マーケット 一覧

高砂商店街群

 昨月関西に行った折、ずっと気になっていたこちらに寄って参りました。兵庫県高砂市にある商店街群です。

 こちらは1984年に廃線となってしまった国鉄高砂線高砂駅の東側に広がる商店街群で、高砂銀座商店街高砂本町商店街高砂センター街と連なります。現在はレトロな商店街ですが、江戸時代に加古川河口の港町として栄えた後、近年には近くに大きな工場が続けて建設されて大いに賑わったと思われ、そこかしこより往時が偲ばれます。

 『八画文化会館』Vol.8 の表紙にもなった本町商店街のアーチは可愛らしいですね。アーチのスポンサーが「播州信用金庫」だったり「但陽信用金庫」だったりと異なるところが縄張り意識を感じさせ面白いところです。

 とりわけ目を惹いたのが銀座商店街と直角に繋がる「高砂センター街」でした。

 アーケードに赤い提灯が並んで飾られ、商店の看板は昔のまま残されており、高度経済成長期にタイムスリップしたかのようなレトロ感が際立ちます。数店舗ご紹介いたします。

 パルファンのフランスパン「大塩屋」さんです。連続した丸い窓の建物は開店当時お客さんの目に大分お洒落に映ったことかと思われます。

 「あらいや食料品店」さんです。ソースを扱っていたり八百屋であることも謳っていたりと、スーパーの様なお店だったと思われます。「八百屋のあらいや」でなく「あらいやの八百屋」という謎のキャッチコピーや「今日もお買い物は」と書いてひねりを加えた矢印の看板が可愛らしいです。


 「栄光堂 濱口本舗」さんです。看板は開店当初のままずっとお使いだったのでしょうか。シャッターとの時代の違いが見えてきます。

 下は銀座商店街で良いなと思った看板です。


 おまけ1
 商店街群の外れに「梅ヶ枝湯」さんという銭湯がありました。Wikipediaにページが存在するくらいの有名な銭湯の様です。薪でお湯を沸かす様で良い香りが漂っており、薪を保管する倉庫が隣接しておりました。次の用事で入れなかったのが残念です。

 おまけ2
 高砂市は能の「高砂」由来で「ブライダル都市」を宣言しておりまして、先の本町商店街のアーチをはじめ、立て看板やポスターなど様々なところでアピールしておりましたが、こんなガードレールでも健気にアピールしておりました。

 センター街では酒屋さん、銀座商店街ではお惣菜を売る鮮魚店や喫茶店にお客さんが見られました。末永く続いていただきたいと思いながら、こちらを後にいたしました。

 今年は大分変わった年となりましたが、それなりに面白いネタにも出会うことが出来ました。このブログをご覧の皆様も良いお年をお迎えください。


肉のブッチャー

 「頭痛が痛い」「日本に来日する」の様な重言っぽい感じだねと惹かれて看板を撮影しました。

 「肉のブッチャー」さんです。「肉の肉屋」ということになりますね。重言っぽい名前だけで無くフォントもイイ味出しています。促音も拗音も小さくなっていないことから、もしかしたら「肉のブツチヤー」さんなのかもしれません。

 そんなイイ味出した看板の「肉のブッチャー」さんなのですが

 なんとお肉屋さんではなく八百屋さんでした!

 このフェイントにはものすごく驚いてしまいました。また野菜は地べたに多く並べられており、まるで東南アジアの市場のようです。なお、お客さんは多く訪れておりまして完全に地元に根付いたお店と見受けられます。

 私も細かいことは気にせず、自分の性格を分かってくれる優しい人に囲まれて、穏やかに暮らしたいとしみじみ眺めてしまいました。


京阪トップ商店街

 先日大阪に行った際に寄ってみました。「京阪トップ商店街」です。

 入口です。既にちらりと見えておりますが、こちらはアーケード内の万国旗が印象的な商店街として小さいながらも有名です。

 中を進んでみましょう、万国旗でいっぱいです。旭日旗もあります。しかしよく見ると日章旗・旭日旗・アメリカ・イギリス・中国・スウェーデン・パナマ・国連・・・の繰り返しのようです。

 「美味三屋」(うまみや)さんというお店の名前はイイ味出していますね。しかし閉店してしまっているようです・・・。

 商店街の中心に店舗の紹介があります。半数強のお店は閉店してしまったようですが、八百屋さんにはお客が途切れずに来ておりましたし雑貨屋さんにもお客がおりました。結構頑張っていらっしゃいます。

 京阪トップ商店街は中々味のある商店街でした。

 ちなみにプラットホームを突き抜ける大きなクスノキで有名な京阪電鉄萱島駅が、この商店街の最寄駅です。


野方文化マーケット

 最後はこちら、「野方文化マーケット」さんです。「文化」とつけるところが文化包丁・文化住宅・文化鍋などを思い起こさせる昭和風ですね。

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 イイ味の入口を入ってすぐと、上を見上げたところです。

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 入口を見返したところです。

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 野方文化マーケットはUの字になっていまして、一番奥を折り返したところです。

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 もう一方の出入口です。

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 こちらはやはり商店街の中にある小売市場なのですが、完全に商店街に馴染んでおりました。奥のお店は閉まっていたものの、入口付近のお店は現役で頑張っていらっしゃいまして、まだまだ続いて欲しいなぁと思っております。


昭和マーケット

 お次は川崎大師に行った際に見つけたこちら・・・

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 「昭和マーケット」さんです。昭和22年(1947年)に出来たマーケットとのことです。因みにこちら「昭和」の時代に造られましたが「昭和」という地区にありまして、直接は地名から取った名前かと思われます。

 例によってとてもイイ味のフォントです。特に「マーケット」の文字の並びが私は好きです。

 入ってすぐに駐車禁止の看板がありました。

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 中のお店の一部です。残念ながら私は非営業日にやってきてしまったようです。

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 見上げるとアーケードがイイ味を出していました。

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 反対側の入口です。

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 看板は統一感が保持されておりました。ちょっとうれしかったです。なおこの看板は今もとても印象に残っておりまして、ミニチュアやブローチが欲しいなぁと密かに思っております。


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