夏の終わりにJR上越線の土合駅に行ってみました。
土合駅は谷川岳の最寄り駅としても有名ですが、駅舎と上りホームは地上にある一方で下りホームが地下70mのところにあり、エレベータやエスカレータが無く、往来に10分程かかることから「日本一のモグラ駅」と親しまれています。JR東日本さんの構内図もかなり独特なものとなっておりました。
上りホームから駅舎を見たところです。
「日本一のモグラ駅」の説明看板です。
地下にある下りホームから階段を登って駅舎への連絡通路までを歩いてみた動画(無音)です。
夏の終わりでしたが下りホームはひんやりと肌寒いくらいで、その温度を生かしてビールの熟成が行われておりました。
階段を登りきったところから下をのぞき込むと異世界へ吸い込まれていく様な不思議な気持ちになります。
上の動画の最後に出てくる連絡通路は外から見るとこの様に川の上に設置されております。また内側には昭和42年8月30日の竣工を記念したプレートが貼ってありました。
連絡通路と駅舎との扉には「お疲れさまでした」と書かれており、のんびりとしたお茶目さを感じます。
大雪警報が頻発している12月の今においては、駅の周りは雪で覆われていて大変だろうと思いながらこれを書いておりますが、夏の終わりにおいてはとても楽しい旅となりました。実は駅舎から下りホームまでを3往復ほど歩いています。いつかまた時間を作って行ってみたいと思っております。
このブログをご覧の皆様も良いお年をお迎えください。