地名ネタ 一覧

ネオポリス西

 「マンモス西」交差点を見つける前に見つけました。

 「ネオポリス西」交差点です。ネオポリスは大和ハウス工業が全国各地に造成した住宅団地群の名称のようで「新しい都市」を意味するそうです。所謂「ニュータウン」の言い換えでしょうか。なお、スペルは Neo Polis のようですね。

 逆光で見づらくなっていますが、横向きの交差点名表示版です。

 もう1つ、縦向きの交差点名表示版です。

 お約束でネオポリス東・南・北を探してみたのですが、ここのネオポリスでは西しかなかったです・・・。かつてご紹介した「ミラクル北」と比べたらやはりインパクトは小さいですが、それでも面白い交差点名でした。


色々な意味で面白山。

 山形旅行で「立石寺」に行くところ、どうしても気になって足を延ばしてみました。
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 面白山です。

 面白山に行くには立石寺のあるJR仙山線山寺駅のお隣、「面白山高原」駅からが便利です。
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 全くの無人駅でして駅の周りには何もなく、夜中に放置されたらかなり凹むだろうなぁとは思いました。

 面白山高原駅の駅舎と切符売り場です。
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 駅舎はコスモスの花をイメージして設計されたのだそうです。改札もなければプラットホームにくっついているわけでもなく、駅舎というよりは休憩所といった趣きです。夜中に放置されたらここに泊まりましょう(笑)
 切符は自動券売機で買うのですが、冬場の雪対策でプラスチックの透明な扉に覆われています。

 かつては駅横にすぐスキー場が営業されていたようです。
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 ここのところ数年間は営業停止となっており、寂しさに拍車がかかっています。

 少しだけ山に登ってみたのですが「次の立石寺でも山登りをするし、そちらに体力を使うべきだ」と判断して、ハイキングコースを歩くだけにしました。
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 ハイキングコースでは杉がきれいで清々しい気持ちになれました。
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 山形市の水道の採水場となっている川もあり、とてもきれいなところです。お隣の山寺駅まではゆっくり歩いて3時間弱でした。

 これからの季節は駅舎のモチーフになっているコスモスが、その後は紅葉がそれぞれ楽しめるのだそうです。
 少々寂しさもありますが、自然の楽しめるお勧めスポットです。


湿気の多い時期に

 湿気の多い時期に行って参りました。岐阜県岐阜市は尻毛(しっけ)です。
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 前々から気になる地名ではありまして、用事で東京から大阪に行った帰りに寄り道をしてみた次第です。

 ちなみに、尻毛には廃線となった名古屋鉄道揖斐線の尻毛駅跡がまだ残っておりまして、廃線マニアにも有名なスポットです。
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 町を巡ってみました。
 冒頭の尻毛バス停の前後に存在する、上尻毛・下尻毛バス停です。
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 「尻毛橋」です。
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 「尻毛郵便局」です。
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 見るのを楽しみにしていた「スーパー尻毛」さんは閉店しており、わずかに名残があるのみでした。
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 現在はワタミの宅食の事業所となっているようです。

 「尻毛サイクル」さんです。
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 穴埋めクイズのようになってしまっておりますが、「しっけ薬品」さんなのでしょうか。
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 こちらも尻毛駅・スーパー尻毛さんとともに閉まっておりました。

 最後に一番印象に残ったクリーニング店の「尻毛ドライ」さんです。
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「尻毛」と「湿気」を掛けられたのでしょうか。「尻毛クリーニング」にするよりもインパクトも洒落っ気もあり良いお名前だと思いました。

 尻毛は田んぼに囲まれた長閑な町でした。


フランシスコ前

 ただならぬ感じの看板です。

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 「フランシスコ前」とあります。フランシスコ・ザビエルローマ教皇フランシスコなどのスペイン・ポルトガル語系の名前である「フランシスコ」「前」がついております。

この表示が何なのかと言いますと

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 信号機の交差点名表示板でした。ここは「フランシスコ前」交差点となります。

 もう一つおまけで電線が少ないタイプの信号&表示板です。

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 この「フランシスコ」が何かと調べますと

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 キリスト教系の児童養護施設「フランシスコの町」さんのことのようです。ちなみに交差点から40mくらい離れております。建物の周りに広がる農園が印象的でした。

 それでしたら交差点名も「フランシスコの町」や「フランシスコの町前」など施設の正式名称を含めたものにすれば良かったのにと少々思いましたが、なんででしょう?

 昔ご紹介した「ミラクル北」に似て、変わった風味の交差点でした。


教育でも販売でも空手でもなく住宅

 ラーメンを食べに行き、見つけたバス停です。
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 「通信住宅」バス停とのことです。

 「通信教育」・「通信販売」・「通信回線」・「通信工学」、変わったところで「通信空手」等は聞いたことがありますが、「通信住宅」は初めてです。

 初見では、デアゴスティーニ社の雑誌『週刊赤毛のアンの家』のようにパーツが送られてきて組み立てる家を想像してしまいました。

 実際は、戦時中に他国の無線を傍受するため設置された「北多摩陸軍通信所」の隊員向け住宅のあったところとのことです。

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 現在は中規模な郊外型店舗が並ぶような場所となっていました。
 なんでこの名前を選んだのかが不思議ですが、不思議なままで残すのも良いかもしれませんね。


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