街角からの主張 06-07 一覧

実在するんですね

 何度も何度も自分の見間違いでないか確かめ、何度も何度も回りを確認しながら※撮影してしまいました。
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【八百長】やおちょう やほちやう
 〔八百屋の長兵衛(通称八百長)という人が相撲の年寄某とよく碁を打ち、適当に勝ったり負けたりするように手かげんをしたことから出た語という〕勝負事で、真剣に争っているように見せながら、前もって示し合わせたとおりに勝負をつけること。なれあい。いんちき。

『大辞林』より

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 慣用句はともかくとして、八百長さんという八百屋さんが実在するとは思いませんでした・・・。長山さんとか長嶋さんとかの付く名前の方が経営されている店だと思いますが、なかなか趣き深いものがあります。長年地域に溶け込んでいて「地元の八百屋さん」といった感じの店構えです。
 年季もあり、有名なのだと思いますが、自分のネタ備忘録として撮影しました。

 ※ただ単にふざけて名前を馬鹿にする者と思われたくないため、私は他の看板を撮るときも良くやります。


八人打ちってこと?

 全体的に茶色っぽい風景だと思いました。 
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 イイ味出した看板の麻雀荘です。TVマージャンというのも時代を感じさせてイイ味つけをしています。それにしても店名(エイト)にもなっている「8」という数字はどこから来たのでしょうか?
 「麻雀卓が8卓ある」「2階だから4人打ちの4に2をかけた」「店長の名前に八が付く」・・・

 こういったものは想像しているときが一番楽しいのかもしれません。


セレブ大安売り

 新年会の途中に発見したガチャガチャです。
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 「セレブな便器たち」とお子様のはーとを鷲掴みにしそうなネーミングです。精神年齢の低い私もほろ酔い加減で挑戦してみました。

 中身はこんな具合です。 私はどうやら洋式便器が当たったようです。
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 グリーンメタルの色使いがセレブなのでしょうか?私が知らないだけで太閤秀吉の昔から「便器は光らせたら勝ち」というルールがあるのかも知れません。
 紐も付いており「あなたさえ良ければ携帯電話に付けても良くってよ。」と言ってくれそうです。
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 ふたを開けると中に「う○ちくん」と呼びたくなるような、排泄物と思しきものが鎮座しておりますが、レインボーカラーで色づけされかつ微笑んでおります。セレブの余裕でしょうか。
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 ただ残念なことにはこのセレブな便器には便座がついていないんですねぇ~。
 他の種類には「和式便器」「トイレットペーパーホルダー」があるそうです。トイレットペーパーホルダーはマグネット式でメモホルダーとして使えるのだとか・・・。

 なお隣には「うんちバキューンVSうんち棒」というこれまたお子様のはーとを鷲掴みにしそうなガチャガチャがありましたが、さすがに直接的過ぎて私の守備範囲にはないと思い、小銭もなかったことから挑戦を留まってしまいました。
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 この「セレブな便器たち」はシリーズものが作りにくい感じのガチャガチャですね。単発花火で終わってしまいそうな点が少し残念です。


どうだ分かったか!?

 学生服のお店のシャッターです。この地方ではとても有名なお店なのだそうです。

 まず日蓮上人の『開目抄』の一節「孝と申すは高なり」をシャッターに書いて紹介し、次にこの言葉を知らない子供向けに「みんな親孝行をしよう!」と分かりやすく促し、最後に英語を習っている子供向けに英語(しかも筆記体)で念を押した・・・というところでしょうか。学生服のお店ならではの展開です。
 孝行の気持ちは私を含め日蓮宗でない人にとっても、勿論非常に大切なものですが、3行目は完全に蛇足のような気が・・・。2行目で止めて置けば安っぽさを回避できたものを・・・。惜しい気がいたします。
 ふと大昔の「スーパードライ」のCMを思い出しました。

 しかし愛のある口うるさいご隠居が少なくなってきている今日、ベタと言われようが、こういった地道な啓蒙活動が必要なのかもしれません。
 個人的には左上の「丸」にひらがなの「や」のあっさりとしたトレードマークが気に入りました。

 今年もよろしくお願いいたします。


飲む前に飲む。

 某損害保険会社の支店の駐車場にあったコーンです。 大量に存在しておりまして、その中からイイ味出している字のものを選んで撮影しております。
 シミュラクラ現象か、私は見ているうちにだんだん赤鬼・青鬼に思えてきました。(「ソ」の字が釣り目で・・・) 若しくは五百羅漢というところでしょうか。
 半濁音の「○」も力作や手抜きのものがあって違いが楽しめます。

 昔懐かしいあの名CMソングを思い浮かべながらご覧下さい。




 ビニールテープでなく油性マジックで普通に書けばいいのにと思いましたが、ビニールテープであるからこそ、この力作が生まれたのでしょう。

 このサイトをごらんの皆様、どうか良いお年をお迎えください。


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