街角からの主張 07-08 一覧

意外な箇所へのダメージ

 これまたイイ味出していた工事現場の子供向け看板です。
abunaiyo
 いまどきお目にかかるのが難しい60年代チックな男の子です。帽子とシャツ・半ズボン・靴は色使いを合わせており何気ない気遣いを感じます。残念そうな顔は見ているこちらも残念に感じてしまいますが、服への気遣いを危険回避に充ててほしかったところです・・・。

 この男の子は鉄骨に背中を打ち付けているはずなのですが、治療を受けているのが右腕と左足になっています。右腕と左足は鉄骨から最も離れているのに・・・。彼に何が起こったのでしょうか。

 なお、実際の現場は、クレーン車などを使うような工事をしていなかったことを付け加えておきます。


小松くん、何があったの?

 私は結構好きなタッチの絵です。
sokakomatsuna
 「草加のこまつな」だそうです。鉢巻きやキラリと光る歯でカルシウムが多いことをアピールしています。誰に向かってなのかは分かりませんが、ウインクしているところもイイ味出しています。
 他に気になるのは力こぶがあるのに細い腕根っこで表している足でして、顔を大きく書くのなら腕や足も太く書けばよいのに・・・とも思いますが、あくまでも菜っ葉がメインなのでしょう。かなり律儀なイラストレータさんです。

 小松菜は他にもベータカロチンやカリウム、鉄分なども多く含んでいる良いお野菜です。


二つの意味で。

 壁の張り直し中のようです。
motarenai
 鉄骨を覆っているベニヤ板に「もたれないで下さい」と書いてあるのですが、細い字で弱々しく、板の大きさに対しては小さく書かれているので少々寂しい感じです。注意の効果はあるのでしょうか。

 なお、この注意書きは居酒屋が数件並んでいる道の突き当たりに存在しておりまして・・・、これからの時期、もたれた人にもたれないか、が心配になりました。


投げるな落すな!

 アパートの建設現場で見つけました。作業員に向けての注意看板です。
nagerunaotosuna
 「投げるな落すな」とのことです。古いタッチの絵がなんとも言えません。上の人は「あっ」という顔をしていますね。下の人の痛みで辛い人の目を表す「×」涙のような汗のような水は古い手法ですが、そこがかえって新鮮です。

 その隣の看板も作業員向けでした。
anzentaiwotsukaou
 こちらは手塚プロの作品っぽいタッチですが、どうなんでしょうか?

 これらは作業員向けの看板なのですが、見ているうちに「こんなに危険な現場なのだから、おいそれと近寄るな」という一般人向けの注意のように感じてきました。


せめて90°回転を

 少し前に見つけた貼り紙です。
open928
 文字の並びよりも紙の並びを優先した結果のようです。 90°回転させて紙の両側を折り込むとか、すべて横に貼り直す、といった処置で対応できると思うのに。
 開店だけでなく回転もしてほしかったです・・・。

 真夜中に見つけまして、何故かものすごーく寂しくなりました。


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