街角からの主張一覧

2025ベトナム プロパガンダコレクション その1

 私はベトナムのプロパガンダ看板が、「真面目なんだけどそんなに堅くなく、人物が『ガロ』っぽい独特のタッチ」という理由で結構好きでして、今回も色々撮ってまいりました。(前回はこちら)今回は何と言っても「南部解放国家統一 50周年」ということでその関連の看板からご紹介いたします。

 先ずは一番よく見たタイプの看板から。南ベトナム解放民族戦線の旗をあしらった4月30日の記念日の告知の看板です。1975年から2025年で50周年であることに加え、「平和・独立・統一」と書いてあります。

 類似の看板にはこんなものがあります。「南部解放国家統一の日」と書いてあります。

 他、勇ましいものにはこんな看板がありました。

 ちなみに「南部解放国家統一 50周年」記念の公式ロゴが下のものでして、このデザインを踏襲したタイプの看板も多くありました。50の数字+平和の象徴「鳩」+統一会堂(独立宮殿)がセットになっています。


 鳩+統一会堂に加え、女性を前面に出したタイプのものもありました。

 勿論、ホーおじさんをあしらった看板もあります。それぞれ「大勝利の喜ばしい日にホーおじさんがいるようだ」と書かれています。

 変わったところではこんな看板もありました。戦没者慰霊の意を示す看板です。「(国のために犠牲になった)殉難者の恩を永遠に覚えておきましょう」といったことが書かれています。

 「南部解放国家統一 50周年」記念系でも、私の好きなタイプのガロっぽい看板が見つかりました。

 子供と兵隊さんの表情が良いですが、何よりサイズ感に疑問が残る、なかなかイイ味の看板です。

 


AI時代を先取り

 AIと書かれたバッグを持った女性です。浮かない顔をされています。

 この絵は「文化ストリート」という商店街の入口に掲げられた看板の絵です。「楽しいお買い物」というキャッチフレーズには反した浮かない顔ですね。

 文化ストリートは宮崎市の中心部にある、戦後の闇市時代からという歴史を持つ商店街とのことです。コの字形の商店街でもう一つの入口はこちらでした。

 閉店されてしまったお店も多く、商店街の中は昭和の時代がそのまま取り残された様な区画もありました。


逆にこのレトロな雰囲気を生かした居酒屋・バー・古着屋さんなどもあり、面白い商店街でした。

冒頭の女性ですが、よくよく見ると風船を手放して飛んで行ってしまったのが浮かない顔の理由の様です。芸が細かいですね。ちなみに右側の女性は私の中学一年時の音楽の先生に似ています。


スッタフ迄

 麺料理のトッピングとなる天ぷらの説明でした。情報量は多めです。

 惹かれるメニューの最後に「入荷の無い時があります」「スッタフ迄 ((● ^ O ^ ●))」「甘くて美味しいです***」とありました。

 パウチにしたものに加えて追加でマジックにて補足を入れていますが、その際「スッタフ」には気がつかなかったのでしょうか… とは少々思ってしまいましたが、情報量の多さから感じられるサービス精神とアットホームさから、良いお店であることがむしろ伝わってきます。

 私はついつい色々頼んでしまったのですが、どれも美味しかったです。


男性カツラ専門

 劇画風タッチで描かれた味のある看板でした。

 「男性カツラ専門 タカハシ整髪」さんです。男性カツラのフォントもまたイイ味出していますね。

 こちらの看板は結構前からある有名物件の様なのですが、意外と車の往来の多いところに設置されており、隣にある交通標識と共に車に擦られた跡がありました。装着前の男性の顔にも傷がついてしまっております。大事な看板なので気をつけて欲しいところです。なお、装着前の男性は顔の部分とおでこから上の頭の部分が半々くらいの長さになっているのが少々気になります。

 1キロ先に店舗があるとのことで向かってみました。タカハシ整髪さんの店舗はこちらです。この日は非営業日でした。

 駐車場にはベンチがあります。ご老人向けでしょうか。

 来店できない方への出張サービスもされている様です。確かに病気やケガの方にとっては深刻な悩みであり、優しいサービスです。薄くて見えづらいですが「若さプレゼント」というキャッチコピーが良かったです。振り返って考えると、冒頭の看板の男性は装着後にカラーで描かれておりました。若さがプレゼントされ、生活に彩りが出たのでしょうか。


ンコ生澤大

 工事現場で見つけたミキサー車の右読み表記です。

 「ンコ生澤大」とあります。ぼんやりしていた時に見つけたため、当初「生澤 大」(いくざわ まさる)という名の方の、会社の車なのか…と思ってしまっておりました。(例:伊藤忠商事・マツモトキヨシ・たかの友梨ビューティクリニック)

 画像ではカットしてしまっておりますが、休憩時間であったのか運転手さんが誘導員さんと談笑しており、微笑ましい工事現場でした。