小物ネタ 一覧

ハノイの歴史的呼称を靴に。

 私の画像データ置き場に埋もれたままにさせるには少々惜しいと思った小ネタを続けてご紹介して参ります。こちらは、一柱寺(Chùa Một Cột)というお寺で「お堂と自分とを撮影してほしい」と英語で依頼してきたラテン系の方が履いていた靴です。

 日本人で東京住まいの私はパッと見でこのパチ物臭さに笑ってしまったのですが、かつてハノイは東京(Đông Kinh(ドンキン))と呼ばれていた時代がありまして、現在も東京義塾広場(Quảng trường Đông Kinh Nghĩa Thục)などの地名に名残があり、その「東京」を靴に表したベトナム製品かと思い直して「良い靴だね、撮影しても良い?」と画像を撮らせてもらったのでした。

 日本に帰ってきてよくよく調べてみたら「SKECHERS」の日本限定版で、日本の地名を漢字で施した「City Series」というラインナップの靴とのことでした。偶然に偶然が重なって私の読みは完全に的外れだったことになりますが良い思い出です。そしてこの方はアジアを巡る旅行をしていたのでしょうか。


ベトナム旅行2018 おまけ

 ベトナム旅行のおまけとまとめです。

 今回もコーヒーはよく飲みました。スターバックスが進出していたので試しに入ってみたのですが

 スターバックスラテのショートが62,000ドン(日本円で310円)、トールが70,000ドン(350円)、グランデが78,000ドン(390円)とあまり日本と変わらない金額でした。どこの国でもほとんど同じくらいの金額ですね。さすがグローバル企業なのですが、ハイランドコーヒーと比べると倍のお値段であり、やはり高く感じてしまいます。

 ちなみに今回私が飲んだ一番高いコーヒーはチュングエンコーヒーの「レジェンドコーヒー」170,000ドン(850円)で、一番安かったコーヒーはブンタウで飲んだ簡素な容器のもので15,000ドン(75円)でした。「レジェンドコーヒー」は大分強気ですね。

 飲み物といえばペットボトルの日本茶がどこのコンビニでも買えました。少し小さい容器ながらも値段はなんと9,000ドン(45円)でして水分補給で大変助かりました。

 最後に緩くて良いなあと思ったものを並べていきます。

 海水浴場からちょっと離れたところで見つけました。「禁止」と大きく書かれた看板です。

 いかにも危険そうな雰囲気で遊泳禁止区域なのかな?と思って近づいてみたところ、「海岸で魚介類を販売してはいけない」というものでした・・・。

 年季の入ったマネキン人形は色々なところで見ました。

 どれも真面目な顔で笑ってしまいます。あと服といえば下町に行くとまだまだパチもんに出会えました。これは「アッディダス」と読めばよいのでしょうか。

 ホーチミン1区で路上床屋を見かけました。街中で営業されていたことに驚きです。大昔は中国でもよく見かけたのですが、時代の流れかほとんど見なくなり寂しく感じておりました。こちらのお店は横を通るたびにお客さんが替わっていて人気はありそうです。

 今回もとても楽しい旅になりました。ベトナムは今後も益々発展していくとは思いますが、緩さは失わずに居てほしいと思っております!


Đôrêmon のショルダーキーボード

 とある売店でこんなものを見つけました。ドラえもんとキティちゃんのおもちゃです。

 顔を上下に2つ繋げ、その間に並べたボタンを押すと音が出るというものです。ギターに倣って言うとヘッドの部分に小さい顔を、ボディの部分に顔を含めた身体全体を、ネックの部分にボタンを並べた楽器のようなおもちゃです。ギター風な形ですが音を出すのはボタンなのでキーボードと言うべきでしょうか。

 「置いて行かないでー、買ってぇー!」と懇願しているように思えたので、小さい方のドラえもん(ベトナム語では「Đôrêmon」:ドーレーもん)を購入しました。値段は60000ドン(日本円で300円)、長さは29cmで、単3乾電池3本を用いる代物です。

