街角からの主張 22-23 一覧

くだもの玉子

 パッと見、大きく書いてある方が店名かと思ってしまいました。

 「くだもの玉子」 安田商店さんとのことです。語感や字の色合い、くだけた書き方のひらがなに対してしっかり書かれた漢字など、バランスの取れたイイ味看板です。

 「丸五市場」という商店街の入口にあるお店でして、社会科見学に来た小学生の子にも「くだもの玉子」というキャッチフレーズは気に入られていました。

 地元で長く愛されているお店やさんの様でした。


スナック オバタリアンですみません!

 何も謝らなくても良いのに、とは思いました(嘘)

 「スナック オバタリアンですみません!」さんとのことです。

 中々情報量の多い看板でして、補足のフレーズを順に拾っていきますと「満足度95% 美人度5%」「最後の楽園」「premium」「(^o^)゛」…と、もう所狭しと詰め込まれております。サービス精神の表れだと考えております。

 こちらはお店の外観です。看板の雰囲気とは異なり、落ち着いた雰囲気であったことは少々意外でした。

 ところで「オバタリアン」というフレーズを良く良く確認してみたら平成元年の流行語でした。「20代の子にはわからない言葉だよね」と思いながら立て看板も見てみたら

 「カラオケ パーリーピーポー」というフレーズもありました。細部はアップデートされている模様です。こちらの有名店と良い勝負ができるのではないかと考えながら後にしました。


感謝の気持ちは大事なので2回繰り返しました

 年を取るにつれ、感謝の気持ちを忘れず表明していくことはとても大事なことだと、つくづく感じている中、見つけた看板です。

 株式会社サンキューさんの看板です。福井の家電量販店「100満ボルト」さんとはまた違う会社の様です。そういえばアシストさんとかフロンティアさんとかネクストさんとか一般的な英単語を用いた同名企業は結構見かけますね。

 立体文字の中々イイ味出した看板ですが、電話番号が 3939 でした。「サンキューサンキュー」ですね。市内局番が 39 でなかったのが残念です。

 語呂合わせにルビを振るまでもないところが、また良いなぁと感じました。


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