名前ネタ 一覧

なんとなく

crystal
 看板に「くりすたる」と書いてあります。お店はスナックのようでした。手書きで色使い諸々含め素っ気無いところもイイ味出しています。室外機のすぐ横の看板という滲み出た生活感もワンポイントです。町に溶け込んだ庶民的なスナックなのでしょう・・・。

 「くりすたる」と言えば、『なんクリ』でもクリスタルケイさんでもクリスタルキングでもなく、漫画『コブラ』のクリスタルボーイがまず思い起こされる私ですが、このくりすたる栗廃るだったら嫌だなぁと、汗を拭き拭きベタに考えてしまいました。


蔦の生い茂る・・・

ivydaicho
 昔の甲子園球場のように蔦の生い茂るお尻を思い浮かべてしまいましたが、このアイビー大腸肛門クリニックさんは結構有名なクリニックらしいです。

 何でこの名前にされたのかと色々考えた(蔦?アイビーリーグ?アイビーファッション?)のですが、電話帳で最初の方に載るテクニックを使われたのでしょうか・・・。


トリュフとフォアグラと、あと・・・

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 スナック「キャビア」さんです。店名はあの高級食材から取ったのでしょうか。飲み物はウォッカでなくキリンビールなのかというツッコミは置いておきましょう。
 看板は、筆で几帳面に書いたようなフォントがイイ味出しています。名前以外からは洋風な印象は受けません。

 なお、こちらのお店は閉店してしまったのか、看板だけではなく壁面を使った店名表示部も重力に負け、下がってしまっています。ちょっと残念です。
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 高級食材にちなんだ名前なのに、お高くとまったようには感じないのは、こちらこちらに似ていますね。

 ちなみに私は社会人になりたての頃と1年半くらい前に、キャビアを小瓶で丸々もらったことがあったのですが、どちらの時も完全に持て余しました。私にはしょっぱすぎます。


二度あることは三度目の正直。

 本好きの友人と、「有名人が人気絶頂のときに、つい世に出してしまった自叙伝類」の話をしていたところ、ふと思い出して図書館で借りてしまいました。ことある毎に話題となる堀紘一さんのサラリーマン自己啓発シリーズです。

 まずは1998年出版の『一番いいのはサラリーマン』です。
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 「辞める自信がなかったら、徹底的にサラリーマンになりきること。どうすれば大きな努力をせずに楽しい会社生活を送れるか、気配り上手でない人が小さな工夫で残りの会社生活をいかに乗り切るかを説く。」という主旨の本です。

 次に2004年出版の『サラリーマンなんか今すぐやめなさい』です。
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 こちらは「一流のビジネスパーソンになるには実現力が必要。実現力とは「目標達成+戦略策定+戦術選択」。これを身につけて、自分の道を切り開くにはどうしたよいのか? ビジネスマンの成功法則を具体的な事例をもとに公開。」という主旨の本です。

 魅惑のツートップを並べてみました。
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 正反対の意味の題名の本でありますが、あまつさえ、青いスーツのサラリーマンがもう一冊の本の存在を無視すべく目を逸らしているような感じさえ受けます。 

 そんな不本意な題名の本を出してしまった過去を悔やんでいるのでしょうか・・・『人生のすべては、取り返しがつく!』です。
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 (但しこれは2002年出版です。)

 結局取り返しはつかず、堀さんはもう自棄になったのかもしれません。2008年出版の『一流の人は空気を読まない』です。
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 過去豹変した自分を正当化するような勢いです!(嘘)
 こちらは「会社の空気ばかり読んで、「会社のプロ」に成り下がっているようでは、国際競争の時代に生き残ることは難しい。他人と同じであることをやめる新しい発想とは?」という主旨の本です。

 最後に並べてみました。
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 私はというとなかなか興味深く読むことができました。ちなみにWikipediaでは「一見主張に一貫性が無いように思われがちであるが、これは、単に想定読者層が違うというだけである。」と記されています。 
 長きに渡り広範囲に、ビジネス書を著すというのは大変そうです・・・。

 私は比較的図書館を良く利用しておりまして、司書の方によっては、顔も覚えてくれ、かなりフレンドリーな応対をしていただけるのですが、そのフレンドリーな司書さんが受付カウンターで表紙を並べて笑ってくれた時はちょっとうれしかったです。


名は体を表さず・・・

 「カットマン」とのことですが、卓球選手ではなく床屋さんです。
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 「理容カットマン」さんの看板です。イメージキャラクターの伝蔵さんバボちゃんのような体に3色のモヒカンで、顔はなく、しかもサムアップ・・・と名前は古風ですが、なかなかシュールな仕上がりでイイ味出しています。
 そもそも伝蔵さんという名前も理髪店にあまり直結しない名前のような気がしてこれもシュールです・・・。

 なぜか床屋さんは面白い看板が多いですね。


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