台北郊外にある、お茶の産地として有名な猫空に行ってみました。
私の好きな「高いところ」と「お茶どころ」を兼ね備えた、魅惑のスポットです。
猫空には捷運(地下鉄)動物園駅から猫空ロープウェイを使っていきます。下は出発地点のロープウェイ動物園駅と終点の猫空駅です。
動物園駅から猫空駅までの運賃は50元(日本円で140円、1元=2.8円換算)でした。所要時間は20分ほどです。
あいにくの曇り空でしたが、窓からはこのような景色が見られます。空気の澄む秋や冬はさぞかし楽しめることでしょう。
ちなみにこのロープウェイ、床がガラス張りのものがありまして、券を買ってから「水晶車廂」という乗り口に進むと「猫纜之眼」というガラス張りゴンドラに乗せてもらえます。
台数が少ない上に人気があるので乗るまでに時間がかかるのですが、結構お勧めです。時間のある方は是非。
猫空では茶芸館に行く前に「台北市鐵觀音包種茶研發推廣中心」という施設に行きました。農水省の茶業試験場のようなものですね。
場所はこの施設に置いてあった下のジオラマが参考になりますでしょうか。
お茶の作り方や分布の説明から、試飲施設まで一通りのものが揃っています。冒頭の茶壷のオブジェだけでなく茶杯を模した椅子など、サービス精神に溢れた展示物の数々が印象的です。
肝心の茶芸館は、多数あるものの食堂のような店ばかりで、烏来の温泉施設同様に私の中では少々拍子抜けだったのですが、お茶は美味しかったです。
私は時間がなくて行けませんでしたが、動物園と合わせて訪れると楽しめるかと思います。