街角からの主張一覧

イイキャラコレクション in ホーチミン周辺 2025 その1

 今回の旅行でものびのびとしたイイ味に仕上がっている「ドラえもん」風キャラを良く見かけました。その中から少しご紹介いたします。なお、ベトナム語の発音に合わせた「Đôrêmon」(ドーレーモン)という旧版時代の名称はもう残っておらず、全て「Doraemon」(ドラエモン)に替わっていました。

 初めはこちら、エアー遊具に飾られていたドラえもん風キャラです。ひげが無く虚ろな目であるところが心配になります。

 お次はこちら、売店で見かけたドラえもん風キャラです。帽子を被り派手な色使いでカイゼル髭にしているところ、そして4次元ポケットに『ドラえもん』の一場面が描かれているところがポイントです。ちなみに私はこれがどんなおもちゃなのかとしげしげと見ていたら店番をしていた女の子が笑顔で応対してくれました。冷やかし客なのも申し訳ないので、すかさず水とお菓子を購入しています。

 続けてこちら、陶器になったドラえもん風キャラです。左側は豚にされてしまっています・・・

 続けてこちら、子供用ヘルメットに描かれたドラミちゃん風キャラです。背景がドラえもんブルーであるところがポイントでしょうか。なおブログに上げる際に気付いたのですが、下にドラえもん風キャラの描かれた子供用ヘルメットもありますね。

 顔を文字盤にしたドラえもん風キャラの時計です。キティちゃん風キャラと並んでおり、昭和の日本に生まれた猫がモチーフの人気キャラツートップが成立しています。しかし大分寂しいお店の店頭に置かれておりまして、何年売れ残っているのかと可哀想に感じてしまいました。

 ドラえもん風キャラのピアノと電話のおもちゃです。パッケージはしっかりしており、もしや公式?とも思いましたが違う様です。よくよく見れば口や人中の線が無かったりして細部は甘いものの、レベルはアップしてきております。

 最後はこちら、ドラえもん風キャラの抱き枕です。芋虫の様な体に加え、目以外の白い部分が薄黄色で配われているところがポイントです。そして、意図したのかどうなのか、お客に手を振っているように収納されているところもイイ味が出ています。

 ドラえもん風キャラは旅行中に次々と現れ、とても楽しませてもらいました。ドラえもんはやはり永遠の人気キャラですね。


豚皮がす

 日本語表記の紹介を続けます。

 抹茶及び抹茶スイーツのお店「なごちゃ」さんです。「ご」の上の棒の配置がイイですね。立地が良くお値段もお高めのお店でしたが結構お客さんが居りました。

 「日本祭り」とのことです。日系デパートの前に飾られていました。ベトナム語もそのまま直訳の「Lễ hội Nhật Bản」となっています。桜はやはりベトナムから見ても日本っぽいのでしょうか。

 コンビニに日本風の商品が増えていました。まずはこちら「ここぞ」(KOKOZO)というジュースです。エナジードリンク向けの名前ですが味はイチゴ味とのことです。

 お次はこちら「さとり」(SATORI)というジュースです。味はグアバと釈迦頭とのことです。心の迷いを解いてリラックスするときに飲んでもらいたいのでしょうか。

 最後はこちら「豚皮がす」という豚の皮を揚げたスナック菓子です。突然の「ニン」という表記もイイ味出しています。伊東四朗さんなのでしょうか… なお、日本語表記のお菓子ですが、お味は韓国バーベキュー味とのことです。

 日本を意識した日本風商品に面白日本名が付き始めたことで日本語の伝播も本格フェーズに入ってきたかと思われます。中国・台湾では来訪の度に楽しませてもらっており、今後のベトナムでの日本語の扱いが楽しみです。


寿司の方

 今回のベトナム旅行で最も驚いたのが、日本語表記を目にすることが格段に増えたことでした。2023年にハノイ市に行った時にもほとんど見られなかったのですが、日本に来られるベトナムの方が急増したこともあり、ホーチミン市では馴染みのある言葉に昇格された模様です。所謂「キャズム(Chasm)超え」を体感したような気持ちになりました。

