先日、JR飯田線全線乗り通しの旅に行って参りました。飯田線沿線は景色が綺麗で人も穏やかで、のんびりするには最適なとても好きな路線なのですが、今回の旅では秘境駅と言われる「小和田駅」と「田本駅」での下車にも挑戦してみまして、自分メモとして書き残しておきます。
まずは「小和田駅」から。
駅舎と旧駅名標です。レトロな雰囲気がたまりません。
この「小和田駅」、皇太子妃 雅子様の旧姓と漢字が同じということからご成婚の際は色々と話題になったようで、あやかって「恋成就駅」と名乗っておりました。こういうものは言った者勝ちですね(笑)
当時走ったと思われる臨時列車「花嫁号」のプレートや恋人向けのベンチ、これまたあやかって実際に行われた駅での結婚式の模様を撮影した写真がありました。時の流れを感じさせます。
また「小和田駅」は静岡・愛知・長野の3県の県境近くにあるとのことで、その説明もありました。3国の図はイイ味出しています。
駅から延びる唯一の道を歩くと直ぐに山道案内板がありました。
「塩沢集落 1時間」「高瀬橋 25分」とのことですが、塩沢集落に行く途中の高瀬橋は現在通行止めでして「小和田駅」は完全に人の生活圏から閉ざされてしまっている駅のようです。
この地にたどり着く手段は鉄道しかないなんて、まさしく秘境駅ですね。
そんな人の生活圏から閉ざされた地「小和田駅」にはなんと「ポケモンGO」のジムとポケストップがありました。私はシャワーズをジムにセットしたのですがそこはさすが秘境駅、翌日の昼過ぎまで戻ってきませんでした。
「ポケモンGO」ができるということは携帯電話もしっかり繋がり、私は何故かここで会社から掛かってきたトラブル報告に対処しています(苦笑)この秘境の地でそんなことをした人は少ないでしょう。エヘン。
他には天竜川の豊富な水と山のコントラストが美しかったです。
降りてみる価値が大いにあるネタの多い駅でした。