私の長年の念願であった愛知県犬山市にある桃太郎神社への来訪が、ようやく叶いました。
浅野祥雲先生の造形芸術を楽しめる期待を全く裏切らない場所でして、2014年春の時点での現状をご紹介してまいります。
桃太郎神社は、JR高山線鵜沼駅からタクシーで15分ほどのところにあります。一番の最寄り駅は名鉄犬山遊園駅だと思いますが、私と同様にJRで行かれる方は、鵜沼駅から連絡通路を使い名鉄新鵜沼駅に出てタクシーに乗りましょう。200円ほどお得なはずです。
まずは入口です。
行った時期はちょうど「桃太郎さくらまつり」の真っ最中でした。
鳥居へ足を進めると祥雲先生の作品として、まずは赤鬼が桃太郎神社を紹介してくれておりました。
この赤鬼はきっと退治された後ですね・・・。
続けて桃太郎のお供であるサル・イヌ・キジが出迎えてくれます。何とも言えないイイ味のある祥雲先生の作品です。
像は境内のそこかしこに配置されているため、探す楽しみがあります。
冒頭の画像にも在った、この神社で一番有名な像「桃太郎の誕生」です。
この桃太郎さん、2年前までは桃と同じ濃いピンクで塗られておりましたが、再生プロジェクトの皆さんが肌色に塗りなおしたそうです。
その後の活躍が期待できる健康的なお子さんですね。
裏側にはこのような注意書きがありました。
「あぶないので桃太郎にのぼらないでください」とのことです。ちなみに私の前に参拝していた家族連れの子供は桃の中に入り込んでがっちり抱きついておりました。気持ちは分からないでもないです。
「桃太郎の誕生」像の向かって右側には、くぐると長生きできるという石造りの小さい通路がありました。
長生きは私の目標でもありますので、とりあえず2周しております。
階段の途中にはこれまたイイ味の宝物館の紹介看板がありまして、否が応にも期待が高まってまいります。
続きます。