街角からの主張 06-07 一覧

ぶった斬る。

 バサッと一刀両断です。
buttagiru_2
 物価を斬っています。ぶった斬るより物価斬るというところでしょうか・・・。
 白土三平さんの劇画のようなタッチがイイ味出しています。あと意図が分かりやすくて結構いいアイディアですね。

 どんなお店の看板かというと
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 サムライさんというディスカウントショップのものでした。

 御サムライ様、ソファが欲しんだけんどもなんとかなんねぇべか。ついでにおらの仕事も斬ってくんねぇべか。 御サムライ様、お願ぇだ。

 白土三平さんの劇画では侍は悪役が多かったのが、少し不安なところです。


団地人

 新しいジャンルの人類だと思いました。
danchibito
 防犯に心をくばる団地人(だんちびと)」との防犯啓蒙標語です。「だんちじん」でも「だんちにん」でもなく「だんちびと」であるところにこだわりを感じます。団地全体の結束力も強そうですね。
 錆びの具合からしてもかなり昔からある看板なのではないでしょうか?文字のところだけ錆びず、イイ味出しています。こんなに古くなっても設置されているということは、多くの方の思い入れのある物なのかもしれません。

 「人」を「びと」と読ませる言葉は「恋人(こいびと)」「村人(むらびと)」「盗人(ぬすびと)」「まれびと」「小人(こびと)」「サマリヤ人」「罪人(つみびと)」・・・など結構印象的なものが多いですね。


修安に靴戦理さ挑

 店先でパタパタなびいているところを見つけました。
kutsushuri
 セロハンテープの色の変わりかたといい、貼られてから時間が経っていると思われます。なかなかイイ味出した貼り紙です。

 実際のところ、「靴修理安さに挑戦」と読ませるようです。でも、これを見る限り挑戦のしどころは安さ以外にもあるようで・・・、完全に客に挑戦しているとしか思えない表記ですね。

 店や貼り紙の趣きからして作者は年配の方と思いますが、昔はハイカラと言われていたに違いありません! どんなやり方で「安さに挑戦」をしているのか非常に気になるところです。


豹は?豹はどこにいるの?


 グリーンパンサーさんです。 ピンクのすずらんの絵がかわいらしいです。白が一般的ですけどピンクも良いですよね~。
 それにしても肝心なところには全く触れず、何事もなかったかのように爽やかなところが侮れません。高テクニックだと思いますし、結構好きです。

 もしかしたら見る者にノリツッコミを促しているのかもしれません・・・。


韻を踏んでいます。

 居酒屋の店先の貼り紙です。
pizzagyoza
 ラッパーに「♪自っ家製手造り! ピッツァ、ギョ~ザァ!」と節をつけて歌ってもらいたくなりました。

 何気にイタリア料理と中華料理の饗宴です。本当は何料理が売りの居酒屋さんなのでしょうか?あとピザと餃子の微妙な値段差(100円)も気になります。
 でも出来合いのもので済まさず、良心的な値段で提供する真面目な姿勢が好感持てます。


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