 下はスオイティエン公園のフードコートの例です。順に「スイティンへようこそ」「いただきます!」「しゃぶしゃぶ街」とあります。しゃぶしゃぶ街はネオンが消え「ゃぶ街」となってしまっていますが、公園のスタッフの方々が日本語を用いて異国情緒を出しながらお客をもてなそうとされています。

 そしてイイ味出していると思ったのがこちらのお寿司屋「寿司の方」 SUSHIWAY さんです。ベトナムの伝統的な日除け笠であるノンラーを被って斜め上を向いた魚のイメージキャラクタも可愛らしくイイ味出しています。

 お店は高級感ありそうな佇まいでした。|寿|司|の|方| と4つに分かれた暖簾がベトナム国旗に連なっているところもイイですね。お腹いっぱいで通りかかってしまい、食事できなかったのが残念です。

 日本人はまず付けない名前ではありますが、もう一つのお名前 「SUSHIWAY」で検索すると世界各国のお寿司屋さんがヒットします。こちらは海外では一般的なお寿司屋の名前なのでしょうね。

 少し続けます。


2025ベトナム プロパガンダコレクション その3

 最後はその他の看板を紹介していきます。

 ホーチミン師の生誕114年を記念する看板です。数字を変えて毎年掲げられますね。「党と人民の天才的指導者」と讃えられています。

 カール・マルクスの生誕207年、レーニンの生誕155年を記念する看板もありました。特に後者はあまり他の国では見られないものであり、改めて少し驚いてしまいます。

 フランスからの独立を決定づけたディエンビエンフーの戦いを記念する看板もありました。今年で71年とのことです。

 今回、プロパガンダ看板+オブジェといったタイプのものも見つけました。お神輿でも山車でもない様なのですが、これはこれでイイ味出しております。それぞれ「団結-知恵-刷新-発展」、「団結-民主-刷新-生産-発展」というスローガンが書かれています。

 「さて、このプロパガンバ看板文化は今後も続くのだろうか・・・」と考えながら歩いていたところでこんなものを見つけました。小学校のプロパガンダ絵画コンクールの様です。私たちが子どもの頃に「火の用心」や「納税」に関する絵を描かされたようなものでしょうか。プロパガンバ看板文化の将来も問題無さそうですね。

 また次の訪問時も新作を楽しみにしたく思います。


2025ベトナム プロパガンダコレクション その2

 お次は「国威高揚」「国力増強」系の看板です。

 先ずは、「南部解放国家統一 50周年」に加えメーデーの138年目を祝う看板です。ホーチミン市をスマートシティへと構築して行きましょうといった内容の看板です。

 類似の看板には下の様なものがありました。1975年の大勝利の価値を促進して、平和で発展し、国際社会に統合されたベトナムにして行きましょうといったことが書かれています。

 デジタル社会への変革を訴える大きな看板もありました。

 下はサイゴン駅に掲げられていたものです。昨年(2024年)末、ベトナム鉄道は株式会社となりまして、その第一期の決意が述べられています。党委員会の全面的な指導の下、絶えず革新し、効果的な協力を促進し、良質な製品を造り、戦略的な鉄道プロジェクトに備えますといったことが書かれています。生真面目ですね。

 学校にもありました。「清潔できれいで安全な校門」というスローガンの下に「先進的な教育に向けたデジタル変革」といった目標も書かれています。「デジタル変革」は至る所で見かけます。

 2月27日の医師の日を祝う看板がありました。国家発展の新たな要求に応えるべく、強力で質の高い知識人を備えるようです。

 「国威高揚」「国力増強」系の看板で今回私が独特で良いなと思ったのがこちらです。国際女性デー制定から115年を記念すると同時に徴姉妹(Hai Bà Trưng)の挙兵から1985年を記念する看板です。絵は完全に国際女性デー向きの内容はありますが、そこに徴姉妹を記念するのが面白いです。女性が強いベトナムならではの看板です。