キャッチフレーズ一覧

あせりと無理が危険を招く

 超有名看板を確認しに行って参りました。板橋区の高島平警察署と高島平交通安全協会トラック部会で設置されたものとの事です。

 まずはこちら、昔の映画看板風の交通安全啓蒙看板で「あせりと無理が危険を招く」とあります。交通事故により24歳の若さで亡くなられた名優、ジェームズ・ディーン風の絵と「君はもう帰らない。」「事故を起こしてからではおそすぎます。」という文言が交通事故の怖さを引き立たせています。

 お次はこちら、二人乗りで暴走しているバイクを描き「危険です!スリルとスピード、ルール無視」と書かれています。唐突に描かれているあどけない表情のピーポ君とバイクに付けられた旗に「SOS」と書かれているところがシュールではあります。ちなみにこのバイクのライトの部分は、冒頭の看板の「高島平警察署」と「高島平交通安全協会トラック部会」との間の中点にもなっています。

 最後はこちら、「右折車は直進車に注意!」とあります。前二者とは作者が違うようですね。排気ガスで汚れている部分に、長年この地の啓蒙活動を行ってきたことを感じます。

 全てイイ味の交通安全啓蒙看板でした。私は車の運転はあまりしないのですが、来年に向けて「あせりと無理」は避けて安全に生活しようと思います。

 このブログをご覧の皆様も良いお年をお迎えください。


広々として安い店

 中々趣き深いキャッチフレーズです。

 「広々として安い店」ボンソワールさんとのことです。「広々とし」たお店であり、接続助詞の「て」を挟んで、その広さから連想され感情や体感に訴求するような言葉(例「くつろげる」「心地よい」等)が続くと思いきや、広さとはあまり関係のない「安い」が続いたため、意表を突く展開にちょっと笑ってしまいました。しかしお店の売りを盛り込もうとされる姿勢は好きです。

 「Dance Snack」「レーザー・スナック」とスナックとしての特徴を2つ書かれているところも味があり、ここにもお店の売りを盛り込もうとされる姿勢が感じられます。グランドピアノが優に置けダンスができるくらい広いのでしょうね。「レーザー」は古のレーザーディスクのことだと思われ懐かしく感じてしまいました。今も稼働しているのでしょうか。

 そもそも店名の「ボンソワール」(フォントもイイ味出していますね)はフランス語の夜の挨拶なので、夜営業のみであることも表しており、1つで情報量の多い看板だと見入ってしまいました。私の好きなタイプのサービス精神の旺盛そうなお店です。


AI時代を先取り

 AIと書かれたバッグを持った女性です。浮かない顔をされています。

 この絵は「文化ストリート」という商店街の入口に掲げられた看板の絵です。「楽しいお買い物」というキャッチフレーズには反した浮かない顔ですね。

 文化ストリートは宮崎市の中心部にある、戦後の闇市時代からという歴史を持つ商店街とのことです。コの字形の商店街でもう一つの入口はこちらでした。

 閉店されてしまったお店も多く、商店街の中は昭和の時代がそのまま取り残された様な区画もありました。


逆にこのレトロな雰囲気を生かした居酒屋・バー・古着屋さんなどもあり、面白い商店街でした。

冒頭の女性ですが、よくよく見ると風船を手放して飛んで行ってしまったのが浮かない顔の理由の様です。芸が細かいですね。ちなみに右側の女性は私の中学一年時の音楽の先生に似ています。


男性カツラ専門

 劇画風タッチで描かれた味のある看板でした。

 「男性カツラ専門 タカハシ整髪」さんです。男性カツラのフォントもまたイイ味出していますね。

 こちらの看板は結構前からある有名物件の様なのですが、意外と車の往来の多いところに設置されており、隣にある交通標識と共に車に擦られた跡がありました。装着前の男性の顔にも傷がついてしまっております。大事な看板なので気をつけて欲しいところです。なお、装着前の男性は顔の部分とおでこから上の頭の部分が半々くらいの長さになっているのが少々気になります。

 1キロ先に店舗があるとのことで向かってみました。タカハシ整髪さんの店舗はこちらです。この日は非営業日でした。

 駐車場にはベンチがあります。ご老人向けでしょうか。

 来店できない方への出張サービスもされている様です。確かに病気やケガの方にとっては深刻な悩みであり、優しいサービスです。薄くて見えづらいですが「若さプレゼント」というキャッチコピーが良かったです。振り返って考えると、冒頭の看板の男性は装着後にカラーで描かれておりました。若さがプレゼントされ、生活に彩りが出たのでしょうか。


風は頁をめくるが 読むことはできない

 川沿いを歩いていて見つけた古本屋さんです。

 「風は頁をめくるが 読むことはできない」というキャッチコピーが書かれております。「うつぎ書房」さんというお店で、店名は縦看板に書かれているのみというのが中々粋な感じです。

 建物は二軒続きの長屋でお隣は「焼肉ジュージュー苑」さんという焼肉屋さんでした。こちらはイイ味のフォントと店名です。

 焼肉の煙や臭いが本に付かないのかが少々心配になりましたが、佇まいから想像するに双方長く営業されている様でそのあたりは上手に対処されているのでしょうね。