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FIFAクラブワールドカップ2015 おまけ

 前回のエントリーのおまけです。

 この日の試合に訪れた各クラブサポーターです。

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 まずは広島サポと広州サポです。広州サポの「我々がアジア王者」であるという威勢は結構好きです。

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 バルササポとリーベルサポです。
 ほぼ決勝はリーベルのホームのような雰囲気でした。スペインも景気は悪いですがアルゼンチンはもう長きに渡って景気が悪いのに素晴らしい動員力です。
 サポの熱狂的なところを垣間見ることができ、同行者は怖がっていましたが私はちょっとうれしかったです。いつかはアルゼンチンで観戦してみたいと思っています。
 バルサ側は過激派ペーニャである「Boixos Nois」(ボイショス・ノイス)の垂れ幕が掛かっていましたが、試合内容に反して寂しすぎましたね。

 リーベルサポは試合前、紅白の筒状の袋を膨らませ、それを上下に振ることで応援をしていたのですが

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 その袋はサポの主要メンバーの方々か手分けして配っていたのです。

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 こんな遠国日本でお疲れ様です。

 あと、例によって発炎筒も焚かれていました。日産スタジアムの荷物チェック、結構ザルですね。

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 コカコーラ社以外の飲み物のチェックを重視するのではなく、サッカー少年少女も観ているので是非こういうところを毅然とした態度で取り締まって欲しいものです。

 観客者数は66853人でした。

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 試合終了の瞬間です。

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 今回も良い試合を見せていただきました。Visca el Barça!


3度目の世界一!

 FIFAクラブワールドカップ2015 決勝(及び3位決定戦)に行って参りました。

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 我らがFCバルセロナは終始リーベルを圧倒しピンチも2回ほどと、横綱相撲で0-3で快勝してくれました。

 よくやってくれた選手とフォーメーションです。

試合開始時

ネイマール  スアレス   メッシ
 イニエスタ     ラキティッチ
        ブスケ      
アルバ          アウベス
   マスチェラーノ  ピケ   
       ブラボ       

試合終了時

アルバ    スアレス   メッシ
 イニエスタ   セルジ・ロベルト
        ブスケ      
マチュー         アウベス
   ヴェルマーレン   ピケ  
        ブラボ      

得点:メッシ(36分)・スアレス(49分・68分)
交代:セルジ・ロベルト(←ラキティッチ 67分)・ヴェルマーレン(←マスチェラーノ 81分)・マチュー(←ネイマール 89分)

 メッシ・ネイマールの治療が終わり、リーグ戦時のベストメンバーで臨んで来ました。GKの序列はブラボ > テア・シュテーゲンなのですね。
 MSNは言うに及ばずキレキレでしたが、イニエスタが持たせて良し・裁いて良し・ドリブル良しとこの日もキレていました。
 マスチェラーノは古巣との対決でしたが余裕を持って容赦なくガッチリ削りに行っていました。さすがプロです。
 ブスケはさりげなく効いています。パスは年々上手くなっていますね。
 大会MVPはこの日も2得点のスアレスでした。バルサの9番は鬼門でしたが、こんなに9番の風格のある選手がハマるチームは初めて見た気がします。
 試合終了直前マチューが入ったことにより、フォーメーション上アルバが前に出たのですが、ネイマールのポジションではなく中途半端に中盤に居りまして(笑)左サイドは渋滞していましたね。狙われなくて良かったです。

 マルセロ・”チャッキー”・ガジャルドは打つ手なしという感じでしたが、この若さでリベルタ・ドーレスを勝ち上がるのはさすがです。昔の面影は残っていましたが、すっかりオッサンになっていましたね。
 元バルサの選手であるハビエル・”コネホ”・サビオラが出られなかったのは残念ですが、試合展開的に仕方ないですね。

 今大会のバルサも記憶に残る好チームだと思いました。

 


金玉賞2013

 今年のFIFA金玉賞※はクリスティアーノ・ロナウド選手が2008年以来の受賞となりました。

 個人的に今回の表彰は数年に一回発生する「ガッカリ人気投票」でして、バルサファンの私もリベリ選手かなと思っていたのですが、まさかのクリロナさんで驚いた次第です。

 6位までの選手の得票率です。(バルサの選手は太字。)

1. Cristiano Ronaldo (Portugal) 27.99 %
2. Lionel Messi (Argentine) 24.72 %
3. Franck Ribéry (France) 23.39 %
4. Zlatan Ibrahimović (Sweden) 5.29 %
5. Neymar (Brazil) 3.17 %
6. Andrés Iniesta (Spain) 2.08 %

 あれだけ憎たらしいほど強かったバイエルンの選手があまり上位に入らなかったのも意外でした。
 メッシは調子悪いですし、ワールドカップ補正も入ることですし、来年はどうなることでしょう・・・。

※FIFA世界最優秀選手賞とフランスフットボール誌主催のBallon d’Or (バロンドール)が統合された賞のことです。
2012年の結果
2011年の結果
2010年の結果
2009年の結果
2008年の結果
2007年の結果
2006年の結果
2005年の結果


