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Đôrêmon のショルダーキーボード

 とある売店でこんなものを見つけました。ドラえもんとキティちゃんのおもちゃです。

 顔を上下に2つ繋げ、その間に並べたボタンを押すと音が出るというものです。ギターに倣って言うとヘッドの部分に小さい顔を、ボディの部分に顔を含めた身体全体を、ネックの部分にボタンを並べた楽器のようなおもちゃです。ギター風な形ですが音を出すのはボタンなのでキーボードと言うべきでしょうか。

 「置いて行かないでー、買ってぇー!」と懇願しているように思えたので、小さい方のドラえもん(ベトナム語では「Đôrêmon」:ドーレーもん)を購入しました。値段は60000ドン(日本円で300円)、長さは29cmで、単3乾電池3本を用いる代物です。

 ホテルに帰って撮影したものがこちらです。改めて眺めながら「顔を並べて繋げるセンスは日本にはないよなぁ」と考えてしまいました。なお、一番下のボタンにはキティちゃんが描かれています。

 これがどんな音を奏でるのかは、こちらからご確認ください。最初にキティちゃんのボタンを押した後、1から順に7までボタンを押して、最後にまたキティちゃんのボタンを押しております。

 ドラえもんの愛されぶりがよく分かるおもちゃでした。


2018ベトナム プロパガンダコレクション その4

 お次は今回よく見かけた保険に関するものです。

 双方ともに社会保険・健康保険の加入促進の看板です。前者の看板は色々なところで見かけました。労働災害の救済問題が深刻化しているのでしょうか。

 なお、健康保険については次の看板も多く見かけております。

 2020年までに健康保険の加入率を90%にする目標のようです。

 ここまで色々な看板を挙げてきましたが、撮影しながら「この手のプロパガンダ看板って今後どうなっていくんだろう?変化はあるのだろうか」などと考えていましたら、こんな看板を見つけました。

 バックライト及び電光掲示板付きの看板です。時代は変わってもそれに合わせてしなやかに変化していくのでしょうね。次はいつベトナムに行けるかわかりませんが、またプロパガンダ看板に注目してみたいです。作風は変わらないで貰いたいものです!


2018ベトナム プロパガンダコレクション その3

 前のエントリーからの続きです。次の看板群はドンナイ省ビエンホア市で見つけたのものです。

 左側の「すべては美しく豊かな都市、ビエンホアのために」というスローガンが良いです。なお、今年で都市として成立してから320周年だそうで、右側のようにそれを祝うものも多かったです。

 春節とともに320周年を祝っているのですが、どれもまずは共産党を祝ってから始まるところがプロパガンダっぽいです。共産党と言えば次のようなものもありました。

 ビエンホアの共産党員で経済・社会・安全保障の成功実現に向けて努力をするとのことです。絵の構図はどれも似通っていますね。

 次のものはバリア=ブンタウ省ブンタウ市で見つけたものです。

 観光地だけあって「ゴミは正しく捨てましょう」との看板です。ブンタウでは政治的なものはパッと目に付きませんでした。

 お次はホーチミン市内で見つけたプロパガンダ「壁画」です。

 これらはスローガンはないもののチュオンサ諸島(スプラトリー諸島・南沙諸島)に関するものですね。絵のみで訴えるタイプのようです。

 麻薬撲滅に関する壁画もありました。髪なのか国旗を被っているのか気になるところです。


2018ベトナム プロパガンダコレクション その2

 前のエントリーからの続きです。「テト攻勢」以外にも「〇〇周年記念」という看板が結構あったので並べてみました。

 ベトナム初の革命新聞「Thanh Niên」を創刊してから92周年の看板です。「ジャーナリストも革命的な兵士であり、ペンと紙はその鋭い武器である」とホーチミン主席の言葉を載せています。6月21日は「ベトナム報道の日」とのことです。

 「ベトナム民族統一戦線創設」創設から87周年の看板です。

 「ホーチミン共産青年同盟」設立から、上と同じく87周年の看板です。この辺りの年は出来事が多すぎてどうしても重なるし続きますよね。

 「ベトナム人民軍」創設73周年の看板です。このホーチミン主席の図は最初の報道の日のものと同じですね。

 フランス軍の進行に対する「全国抗戦」71周年の看板です。12月19日は「全国抗戦の日」の日とのことです。

 「ベトナム青年連合会」設立から61周年の看板です。簡素な青年の絵に対してホーチミン主席の図は紙幣に描かれているようなデフォルメなしの図です。

 ここまで全て限の悪い年数でしたが、風化させまいとする気持ちはヒシヒシと伝わってきます。あと、やはり人物を描いたものはイイ味出しています。

 お次は麻薬・エイズ排除の看板類です。ちょくちょく見かけましたがエイズについては日本では啓蒙活動が少なくなったため懐かしさすら感じました。

 まだ続きます。


2018ベトナム プロパガンダコレクション その1

 私はベトナムのプロパガンダ看板が、「真面目なんだけどそんなに堅くなく、人物が『ガロ』っぽい独特のタッチ」という理由で結構好きでして、今回も色々撮ってまいりました。(前回はこちら

 まずはベトナム共産党創立88周年記念の看板です。如何にもな感じの絵ですね。

 お次はこちら、「テト攻勢」から50年を記念した看板です。歴史の転機であることを伝えたいようです。

 やはり人物を描いたものはイイ味出しています。「テト」攻勢とは書かず、「春」の攻勢としているところがプロパガンダ看板っぽいですね。

 新年を祝う看板も結構多かったです。「2018年 戊戌」とちゃんと干支までつけるところが独特です。

 まだまだ続きます。


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