キャッチフレーズ 一覧

フォントの力・7

 取り立てて面白いことを書いているわけではないのですが、フォントによってイイ味に変化した看板です。
superman
 ゲームセンタースーパーマンさんです。青と白で描いたグラデーションがかわいらしいです。
 遠目で見たとき長音の存在に気づかず、スパマン?と思ってしまいました。錆びた外枠(電球付)やHOT&HOT GAMEというキャッチコピーもなかなかイイ味出しています。


 喫茶店パドックさんです。完全に手書きですね。それだけでなくこの看板自体が自作のようです・・・。作っているところが目に浮かびます。

 わたしはひそかにこのシリーズが好きです。


世界記録 神戸

 会社の最寄り駅のホームにあった看板です。
World record Kobe.
 「WORLD RECORD KOBE」とあります。
 明石海峡大橋を絡めた神戸の宣伝看板なのですが、もうちょっと捻ったものを考えても良いだろう・・・とは思いました。まぁ随分と直接的で片言な感じのキャッチコピーです。
 本日、カート・ヴォネガット氏の訃報を知り、氏の「愛は負けても、親切は勝つ」という名言を思い出したところだったのでそれとついつい比べてしまいました・・・。
 
 キャッチコピー作成会議の様子をちょっと見てみたいです。様々な候補の中からあえてこれを選んだんですよねぇ~。没とされたものが気になります。

 ここのところ非常に忙しくてこのブログもほったらかしにしておりましたら、コメントスパムが結構付いていました・・・。よくチェックしなくてはいけませんね。


笑顔がステキ

 以前こんな商店街をご紹介しましたが、お仲間を見つけました!
「ニコニコ湯」さんです。

 “湯あそびひろば”というキャッチフレーズや暖簾もいいですね。私は風呂が好きなのでなかなか惹かれるものがあります。しばらく店の近辺に佇んでいたのですが、ご年配の方ばかり入っていかれました。湯あそびしているのでしょうか?

 お次は「にこにこ食堂」さんです。私の撮影方法のせいか、いやいやこのお店の持つ潜在的な力がそうさせているのか、後光が射しているような画像になりました。非常に神々しいです。

 年季が入って程良くイイ味出しています。
 
 お品書きはもっとイイ味出していました。

 和食と謳っていたはずなのに、炒め物やカレーライスが・・・。「肉の生姜焼」というメニューは「生姜焼」という短縮形に慣れきった者としては新鮮な感じがします。「ああ、そう言や確かにそうだよね~」というところです。しかし可笑しく感じてしまうのは何故でしょう?何肉かを記していないからでしょうか。羊肉かもしれないし、魚肉だってありえます(嘘) あと「チャハン」というメニューはちょっとかわいらしいですね。「茶飯」のことだったら個人的にスタンディングオベーションです。

 3シーズン目突入とのことで縁起の良いものを最初にもって来ました。


若いママさんのいる店

 例によって突然私の目に飛び込んできた看板です。

 シンプルな色使いやとぼけた感じのフォントに似つかわしくない猛アピールです。まさか2006年の出来事ってことはないと思いますが、TBSに四回取り上げてもらったのがうれしかったのでしょうか?
 甚だ失礼だとは思いますが、私のそう長くない人生経験に照らし合わせても、ここのママさんは決して若くないと思います。こういう具体性がないわざわざの主張はねぇ~。自分に「さん」をつけているし、そもそも“ママさん”という単語が古臭い気がします。(例:ママさんコーラス・ママさんバレー) それより何で取り上げられたかを書くべきだと思うのですが・・・。

 そんなママさんのお店はどうやら喫茶店のようです。

 先ほどの看板は画像右側の勝手口に付けられたものだったわけですね。それにしても店に取り付けられた各種看板だけ見ていると何屋さんか分かりません。ワンダフル商会というのがイカしています。なんかわくわくしてきそうです。
 サービス精神が旺盛そうなところに好感が持てますので、ママさんには若さを保って頑張ってもらいたいです。


スピード&ファッション

 野球チームのスローガンのようなキャッチフレーズです。

 「スピード&ファッション」とのことです。フォントもいい味出していますね。私は「ヨーロッパクリーニングをどうぞ」の「どうぞ」というところがなんとなく好きです。
 それにしてもツッコミどころ満載ですね。
 ・スピードとファッションの結びつきは?(仕上げが早いことのアピールと服を扱うことから?)
 ・ファッションの国イタリア(パリやロンドンやアントワープ方面等から反論が来そうな・・・。)
 ・ヨーロッパクリーニング(北欧と南欧では洗い方が著しく違うような・・・。)
看板の年季からして、情報過多ではないおおらかな時代に作られた看板なのだと思います。


1 7 8 9 10 11 12 13 14