街角からの主張 07-08 一覧

脳ドツク

 とあるクリニックの看板です。 胃や大腸、脳の検診をしてくれるそうなのですが・・・
nodotsuku1.jpg

 よーく見ますと脳ドツクとなっています。
nodotsuku2.jpg
殴られたりするのでしょうか・・・。頭ではなく、直接脳を攻撃するところがこわいですね(嘘)

 スイカの中身が詰まっていることの確認のように叩いて検査するのを想像してしまいました。
 「先生、頭がかなりガンガンします。目が回りそうです。」 「脳は詰まっていますが異常ですね。」


絢爛豪華な寿司王朝。

 握り寿司は文化・文政期(1804年~1829年)ごろに、華屋与兵衛や堺屋松五郎等によって原型が作られ、関東大震災後に東京から地方へ広まり今に至る・・・と聞きました。

sushioucho_1.jpg
sushioucho_2.jpg

 宅配寿司のメニューで見つけました。「平安王朝」「琉球王朝」です。時代考証はされていないみたいですが、豪華さをアピールしたいという気持ちはひしひしと伝わり、アイディア出しの苦悩の後さえも伺えます・・・。
 しかし華屋与兵衛も堺屋松五郎も豪華な寿司を出してたとのことで、倹約令に引っかかり投獄されているらしく、特に変化をつけなくても「豪華なもの」として行けなくもない気もするんですけどねぇ~。どうなんでしょう?

 ちょっと頼んでみたくなるネーミングですが、いっそのこと「ブルボン王朝」や「ロマノフ王朝」なんて桶も見てみたいなぁと少々思いました。


キチンとしなくちゃね。

kichinmat.jpg

 台所に敷く物を売っているのだと思います。
 そこそこの大きさで安かったので、家をキチンとするために買いたかったのですが、持って帰るのが大変そうだったので泣く泣くあきらめました。

 新年一本目のエントリーなのでほのぼのしたものを。


瞳・泪・愛・・・

 かなり年季の入った看板で、イイ味が出ています。
catseye.jpg
 タレントキャバレー「キャッツアイ」さんです。
 多分漫画の『キャッツ♥アイ』が流行っているときに開店したのだと思いますが、「♥」をつけないところで、あからさまな名前の拝借を避けているというところでしょうか。
 どんなタレントが揃っているのか興味は尽きませんが、これからも長くイイ味を残してお客の心を盗んでもらいたいです。

 ところで私の住んでいるところは今日も寒かったのですが、信号待ちをしているときに鼻や口にたくさんピアスをしているパンクな青年がガクガク震えていたことが印象的でした。(音はカチカチ。) 熱伝導率についての授業を思い出したとともに、「こんな日は外せばいいのに」と強く思った次第です。


吊り橋理論

 駐車も駐輪も立入も禁止危険な建物だとのことです。
tsuribashikoka_1
 錆びも多く、シャッター前においてあるパイロンもさえも古くなっております。シャッターの郵便受けにはチラシ等が溜まっています。近々取り壊しがされるのでしょうか・・・。
 しかしよく見ると右側に階段がありまして、この建物の二階へ続くようです。立入禁止じゃなかったのかと考えつつも見に行ってみますと・・・

tsuribashikoka_2
 スナック「ふれ愛」さんへの入り口でした。この危険な建物の二階で営業しているようです! なんとも言えない力強さを感じてしまいます。

 危険な場所での出会いは、緊張感が作用して深い恋愛感情に発展することがあるようで、このシチュエーションはなかなか良いのかもしれません。

 さらによく見ると「ふれ愛」さんは、危険と書かれた文字の上から「女性スタッフ募集」のチラシを張って求人活動をしております。「こんな危ないと言われている建物に人が集まるのか?」と思ってしまいますが、その不屈の精神には頭が下がります。少々見倣ってみたいです。


1 2 3 4 5 6 7 8