「早野監督の思い出作り」ことFCバルセロナ・オン・ツアー・ジャパン2007(対 横浜Fマリノス戦)に行って参りました。
今シーズンバルサが獲得した選手達はまさに補強と言うにふさわしい納得のいく人ばかりでして、なおかつ若手の台頭もあり、彼らがどんな組み合わせで出場するのかわくわくしながら日産スタジアムに向かいました。
フォーメーションと得点者は以下の通りです。(試合は1-0でバルサが勝利しました。)
開始時フォーメーション
ホナウジーニョ
エトー アンリ
イニエスタ チャビ
トゥーレ・ヤヤ
シウビーニョ ザンブロッタ
オレゲール テュラム
バルデス
終了時フォーメーション
マキシ・ロペス
ジョバニ エスケーロ
イニエスタ クロッサス
トゥーレ・ヤヤ
ザンブロッタ オレゲール
モッタ テュラム
ジョルケラ
得点:ジョバニ(75分)
交代:ジョバニ(←アンリ 46分)
ジョルケラ(←バルデス 46分)
モッタ(←シウビーニョ 64分)
クロッサス(←チャビ 80分)
エスケーロ(←エトー 84分)
マキシ・ロペス(←ホナウジーニョ 87分)
選手に関する寸評です。
ホナウジーニョ:前半はかなりミスが多く30点、後半は生き生きと切れた動きを見せ、楽しそうにプレーしていて80点、というところです。後半の動きを続けてくれていたら今年はやってくれそうです。
エトー:身体にキレがあり、かなり良かったです。決勝点アシストのスルーパスも良かったですし、惜しかったシュートや抜け出しもありました。
アンリ:動きがエレガントです。しかし周りとの連動にはまだまだ時間がかかりそうでして、過度な期待はせず気長に見ることにします。
チャビ:「鬼キープ」健在です。カラコーレスも見られました。
イニエスタ:彼がボールを持っているときが一番安心して見られます。ボールの奪取も頑張っていました。
トゥーレ・ヤヤ:抜群の安定感です。チームやゲームの流れを落ち着かせることのできる選手だと思いました。今後の活躍が非常に楽しみです。
ザンブロッタ:今日は可もなく不可もなくというところでした。でも両サイドでプレーできる彼は貴重な存在です。
シウビーニョ:相変わらず良い人そうです。アンリとの「元アーセナルホットライン」というものは特に見られませんでした・・・。
オレゲール:ポカの多かった頃が遠い昔のように感じます。
テュラム:ツアーを嫌がっていた割りに、対人プレーにいいところを見せてくれてホッとしました。
バルデス:山瀬選手のシュートもきれいに弾きましたし終始安定しておりました。ところで何で坊主頭にしたのでしょうか?
ジョバニ・ドス・サントス:若者らしく溌剌とプレーしていて良かったです。MOMおめでとう。得点の他にも惜しいシュートが多く選出は納得です。
ジョルケラ:結構足技がうまいところを見せてくれました。彼が第二キーパーというのは安心できます。
マーク・クロッサス:背筋を伸ばしてボールを散らしていて、ペップの若い頃を思い出しました。かなり似ています。
モッタ:何故かセントラルでプレーしていました。試合終了時はキャプテンマークを巻いていまして、良い思い出になったかもしれません。
エスケーロ:試合前、カメラ目線でちゃらちゃらしていたのはいただけませんが、良いチームに移籍できますように・・・。
マキシ・ロペス:懸命にプレーしておりまして性格の良さは相変わらずです。良いチームに移籍できますように・・・。
バルサの選手はサービス精神があって好きですね。本当はもうちょっと得点シーンを見たかったところですが、シーズンにとって置きましょう。