金玉賞2012

 今年のFIFA金玉賞※は我らがリオネル・メッシが4年連続で獲ってくれました。まさに「メッシ、気持ちいい~」状態です。
 バルサファンとしては、Euro2012 MVPのドン・アンドレスが最終選考まで残って獲れなかったのが残念ではありますが、数々の記録を塗り替え続けたメッシが取らなきゃ誰が獲るという気持ちも当然ありまして、揺れ動くところです・・・

 10位までの選手の得票率、及びバルサの選手(太字)の得票率です。

1. Messi Lionel (Argentine) 41.6%
2. Cristiano Ronaldo (Portugal) 23.68%
3. Iniesta Andres (Spain) 10.91%
4. Xavi (Spain) 4.08%
5. Falcao Radamel (Colombia) 3.67%
6. Casilla Iker (Spain) 3.18%
7. Pirlo Andrea (Italy) 2.66%
8. Drogba Didier (Cote d’Ivoire) 2.6%
9. van Persie Robin (Netherlands) 1.45%
10. Ibrahimovic Zlatan (Sweden) 1.24%
20. Busquets Sergio (Spain) 0.2%
21. Pique Gerard (Spain) 0.11%

 今年2013年は大きな国際大会もないですし、メッシが5年連続金玉賞ということもありえそうですね。バルサがトリプレッテを再現していたら最高です。
 伝説を見せてくれている喜びと共に、こうなったらメッシには行くところまで行ってもらいましょう!

※FIFA世界最優秀選手賞とフランスフットボール誌主催のBallon d’Or (バロンドール)が統合された賞のことです。
2011年の結果
2010年の結果
2009年の結果
2008年の結果
2007年の結果
2006年の結果
2005年の結果


上海申花 対 杭州緑城

 日本がオリンピック男子サッカー エジプト戦で大いに盛り上がっている裏で、中国スーパーリーグの上海申花杭州緑城 を見に行って参りました。
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 上海申花は今夏からドログバ選手が加入してアネルカ選手との「チェルシーホットライン」ができ、一方の杭州緑城は元日本代表監督の岡田武史さんが監督を務めるという、私としては興味深い試合で、前々からチケットを押さえていたらオリンピックの試合と重なったという次第です・・・。

 そのチケットです。メインスタンドの真ん中の一番良い席で380元(日本円で4940円、1元=13円換算)でした。物価を考えると少々高いですね。
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 スタジアムに入って早速、ドログバ選手、アネルカ選手を交えた上海申花のウォーミングアップが見られました。
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 上海申花の選手紹介です。やはりドログバ選手が一番歓声が多かったです。
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 ちなみに中国語読みでは「ドロバ」となるようです。「デンデンデデデン、デデデデン、ドロバ!」

 杭州緑城のスタメン紹介はかなりあっさりしたものでしたが、しっかり岡田監督のお名前がありました。
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 杭州緑城サポーターはスタジアムの最上段に隔離されておりました。と言うわけで両ゴール裏ともに上海申花サポが陣取っています。中国スーパーリーグでは観客の暴動が多いようですが、この日は何度もエール交換をしたりして友好的でした。
 杭州緑城サポの入場が許されたのは試合開始直前で、退出は試合終了1時間以上後のようです。警察官ががっちりガードしています。
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 岡田監督は既にサポのハートをつかんでいるようで、お顔を描いたフラッグが出されておりました。決して水木しげる先生の描くサラリーマンの絵ではありません。

 試合風景などを
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 試合は開始7分、馮剛選手のゴールで杭州緑城が先制するも、すぐにドログバ選手の身体能力を生かしたゴール(移籍後初!)で上海申花が追いつき、その後、決定機をものにできなかった杭州緑城を尻目に上海申花が着実に点を決め、5-1の大差がついた試合となってしまいました。しかし点差ほどの実力の差は無いと思います。
 2得点を決めたドログバ選手は力強さとしなやかさを兼ね備え、確かに目立ちましたが、アネルカ選手がチームプレイに徹しかなり効果的であったのが印象的でした。かつての悪童も大人になりましたなぁ。無愛想と批判されておりましたが、この日は試合後の挨拶もしっかり行っておりました。
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 その他観戦メモなどを。
・スタジアムには警察官の確認の元、ペットボトルの持ち込みは禁止されているのですが、喫煙はOKらしく私の隣の席の方は試合中に1箱半吸っておりました。非喫煙者の私にはつらかったです。

・観客の着るレプリカユニの9割くらいがドログバ選手のものでしたが、こんなパチものユニがありました。
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 パチものとはいえ、香川選手のものを着てくれるのはうれしいですね。

・喫煙者とは逆の隣の席の人が、スマートフォンでJリーグの途中経過を知らせてくれました。親切ですが何故? あと、そんなサイトがあるんですね。

 中国スーパーリーグは、一流選手が集まってきて楽しめそうです。


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