フォントの力一覧

アスキーアートの道?

 長い濁点が印象的な看板です。

 宝石・メガネ「コバヤシ」さんです。冒頭で書いたようにパッと見「バ」の濁点の長い点が気になって撮影したのですが、「ハヤシ」の部分に用いられている遠近法や「コ」の部分の石門の様な趣きから、「シ」からスタートし、濁点の橋を通って「コ」の隙間を通り抜けようとする、文字を使った道の図(アスキーアートの道)の様な感じを受けました。私のイメージはこちら。

 この看板もしばらく見入ってしまいましたが、デザインされた方に意図を聞きたく思います。


男性カツラ専門

 劇画風タッチで描かれた味のある看板でした。

 「男性カツラ専門 タカハシ整髪」さんです。男性カツラのフォントもまたイイ味出していますね。

 こちらの看板は結構前からある有名物件の様なのですが、意外と車の往来の多いところに設置されており、隣にある交通標識と共に車に擦られた跡がありました。装着前の男性の顔にも傷がついてしまっております。大事な看板なので気をつけて欲しいところです。なお、装着前の男性は顔の部分とおでこから上の頭の部分が半々くらいの長さになっているのが少々気になります。

 1キロ先に店舗があるとのことで向かってみました。タカハシ整髪さんの店舗はこちらです。この日は非営業日でした。

 駐車場にはベンチがあります。ご老人向けでしょうか。

 来店できない方への出張サービスもされている様です。確かに病気やケガの方にとっては深刻な悩みであり、優しいサービスです。薄くて見えづらいですが「若さプレゼント」というキャッチコピーが良かったです。振り返って考えると、冒頭の看板の男性は装着後にカラーで描かれておりました。若さがプレゼントされ、生活に彩りが出たのでしょうか。


子菓95えん

 地域密着型スーパーの店頭にあった、力強さを感じさせる値札です。

 「子菓95えん」とあります。右読みシリーズとしては非常に単純なのですが、味のある良い字なのと、最後の「えん」(円)が何故かひらがなで左読みのところを面白く感じております。「子」は踊り出しそうな良い字ですね。

 こちらの値札に出会ったのも何かの縁と感じ、チョコレートとかりんとうを買って帰りました。


くだもの玉子

 パッと見、大きく書いてある方が店名かと思ってしまいました。

 「くだもの玉子」 安田商店さんとのことです。語感や字の色合い、くだけた書き方のひらがなに対してしっかり書かれた漢字など、バランスの取れたイイ味看板です。

 「丸五市場」という商店街の入口にあるお店でして、社会科見学に来た小学生の子にも「くだもの玉子」というキャッチフレーズは気に入られていました。

 地元で長く愛されているお店やさんの様でした。


中スッまのタフでおかくさ声けだい

 整骨院の貼り紙です。言葉の意味は良くわからないのですが、サービス精神旺盛なところは伝わって参ります。

 「体の相談 無料 中スッまのタフでおかくさ声けだい」とのことです。A4のプリントアウトした紙をいそいそと並べて貼って行くスタッフさんの姿が思い浮かびました。

 実際のところ「無料」の後からは2文字ずつ縦に読んでいく様なのですが、紙を貼って行く途中に疑問は感じられなかったのか、中のスタッフさんまでお声かけしたく思いました。しかしこれをそのまま展開するということは大らかでのんびりとした雰囲気の整骨院と思われ、とても好印象です!