらこちらの動画をどうぞ。

 見どころは 0:50 から始まる爆竹の爆発と、4:50 から始まる青年の痛そうな剣の舞(血止め処理付き)です。終始演奏されている癖になりそうな音楽も大きなポイントです。

 因みに祭礼はもう1つ見ることが出来まして、良かったら次の動画もどうぞ。こちらは打ち上げ式の爆竹を鳴らしています。

 良い日・良い時間に訪れることが出来た幸運に、気持ちが大分盛り上がりながら参拝を始めました。

 続きます。

 


烘爐地

 今回の旅では私はガイドに徹してあちらこちら案内し続けたのですが、有名スポットの紹介は他のサイトにお任せして、うちのブログらしいスポットをご紹介したく思います。

 まずは「烘爐地」(ホンルーディ)です。

 かつて放映されたNHK BSの『地球タクシー「台北を走る」』という番組で登場したタクシー運転手の方が「風水的にとても良いパワースポット」として紹介されていて、ずっと行ってみたいと思っておりました。

 烘爐地へは地下鉄の南勢角駅からタクシーを使うのが楽だと思いますが、私達はバスで行きました。近辺まで走るバスは何本かありますが、新北市が無料で運行している「F512副」という路線は地下鉄の南勢角駅や景安駅から乗れ、烘爐地の一番上の駐車場まで行ってくれてとても便利です。(『地球タクシー』を見て行ってみたいと思ったのに・・・)
 なお、夜景が綺麗だとのことで夕方から向かっております。

 冒頭の画像の像は、土地を守る神様「土地公」です。高さは100mだそうで東南アジアで一番大きな像と紹介されています。土地を守ってくれることから転じて財運の神様として祀られております。

 お宮は財神殿と主殿に分かれておりまして、大きな土地公の像と併設されているのが財神殿で

 

 財神殿の横の参道を登りきったところにあるのが主殿です。こういった場には珍しくGoogle Mapのストリートビューが整備されておりましたので、是非参道を登ってエア参拝してみてください。

 以下おまけです。

 「土地公像の大きさはサービス精神の表れだ」と睨んでおりましたが、やはり色々なところでその発露が見出されまして、ゆるキャラの神様が居たり恐竜の像があったり参拝客を楽しませてくれました。

 お勧めどおり夜景が綺麗でこれを見にわざわざ来る人達も多いようです。私もこれだけで来た甲斐があると思えました。

 山の麓からの参道途中にある竟南宮(仙公廟)や南山観音寺も風情があって良かったです。

 参拝の仕方がわからないものの一通り巡ってお賽銭をお供えし、家族みんなの経済面での充実を祈ってきましたが届きましたでしょうか。「烘爐地」は外国人の私にもわかりやすいパワースポットでした。


台湾に行ってきました。2019

 平成の終わりに台湾に行って参りました。

 母が「一度台湾に行ってみたい」と言っていたことから、長期連休の機会を活かしその希望を叶えるために母と妹と私で台湾旅行に出てみました。母と妹は初訪台だったのですがすっかり台湾の魅力に取り憑かれてしまい、最終日には揃って「帰りたくないー、また直ぐ来たいー」と言っております(笑)

 例によってまずは小ネタから。

 ・羽田空港と松山空港を利用したのですが、それぞれ出国手続きは空港到着後10分ほどで終えられました。ますます便利になってきておりますね。

 ・旅を通して私は全然雨に降られず各地を巡ることができました。しかし私の帰国直後はひどい雷雨だったようで・・・

 ・2日目の晩御飯を食べた家族経営のお店で何処から来たか聞かれ、日本からだと答えたら、店の手伝いをしていた中学生くらいの娘さんが日本贔屓だったらしく「まぁ、よく来てくれました」と手を叩いて喜んでくれました。こういう出会いは大事にしたく「是非日本に遊びに来てね」と伝えております。

 ・GW中ということで有名な観光地には多くの日本人観光客が居りまして、中国語を全く話せない方が感謝でも軽い謝罪でも挨拶でも相槌でも何でもかんでも「謝謝」で済ませようとするところに苦笑していたのですが、気がつくと母と妹もほぼ同じ様なことをしておりました(笑)

 ・美味しいものをたくさん食べたはずが体重は少し減っておりました。良く歩いたことが理由の1つだと思いますが、仕事中のダラダラとした間食は本当に良くないものだと異国の地で実感しております。

 ・今回もまたどこへ行っても本当に親切にされました。ストレス無く旅行できるのは台湾のとても良いところです。

 しばらくまた台湾ネタで更新します。


台湾旅行2016 おまけ

 今回の台湾旅行で見つけた、うちのブログ向けのネタをご紹介いたします。

 まずは「StarFucks Cafe」です。「スタファ」ですね。近くにある麺線の店と肉まんの店目当てで通りかかったところ見つけました。
 目を疑いましたが、実際に真面目に営業されているようです。冗談でやっているのならともかく、真面目にやられているようなのでどなたか忠告してあげれば良いのにと思いました。

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 お次は地下鉄でよく見かけた「風の魔術師」という扇風機の広告です。これはサーキュレータとしても使えそうです。
 「うちに魔術師が居る」「魔術師を操っている」と吹聴したく、少し欲しくなりました。

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 「綺麗とエネルギー」とのことです。太和工房さんというお店のキャッチフレーズのようです。形容詞と名詞を並列させるところは面白いと思いました。

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 「幸せなデザート」杏仁豆腐とのことです。「あなたに食べられて幸せ」ということでしょうか。
 お釈迦様に我が身を提供すべく火に飛び込んだウサギを思い出してしまいました。(´・ω・`)
 ちょっと小さいのですが右側に「新食感 獨特の味」と書いてありまして、それも面白かったです。

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 今回も台湾は私を癒してくれました。台湾にはまだまだ行きたいところがたくさんあるので、お金を貯めたいと思います。ありがとう!台湾。


サイケ+郷愁=彩虹眷村

 今回の台中来訪の目的地は3つありまして、先のビール工場と「宮原眼科」というスイーツの店と「彩虹眷村」なのですが、宮原眼科の説明は他のお洒落ブログにお任せして、「彩虹眷村」についてご紹介します。

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 「彩虹眷村」とは、住民が減り寂れてしまった元軍人の移民地(眷村)において、残った住民であった1924年生まれの黄永阜さんが村全体に絵を描いて色鮮やかに塗り直したところ、虹の村「彩虹眷村」として大いに評判を呼び、再開発での取り壊しを逃れ、公園を併設して保護区となった・・・という場所です。サイケな色使いがなんとも言えません。

 まだ眷村として黄永阜さんをはじめ、人がお住まいなのですが、観光スポットとなっております。

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 当然、生活感のあるところもちらほら見られます。

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 村の中ほどには売店がありまして、黄永阜さんをお見掛けすることもできました。お元気そうで何よりです。皆さんペンキ代の捻出のためにもグッズを買いましょう!

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 村全体が黄さんのアートと化しているためどこへ行っても楽しめます。個人的には長期連載の漫画のように段々と上手くなってきているところが面白かったです。

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 わざと人が写りこまないように撮影していますが、平日の昼でも人はいっぱいでした。ひっきりなしに人が訪れます。

 人の流れから隠れるように置いてあった、空きペンキ缶の数々が創作の苦労を物語っています。

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 小さい村で15分もあれば一回りできますが、私は何だかんだ3時間近く滞在しておりました。

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 とても元気が出てくるスポットです。


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