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ブハラ 歴史地区

 私がタシケントの次に向かったのがブハラです。中国では唐の時代に「安国」と呼ばれておりました。
 歴史地区として町が世界遺産に登録されておりますが、小さい町なので効率よく簡単に観光ができます。
 タシケント同様、印象に残ったスポットを紹介して行きます。

 まずはチャル・ミナルです。4本のミナレット(光塔)という意味です。鳩がたくさん住み着いておりました。
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 ウルグベク・メドレセアブドゥルアジスハーン・メドレセです。2つはお向かいさんでして、内部は同様に土産物屋になっています・・・。後者左側の塔先端の黒い物体はコウノトリの巣です。
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 メドレセついでにミル・アラブ・メドレセです。旧ソ連時代にも神学校として使われていたそうです。
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 ブハラ一番の見所、カラーン・ミナレットカラーン・モスクです。
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 カラーンは大きいという意味だそうでして、それぞれ「大きな光塔」と「大きなモスク」ということになります。確かに大きな建物でした。
 カラーン・ミナレットはチンギス・ハーンの襲来時にも壊されずに済んでいます。内部は登れるようなのですが、私は何故か登らせてもらえませんでした・・・。

 ブハラ・ハーンの居城、アルク城です。通りかかった際にテレビ撮影をしておりました。
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 私が落ち着けたのはここ、イスマイル・サーマーニ廟です。中央アジア最古の建物らしく、タシケントの歴史博物館でも取り上げられておりました。チンギス・ハーンの襲来時に破壊されなかったのは、当時土の中に埋まっていたからとのことです。公園の中にありまして、すごくのんびりできます。
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 もう1つ落ち着けたスポットがブハラ郊外のバハウッディンです。中央アジアで最も有名なイスラム教の巡礼地とのことです。皆さん真剣にお参りしておりました。
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 女性にも開かれたモスクとのことで、女性の巡礼者が多かったです。観光バスでやってくるようでして、バハウッディン前には大きなバスの駐車場がありました。


タシケント サッカースタジアム

 タシケントにはFCパフタコール・タシケントFCブニョドコルという強豪サッカーチームがありまして、日程の関係上、試合を見ることはできなかったのですが、スタジアムを見に行ってみました。

 まずはパフタコール側から。
 パフタコールのホーム「パフタコール スタジアム」の場所は新市街の中心部近くのかなり良いところにあり、代表戦も良く行われます。日本代表が2010年南アフリカワールドカップ行きを決めた場所です。

 クラブハウスと記念碑です。
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 チケット売り場です。レプリカユニホームなども売っておりました。
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 スタジアムの外側です。この後スタジアム入口を撮ろうとして職員に大声で注意されました(苦笑)
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 一方のブニョドコル側です。
 近年オーナーがお金持ちの方に代わり、チェルシーのように補強をどんどん行っておりまして、エースがバルサでも大活躍してくれたヒバウド、監督がワールドカップ優勝監督のルイス・フェリペ・スコラーリと世界的に見ても豪華なチームとなっています。(ちなみに前の監督はジーコ)
 つい先日(11月12日)今シーズンの全日程を終えまして、ブニョドコルはウズベクリーグ優勝、ヒバウドは得点王になったようですね。

 スタジアムは「JAR」という総合スポーツ施設の中にありまして、名前は「JARスタジアム」です。
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 スタジアムの画像です。入口に鍵も掛けられておらず、警備も無かったので、勝手に中に入って席に座りくつろぎながら撮影しております。
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 1万人収容できるかというところでしょうか。ヒバウドの居るチームとしては物足りなさを感じますが、きれいなスタジアムではありました。


タシケント 旧市街

 タシケントの旧市街のご紹介です。新市街に対して下町のような感じと言ったらよいでしょうか。

 旧市街の一番のスポットと言えばチョルスーバザールです。食料品を中心に何でも揃う市場です。
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 上部左側の画像がバザール全体の地図ですが、遊園地が丸々入りそうな大きな敷地の中にあります。

 野菜売り場です。写りきれていませんが八百屋さんがずらーっと並ぶ壮観な光景です。商材もほぼ同じでして、お客はどのように店を選ぶんでしょうね?
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 ドームの中です。チョルスーバザールの中での一等地なのでしょうか。
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 ウズベキスタンには朝鮮族の人も多く居りまして、キムチ売り場も設けられておりました。
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 人が大勢集まるところですので、バザールの客目当てに、敷地の外にも物売りの人たちがたくさん集まっておりました。
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 物売り以外にも大道芸人が居たりします。
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 食料品は試食させてくれますし、衣類や日用雑貨、携帯電話や小さな電気製品なども売っていて、飲食店もそこそこ充実しているので、一日楽しめるスポットではないかと思いました。

 下はチョルスーバザール近くのクカルダシュ・メドレセ(神学校)です。
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 バザールの喧騒を他所に、ここは比較的静かでした。


タシケント 新市街

 タシケントは中央アジア一の都市だけあって、結構都会でした。

 まずは「英雄」ティムール像です。
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 なかなか立派です。周りには木々が多く、それもカッコ良さに拍車をかけています。

 ムスタキーリク広場(独立広場)の母親像と広場横の国会議事堂です。
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 この辺りは、ウズベキスタンっ子の修学旅行コースのようでした。
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 第2次大戦後、抑留された旧日本兵の方によって(強制労働で)建てられたナヴォイ劇場です。
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 街中が壊滅的な被害を受けた1966年の大地震にもびくともせず高く評価されおり、親日にも一役買ってくれています。ちなみに噴水は綿花に見えるように作られているとのことです。
 私は時間が合わなくて見られなかったのですが、数百円くらいの値段からバレエを見ることができます。

 新市街で私が一番楽しんだのはここ、ウズベキスタン歴史博物館です。
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 建物は旧ソ連のかほりがしますね。

 ここでは原始時代から現代までのウズベキスタンの歴史を学ぶことができます。
 石像系が美しいままで展示されておりました。
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 もう1つおまけで旧ソ連のかほりを感じた建物、ウズベキスタンホテルです。
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 私が通った際、ちょうど結婚式が行われていました。


ウズベキスタンに行ってきました。

 1週間休みを取って、ウズベキスタン旅行に行ってきました。
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 行程をわざと緩やかにしたことに加え、人々も自然も素朴な感じで、かなりのんびりできました。

 以下、今回の旅全体の雑感です。
・成田空港内に100円ショップが欲しい。(難しいか?)
・韓国のインチョン空港は確かに良くできている。
・ウズベキスタンは物価がどんどん上がっており、『地球の歩き方』今年版に載っている物価より軒並み高かった。
 しかし元々がかなり安いのと、円高が進んでいるため他国の旅行より経済的負担は非常に軽い。
・11月上旬だが、日中に上着は全く必要なし。
・快晴の日が多く、空が一面青くて気持ちが良かった。
・ウズベキスタンの朝は遅く、夜は早い。(活動時間が短い!)
・今回も私は初見で日本人とは見られないままだった・・・。orz
・日本に対しての印象はとても良いようだ。
・新興国だがガツガツしている人は少なく、いろいろな人に親切にされた。
・子供と年配の方には受けが良いという私の傾向はこの国でも変わらなかった。
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 タシケント・ブハラ・サマルカンド・・・と回っておりまして、次のエントリーから、印象に残ったものをピックアップしてご紹介してまいります。


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