走るデパート

 靴屋さんのイイ味を出されたキャッチフレーズでした。

 「走るデパート」イトー靴店さんとのことです。

 しかし良く見ると下に「ナース靴専門店」とありまして(画像をクリックしてください)、専門店なのに百貨店の意である「デパート」をお店のキャッチフレーズに用いたのはなんでだろうと考えてしまいましたが、心意気は大いに買いたいと思います。

 個人的にナースシューズは好きでして、会社で履く靴をずっとナースシューズにしていたことがあります。


おTEL下さい!

 昔ながらの自転車屋さんの看板に書かれておりました。

 「おTEL下さい!」とあります。画数の多い「電話」の文字を簡略化させたものだとは思いますが、英語の「Telephone」を短縮した「TEL」に丁寧語の「お」がついているところが妙に面白かったです。そのまま「おテル下さい!」と読むのでしょうか、それとも「お電話ください!」と読み替えるべきでしょうか。

 ところで「おBIKE」(Bicycle) の部品注文を「おFAX」(Facsimile) にてお願いすることは出来るだろうか、などと考えながらこちらを後にしました。


一番人気のある婦人雑誌

 突然ですが問題です!「一番人気のある婦人雑誌」は何でしょうか?

 正解は『婦人生活』のようです。(上の画像をクリックしてください)
 『婦人生活』(1947-1986)は『主婦の友』(1917-2008)・『婦人倶楽部』(1920-1988)・『主婦と生活』(1946-1993)と共に「四大婦人雑誌」とされていたようですね。しかし1986年には休刊となってしまっているため、この看板が作られた時代が相当古いことがわかります。

 こちらのお店は成田書店さんとのことでした。本や雑誌の他にカードゲームも扱っていたようで、良妻賢母を目指すような昔の婦人雑誌推しの姿勢とはミスマッチ感がありますが、看板に書かれた「花札 トランプ 成田書店」という言葉の並びは「叩いて被ってジャンケンポン」「ラーメン・つけ麺・僕イケメン」「明日は明日の風が吹く」「墾田永年私財法」の様なリズムとセンスの良さを感じます。


!でいなか歩!でいなら走

 地下鉄のエスカレータ脇に貼ってありました。

 「!でいなか歩」とあります。田舎での散策が思い浮かびました。
 別の駅ではこんな貼り方でした。

 「!でいなか歩!でいなら走」とあります。今度は民話「ダイダラボッチ」が思い浮かびました。

 私の様に階段を下って行く客ではなく、登りエスカレータを使うお客さんのみに向けた表記のようですが、急ぐお客さんがこの文をパッと判別できるかは疑問です(笑)


便りわまひ

 荷物に同封された田舎からの「お便り」なども運ばれているのでしょうか。

 「便りわまひ」とあります。サーッと私の横を駆け抜けて行こうとするところを無事撮影することが出来ました。白地にシンプルな赤の丸字系フォントとロゴマークがイイ味出ていると思います。

 撮影して画像を確認していたところにもう一台同じ会社さんのトラックが通りました。ちょうどお中元の時期ですし、お忙しいのかと思われます。


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