急遽決まったキングオブコメディのトークライブ

 お誘いを受け「急遽決まったキングオブコメディのトークライブ」に行ってまいりました。

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 2007年7月にツッコミの高橋健一さんことパーケンさんが痴漢容疑で逮捕され、不起訴になるも活動を自粛されており、“本格復帰”第一弾となるイベントでした。

内容は
・牧師に「相方」の復帰について相談する今野さんのコント
・キングオブコメディ2人のトーク
・「はじめてさん」ボツ映像
・スターウォーズファンもどきの公務員が街頭インタビューを受けるコント
・ファミレスのバイトと店長のコント
・東京03・サンドウィッチマンを含めてのトーク
というものでした。

面白かったトークを取り留めなく・・・
 パーケンさんが逮捕され留置所に居た三日間は誰とも連絡することを許されず音信不通のままだったため、今野さんを含め周りの人々はパーケンさんが死んだのだと思っていた。

 逮捕された初日は人力舎のライブがあり、事務所やマネージャーから「どこに居るんですか、ライブ始まりますよ!」というメールがたくさん来ていたが、三日目にはそれらが「空メールでもいいから連絡ください!!」というメールに変わっていた。

 そのメール群の合間に「オールスターのイチローマジすげぇー」「ルアーのいい店を教えてください」という芸人仲間のメールが来ていてかなり拍子抜けした。

 留置所ではやはり番号で呼ばれていてパーケンさんは荒川20番だった。

 「もう芸人として活動するのは無理だ」と初日ひどく落ち込んでいたパーケンさんはヤクザの方にものすごく優しくされ、「芸人がダメならこの人についてヤクザになろう」と思っていた。また所内では漫画を譲り合ったりと基本的にみんなやさしくしてくれた。

 普段良く喋るパーケンさんは唯一会話のできる場 -取り調べ- では抑圧から解放され、検事から「アンタ喋りすぎだよ」と呆れられた。

 留置所で着ていた服には留置所であることを表す「留(トメ)」という言葉が書かれていたが、バリエーションも多く「TOME」「トメトメトメトメトメトメトメ」「トメ・ロンドン」というようなものもあった。

 留置所で使っていたサンダルはパーケンさんが自宅で使用している「便所サンダル」と全く同じもので、他の人は履きづらそうだったが、ご自身はリラックスモードだった。

 三日目には大分慣れてきたパーケンさんは、初日の自分のように落ち込んだ人が多数入ってくることから「俺はクヨクヨしていられない。この人たちを励まさないと」と思うようになった。また釈放日はちょうど週に一度の入浴の日で、風呂を体験できずガッカリした。

 釈放された後、芸人仲間に挨拶に行ったら、死んだと思われていたため一様に感激されたが「痴漢は盲点だったなぁ」というリアクションをされた。
 東京03飯塚さんと角田さんが「夜中にマラソンするっていうから下着泥棒で捕まったというのもあるかもしれない」と話していたのがニアピン賞だったとか。

 同じく釈放された後、松村邦洋さんやカンニング竹山さんから励ましの電話をもらった。(二人は電話番号を調べてかけたとのこと)

 釈放後三日目に、パーケンさんは東京03角田さんと刑務所を模した居酒屋に行き、角田さんがパーケンさんの写メを芸人仲間に送りまくった。(「いやぁ、こういうことは新鮮なうちがいいでしょ。」)

 ニフティがやっている「キングオブコメディのキン密感」というコンテンツの担当者からパーケンさんに「励ましのメールが来ているので転送します」と言われ、どんなにたくさん来ているだろうと思っていたら3通だけだった。ちなみに批判メールは11通。

 コンビ活動自粛期間中、今野さんには仕事が舞い込み、また様々な方と組んだため「かなり力がついた」(腕をたたくジェスチャーつき)とのこと。

 同じくコンビ活動自粛期間中、パーケンさんは地質調査での穴掘りやビデオクリップ撮影のADなどのガテン系バイトをしていた。

 釈放後大分経った後、パーケンさんが検事と話をする場があり、きちんとした格好でと思いスーツで臨んだのだが、会話中汗を拭こうとハンカチを取り出したら「衣装」と書いた布切れで「こんなの見られたら『何だそれは?』とまた怪しまれる」と思い慌てて隠した。

 今野さんは職務質問でかばんの中身を見せろと言われ、開けたところ衣装の学ランが出てきて、説明に苦慮したことがあった。

 今野さんは男に痴漢をされた(股間を触られ続けた)ことがあるが、まず思ったのが「こんなに男が居るのになんで俺なんだよっ!」

 つい先日、今野さんは電車でネタ帳を見るのに入り込んでしまい、自分の服で手の汗を拭いているつもりで後ろの女性のコートを思い切り掴んでいた。弁解の余地がない状態で血の気もが引いたが何事もなく済み、「セーフ。危うく痴漢コンビになるところだったよ。」

 サンドウィッチマンのM-1の賞金は2月6日に、税金を抜いて820万円が振り込まれた。

 M-1敗者復活戦の勝者の発表は事前に耳打ち等で知らされることがなかったため、気持ちの整理もつかずいきなり馬運車に乗せられ、その時サンドウィッチマン富澤さんは「俺の荷物はどうすんだ?」としきりに考えていた。ちなみに麻布十番にて馬運車からバイクにチェンジ。(「寒いし、サイドミラーはがんがん当たるし・・・」)

 東京03は、インスタントジョンソン、アンジャッシュ、小島よしおさん達と営業先でM-1を見ていて、サンドウィッチマンの活躍に超大盛り上がりだったが、パーケンさんはM-1を見ずに寝ていて、後輩の電話で結果を知った。

 サンドウィッチマン優勝後、伊達さんのブログのコメント欄には「親友の○○です。」と覚えていない(むしろ知らない)人からの書き込みが増えて少々うんざり。「親友って一人か二人でしょ?」

 サンドウィッチマンご両人は以前池袋に行く度「はい、クスリとナイフ出して」と理不尽な職務質問を受けていた。しかし喧嘩を売られたり絡まれたりということはない。(今野さんは多数。)

 サンドウィッチマンは先日「さんまのまんま」の収録を終えたが、馴れ合いを防ぐため事前のさんまさんへの挨拶も許されないというガチなものだった。また伊達さんは緊張しすぎてピンマイクが心臓の音を拾っていた。

印象に残った発言集。
「うやむやになって良かったね~。」東京03角田さん
「今野君はコンビ活動できなくなったと分かってからの開き直りがすごく早かったよね。」東京03飯塚さん
「ライブでどう喋っていいか分からない。どう笑わせたのかも忘れた。むしろ客に笑われたくない。」パーケンさん
(その後「お笑い芸人が客に笑われたくないってサイテーだな。」という今野さんのツッコミが)
「ライブの最初は何しようって話になって、相方に「トレイントレイン」と「タッチ」を歌わせようと思ったんですよ。」今野さん
(痴漢ネタがずーっと続き)「もう俺、すり減りたくない!」パーケンさん
(M-1は見ずに寝ていたとのパーケンさんに)「これ以上罪を重ねるというのかぁ」東京03豊本さん
(サンドウィッチマンの優勝を知らされ)「俺何やってんだろう。方やM-1、方や痴漢。涙がつぅーっとこぼれたよ。」パーケンさん

 パーケンさんの無実は芸人仲間みんなが信じていたみたいで、この日が迎えられて良かったですね。オドオドしたパーケンさんをみんなで見守るという、ほのぼのとしたトークライブでした。


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