 ホテルに帰って撮影したものがこちらです。改めて眺めながら「顔を並べて繋げるセンスは日本にはないよなぁ」と考えてしまいました。なお、一番下のボタンにはキティちゃんが描かれています。

 これがどんな音を奏でるのかは、こちらからご確認ください。最初にキティちゃんのボタンを押した後、1から順に7までボタンを押して、最後にまたキティちゃんのボタンを押しております。

 ドラえもんの愛されぶりがよく分かるおもちゃでした。


目覚しい時計

 昨年日本でも話題になった「MINISO」(メイソウ/名創優品)に行ってみました。
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 店名は「名創」の中国読みだろうと思っていたのですが、店員さんが店内マイクで「ファンイングァンリン(歓迎光臨)、ミニソウ!」と連呼していたので、正式な呼び方は「ミニソウ」なんでしょうね。

 ネットニュースや様々なブログで話題になっているとおり、中国で製造された商品に不慣れな日本語のパッケージ・タグをつけて販売されております。「日本公司監制」という位置づけのようです。
 大抵の小物雑貨は10元(日本円で200円)で売られていますが、ミニ家電などもあり品揃えは中々のものでした。
 ざっと面白かったものを紹介いたします。一応店員さんに撮影許可を貰っています(笑)

 「Peeler お魚さん」です。
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 つぶらな瞳が何とも言えません。

 「鳥語花香(ちょうごかこう)」です。
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 中々こういう商品で使われない四字熟語が日本っぽくなくて新鮮です。ひらがな表記にしなくても良いのになぁと思いました。「ミニ紙ハンカ」という表示がイイ味出しています。

 「上品ドアマット」です。
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 デビュー当時の椎名林檎さんだったらどんな歌詞が展開されるでしょう。

 権利問題の発生しそうな小物もしっかり存在感を出しておりました。
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 私が一番気になった商品「目覚しい時計」です。
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 雑に扱われても大丈夫なようにシリコンカバーで覆われています。これは25元(日本円で500円)でした。
 これ以外にもツッコミたくなる商品がたくさんたくさん並んでいます。

 ちなみに私はiPhoneのライトニングケーブル(「USBケーブル」)を購入しています。
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 これも10元でした。成田空港で高いものを買ってしまっていた自分を少し恨みました・・・。

 店内に張られていた企業イメージポスターです。
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「今の 生活が好き。だから、名創優品。」
「ここから無限に広がる ハッピーライフを 「いいね!」を いつもあなたに。」

とのことですが、皆さん日本人っぽくない方々なのが気になります。

 店内はお客さんが多く結構活気がありました。中国に進出しているDAISO(中国では10元ショップ)よりもお客が多かったくらいです。今現在においては広く受け入れられているようですね。

 後日談・・・
 帰国後、高田馬場にある「MINISO」日本旗艦店に行ってきました。
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 旗艦店とは言え、こじんまりとし過ぎていて品揃えも少なかったのですが、私の買ったUSBケーブルが200円で、「目覚しい時計」が500円で売られていました。なんと中国と同じ値段です!両方とも思わず購入してしまいました。
 輸送費を考えると大変だと思いますが、大丈夫なのでしょうか。


エビアンはどこ?

 ちょっと古めのエビアンの自動販売機です。「この手の自動販売機ってすべて同じ銘柄を並べたりするんだよね~」と、下の「¥100」の貼り紙に嫌な予感を感じつつも、商品を覗いてみましたら
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 肝心のエビアンがありませんでした・・・。エビアンを飲んでさっぱりしようと思っていた人はこのラインナップでしたら「十六茶」を飲むしかないのでしょうか。
 「雉と見せかけて烏を売る吉四六さん」の話が思い浮かんだのですが、これはこれでイイ味のある自動販売機だと思います。


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