サッカー 一覧

投票した記者の気が知れない。

 会社の人が私に教えてくれた際、「ええ?ホントですか?」と何度も聞き直してしまいました。

バロンドールはシェフチェンコ
 13日、フランス・フットボール誌はACミランのFWアンドリー・シェフチェンコが04年のバロンドール(欧州最優秀選手)に選出されたと発表した。同賞は欧州各国のサッカー記者の投票で選ばれるもので、2位はバルセロナのデコ、3位もバルセロナのロナウジーニョだった。
 ウクライナ人のシェフチェンコは授賞式で「祖国は今難しい状況だが、われわれは民主主義に値する国民だ」と感無量の表情で話した。

 個人的に今年のバロンドールは、私の中での「くたくたのスーツを着て喫茶店ルノアールで居眠りしていても違和感の無い選手」No.1、バルセロナのデコ選手が取ると思っていました。
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 一昨シーズンのUEFAカップ優勝・昨シーズンのチャンピオンズリーグ優勝・EURO2004準優勝・ポルトガルリーグ2連覇・・・と全て主力として活躍し、現在もバルセロナで絶好調とデコが取らなきゃ誰が取るくらいのつもりでいたのですが・・・、(∩Д`) 国内リーグ優勝&得点王だけのシェフチェンコが取るなんて。
 2001年のオーウェン(ラウールが取ると疑いませんでした。)といい、2002年のロナウド(カーンが取ると期待していました。)といい、最近誰もが納得できるような人が選ばれているわけではないですね。どこへ行くのかバロンドールよ。

 ちなみにこの賞をとると選手は調子を落とすというジンクスがありまして、これから大事な試合がたくさん控えているデコが取らなくて少しだけ良かったかもしれません。(とちょっと強がり)


最後のトヨタカップ

 最後のトヨタカップに行ってきました。

 史上最も地味なトヨタカップ、会場の横浜国際競技場が日産スタジアムと名前が代わる直前のトヨタカップ・・・等々、開会前から苦笑ネタの多い大会ではありましたが、「両チームとも華が無いのでここぞとばかり目立とうと、良い試合をやってみんなの予想を裏切ってくれるのではないか?」と自分を奮い立たせて出かけていったわけですが・・・

 予想の裏の裏をかかれました Σ( ̄□ ̄|||)

 以下徒然なるままにお寒かったことです。
 ・空席がかなり目立っていたこと。
 ・レプリカユニフォームを着ている観客がほとんど居らず、関係ないチームのユニフォームを着た人が目立っていたこと。(レアルマドリー・モナコ・レアルソシエダ・ローマ・日本代表・・・着れば良いってもんじゃないのに。)
 ・TV世界配信を意識したのか、会場をサッカー専用スタジアムに見せかけようと陸上トラックを緑のシートで隠していたこと。

 ・クラブ世界一決定戦なのに、同じ会場で一週間前に行われたクラブ日本一決定戦の第一戦のほうが観客が多かったこと(45,748人:64,899人
 ・プレーに関係ないところでポルトのキーパー、ビットールバイーアが突然痙攣で倒れたこと。(最近試合中の死亡事故が多いのでちょっと怖かったです)
 ・30分の延長戦を行うもスコアレスドロー。PK戦も延長(8-7)
 ・PK戦でファーストキッカーであるポルトのジエゴがゴールを決めた後、相手キーパーのエナオを挑発して退場になったこと。(こんな意味の無い退場が・・・)

 ・明らかに棒立ちで何もしなかったキーパー(ヌーノ)のチーム(ポルト)がPK戦に勝利したこと。
 ・表彰式&閉会式が全然盛り上がらなかったこと。(スタジアムDJの声だけが空しく響いていました。)

 「最後のトヨタカップなのできっと感動のフィナーレが待ち受けている」と少し期待していた自分に、タイムマシンで戻って喝を入れてやりたいです。

 教訓:こういう試合は素直にスター目当てで行った方が良いかもしれない。


エル・クラシコ完勝!

 二重の意味で朝飯前の勝利でした。

       エトー         
ホナウジーニョ   ラーション 
     デコ チャビ       
ジオ   マルケス  ベレッティ
  オレゲール プジョール   
      バルデス        

得点:エトー(29分)・ジオ(43分)・ホナウジーニョ(76分PK)
交代:イニエスタ(←ラーション72分)
    ダミア(←べレッティ73分)
    シウビーニョ(←チャビ86分)

 流れるような美しいパスワーク・選手観客一体となったプラスの方向性の闘争心・・・と久々に満足ゆくクラシコだったような気がします。相手の白いチームはジダン以外さっぱりで点を入れられる気配がなく、オレゲールも(笑)安心して見ていられました。あと、エトーはチームが変わってもやはりマドリーキラーでした。デコも要所要所で効果的なプレーを見せてくれ、ポルトガル人対決は圧勝だったと思います。(相手は流血・・・)
 それにしてもWOWOW実況、選手名間違いすぎ・・・。ジュリとシウビーニョを間違えたのには間髪いれずに笑いました。


バルサ観戦おまけ

 おまけその1

 両チームの実力差は想像以上にありまして、アントラーズのフィールドプレーヤーがGKのルシュトゥに足技で抜かれたり、決してテクニシャンではないガブリにチンチンにされたりしていました。また終盤、バルサはずっと上の画像のように2バックで余裕の守りを見せておりまして、世界トップレベルの凄さを垣間見た気がしました。(注:バルサは特に守備に定評があるわけではありません。)
 おまけその2

 まぁ、ある意味お約束のパフォーマンスです。でもこれも含めてバルサなんだと思います。

 おまけのおまけ
 昨日はリーガエスパニョーラのトップ4全てがJリーグのチームと試合を行ったという記念すべき(?)日でした。他会場の結果は以下のとおりです。

東京ヴェルディ1969
0-4
レアルマドリー
アルビレックス新潟
5-2
バレンシアCF
デポルティーボ・ラ・コルーニャ
1-2
FC東京
会場は上から、味の素スタジアム・新潟スタジアム・リアソール

 アルビレックスFC東京の健闘が光ります。


NIKEのCMのまま

 FCバルセロナvs鹿島アントラーズの試合を見に行ってきました。ちなみに私はかれこれ10年来のFCバルセロナ(以下バルサ)ファンです。

 バルサ側出場メンバー及びフォーメーションと得点者は以下のとおりです。(試合は5-0でバルサの勝ち)
         ラーション
 ホナウジーニョ       ジュリー
       ジオ   ガブリ
         ジェラール
  ナバーロ マルケス プジョール ベレッティ
         ルシュトゥ
 交代メンバー:ジオ→イニエスタ(46分)・ガブリ→チャビ(46分)・プジョール→オレゲール(46分)・ジュリー→ルイス・ガルシア(46分)・ナバーロ→シウビーニョ(60分)・ラーション→メッシー(75分)
 得点者:ジュリー16分/25分・ラーション30分・ルイス・ガルシア77分・メッシー89分

 もう新戦力は活躍するは、期待の若手は活躍するは、1対1は強いは、パスは正確で速いは・・・練習を含め大満足の3時間強でした。
 特に凄かったのはやはりホナウジーニョです。魅せるプレーを効果的に行い、しかも正確だなんて、彼はプロ中のプロです。ルイス・ガルシアの得点の基点となったドリブル突破はNIKEのCMのようでした。なお、彼はスポンサーのam/pmから兜をあしらったすごくダサいトロフィーを贈呈されたのですが、苦笑していた顔も愛嬌があって良かったです。


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