社会見学 一覧

柏公園 プッシュホン形すべり台

 千葉県柏市は柏公園にある有名な遊具を見に行って参りました。

 「プッシュホン形すべり台」です。すべり台に設置されたプレートの説明によると、昭和56年(1981年)3月に千葉県の加入電話150万台・公衆電話3万台をそれぞれ突破した記念として、電電公社柏電報電話局より贈られたものとのことです。なお「プッシュホン形すべり台」の表記ですが、促音は心なしか小さめに書こうとしているもののそれほど小さくないまま、拗音に至っては小さくしようとする意識も感じられないので「プツシユホン形すべり台」が正しいのかもしれませんね(笑)

 ちなみに柏公園へはJR柏駅もしくはJR北柏駅から慈恵医大柏病院行きのバスに乗って行くのが便利です。同病院のバス停から徒歩5分ほどです。

 正面以外から撮影した「プッシュホン形すべり台」の画像をお見せして参ります。まずは向かって右側面です。先のプレートはここについております。梯子もここにあるのでこの遊具にはこちらから登るのが正解のようです。

 向かって左側面です。逆側と比べてシンプルです。

 背面のすべり台とすべり台を上から見たところです。コンクリート製ではなくステンレス製であるのが意表を突きます。

 プッシュボタンを上から見たところです。恐らく大抵の子供は梯子ではなくここを登ってくるはずです!

 「この電話機には受話器が無いではないか」と思った方は鋭いです!受話器はこの遊具の向かって左側に「プッシュホン受話器形ベンチ」として存在します。こちらもプレートでは促音も拗音も大きなままです(笑)

 動画も撮ってきましたので良かったらどうぞ。(音が出ます)

 遊具の近くには柏市の戦没者を祀る忠霊之碑がありまして、戦後75年となる今年の夏に行くことが出来、ちょうど良かった気がいたします。

 家庭用の固定電話と公衆電話が今後増えることはないと思いますので、この遊具は完全に歴史的建造物となって行きますね。忠霊之碑と合わせて色々と過去を考える趣き深い散策となりました。


首都圏外郭放水路に行ってきました。

 埼玉県春日部市にある首都圏外郭放水路へ、令和元年台風19号襲来の翌々日に見学に行って参りました。
 首都圏外郭放水路は近隣の中小5河川の氾濫を防ぐべく、洪水を一旦地下に取り込み江戸川に流すという治水施設です。今回の台風での活躍も様々な媒体で報道されており、その活躍直後の状況を見学するという非常に貴重な体験でありました。

 全体図です。今回私はポンプ室・第一立坑・調整水槽(通称「地下神殿」)の順に見学をしております。

 その前にまずは受付横の司令室です。その格好良さから様々なドラマのロケで使われているようで納得の見た目です。

 ポンプ室の様子です。「油の臭いがきつく音も大きいので、気持ち悪くなった方はお申し出ください」という注意とともに入っております。ポンプは4基あり、大きな音を立てて稼働中でした。1秒間に25mプール1つ分の水(200㎥)を排水する力を持つそうです。

 お次は第一立坑です。深さ70m、内径30m とスペースシャトルや浅草寺五重塔などがすっぽり入るくらいの巨大な円筒です。ちなみにこれが5つの河川分5基存在しトンネルで繋がっています。

 最後は調圧水槽です。重さ500トンの柱が59本も立ち並ぶその様から、水のない時は「地下神殿」を思わせる雰囲気でヒーロー物のロケ地にもなっていたりしますが、今回は水の溜まっている状況を見ることができました。調圧水槽に一度に溜められる水量は池袋のサンシャインビル1つ分、67万㎥だそうで、10月12日から2日間でこの調圧水槽15杯分の排水を行ったとのことです。

 動画も撮ってきましたので、良かったらこちらもどうぞ。

 見学中、終始私は台風19号から江戸川流域を救った活躍を想像し唸りっぱなしだったのですが、平成27年の関東・東北豪雨では今回の倍の排水を行っていたそうです。

 台風直後にも関わらず活躍の様子を伺うことができ、スタッフさんは皆親切で最新情報を盛り込んだ説明をしてくださり、とても素晴らしく格好良い施設でした。これからも江戸川流域をよろしくお願いいたします。


無人コンビニに行ってきました。

 友人に「無人コンビニに行ってみたい」と希望を伝えたところ、それでは杭州にある阿里巴巴グループの「TaoCafe」(淘珈琲)に行こうと言われ、「TaoCafe」が運営されているという「杭州国際博覧センター」(杭州国际博览中心)に行って参りました。

 この杭州国際博覧センターは昨年行われたG20杭州サミットのために建てられたもので、総工費が300億元(5100億円、1元 = 17円換算)という代物です。その後は展示会などに使われているようでして「東京ビッグサイト」の様なものとお考え下さい。ちなみに上図下側紫の部分は広大な花畑でして、サミットが終わってもこんなところにも金を掛けているのね・・・と感心してしまいました。

 中はとにかく広かったです。色々と歩き回っているのですが 3階にあるはずの「TaoCafe」が全然見つかりません。

 案内板を見ると3Fの欄に記載された「无人超市」の表記が修正されて2Fとなっています。それを頼りに今度は2階を歩き回ってみたのですが、それでも見つかりません・・・。

 諦めてもう帰ろうかと外を見たその時に、目に飛び込んできたのがこちらっ!

 「TaoCafe」ではなく、日本でも話題になっていた無人コンビニ「BingoBox」(缤果盒子)です。なんと建物の外にありました。中を歩き回っても無いわけです。杭州国際博覧センターでは「TaoCafe」のテスト運営後に「BingoBox」が運営されることになったようです。

 「無人コンビニに行ってみたい」という私の希望は、対象が「TaoCafe」から「BingoBox」に変わりましたがワクワクしながら入口に向かいました。

 入口にあるQRコードを「WeChat」(微信)アプリで読み込み、SMSでパスワードを受け取って鍵が開きます。

 中はこのような感じです。駅ホームの売店くらいの大きさですね。

 チョコレートを買ってみます。すべての商品にはタグが付いているのですが恐らく RFID のチップが入っているのでしょう。卓上の商品読み取り機に商品をセットすると、右側のディスプレイに商品の一覧と合計金額、支払い用のQRコードが表示されます。

 入場には「WeChat」のみを用いましたが、支払いは「WeChatPay」(微信支付)だけでなく「Alipay」(支付宝)も使えます。私は「WeChatPay」を用いました。

 初めての無人コンビニ体験は中々面白かったのですが、客視点からは入退場の手間と品揃えに、店視点からは商品のタグ付け・補充・客の回転率・警備にそれぞれ難があり、これが広まるかは疑問に感じてしまいます。他の客の買い物も見学していたのですが、店から出られなくなってしまう人は多くおりました。

 杭州に多く進出している香港系のコンビニ「VanGo」の方が「Bingo」より便利かもと思ってしまう、ほろ苦い近未来体験でした。しかしこれからどう進化をするのか楽しみです。


台湾ビール 烏日工場

 台湾最大のビールブランドは台湾ビール(台湾啤酒)なのですが、工場見学ができるかも?と聞いて、台中にある烏日工場(烏日啤酒廠)に行ってみました。

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 敷地内に入ったものの全然人気がなく、もしや?!と思いましたがその不安は的中し、どうやら休業日だったようです。

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 泣く泣く、工場に併設されている「啤酒文物館」にお邪魔しました。

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 「高砂麦酒」時代から現在までの歴史解説や美味しい飲み方の説明、過去のラインナップからモンドセレクションの受賞までを色々説明してくれていて、結構楽しめます。

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 このお隣には「品酒区」というカウンターがありまして、生ビールをなんと1本ずつ!飲ませてくれました。すごい気前の良さです。

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 ビールを飲み始めたら「産品推廣中心」という商品販売コーナーから年配の係員の方々がおつまみをたくさん持ってきてくれまして、それを食べながら生ビールを飲んでいたのですが、真昼間にただ酒でつまみまで頂き、自分が「駄目な親戚の子」のような気がしてならなかったです。
 (本来はおつまみは「気に入ったら買って行ってよね」ということなのだとは思います。)

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 夕方から開店するというビアホールも併設していまして、工場見学、歴史の勉強と試飲、食事・・・と時間が上手く噛み合えば、観光客も大分楽しめそうな施設でした。

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おまけ1
 私が今回の旅で良く飲んだ台灣ビールは、安定のマンゴービールと昨年発売となった「台灣啤酒 PREMIUM」です。

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おまけ2
 「産品推廣中心」のドアに貼ってありました。「ドア動自」とあります。日本製風に見立てて失敗していますが、とてもお茶目な感じです。

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 工場見学はならなかったものの、歴史と係員の方の優しさに触れて個人的には大満足でした。


中国第一水郷 周庄

 ちょっと足を伸ばして「中国第一水郷」と名高く、国家AAAAA級旅游景区(中国最高ランクの観光地)にもなっている昆山市の「周庄」に行って参りました。
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 友人が「烏鎮」「周庄」のどちらかに私を連れて行こうと考えてくれていて、バス乗り場で迷っていたらちょうど烏鎮行きが出発してしまった、ということから周庄行きが決定しております(笑)

 その乗ったバスです。
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 上海体育館近くのバス乗り場から出ておりまして、費用は往復の運賃と周庄の見学費を含めて150元(日本円で1950円、1元=13円換算)でした。日本で予約できるツアーを見てみると10000円くらいしていますので、現地で手配するのがお得かと思います。

 周庄は北宋時代にできた町で、元の時代を経て明の時代に最盛期を迎えます。沈万三をはじめとする多くの豪商によって発展した町です。
 時代が下り、水上交通から陸上交通が主となってからは、町の発展が止まってしまうのですが、それが幸いし明清時代の街並みがうまく残ったまま現代に至ります。

 周庄の風景などを・・・
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 遊覧中の小舟の動画を・・・(音は出ません)

 船頭さんは女性が多く、歌いながら漕ぐ方もいらっしゃいます。ヴェネツィアのゴンドラと同じですね。

 小ネタと観光メモなどを・・・
 周庄の名物料理は沈万三にちなんで名づけられた「万三蹄」で、東坡肉の豚足版といった感じの料理です。町中に万三蹄の店があり、それぞれ店頭に沢山の豚足が並んでおりましたが、いったい一日何匹分の豚足が消費されるのでしょうか。(餃子の王将のCM風に)
 ちなみに友人が「折角来たんだから土産に買って帰ろう」と、とある店の店頭に向かったまさにその時、店員が豪快に鼻をほじり出しまして、「あの手で豚足をつかまれたら ((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル」と回れ右で戻って参りました。

 レストランはコースで出すお店ばかりで軒並み高かったです。私はこの日の昼、全く食欲がなく、なぜか在ったillyでお茶して終わりました。万三蹄もレストランで食べると高いので専門店で少し買うのが良いかと思います。
 「生きた魚を調理する」という店では、生簀にトラフグが泳いでいることが多かったのですが、あれは毒のない種類なのでしょうか、それともちゃんと毒を除くのでしょうか。

 周庄は上海から近く中々の人気スポットで、昼頃にはかなりの人出が見込まれます。
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 朝の早い時間に行くことをお勧めします。

 冒頭のバスは50人乗りだったのですが帰りの時間になっても7人が戻ってこず、40分待った後、結局置いて出発してしまいました。
 そんな夢中になるスポット「周庄」は、落ち着いて見ることさえできれば、かなり良い町だと思います。


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