名前ネタ 一覧

フランス風洋菓子

 色々と質問をしてみたくなる看板です。

 「フランス風洋菓子 リスボン」さんです。イイ味の看板ですが残念ながら既に閉店されておりました。

 聞きたいところはやはり、フランス風のお菓子を扱われているのになぜポルトガルの首都であるリスボンをお店の名前にされたのか、「パン・デ・ロー」(カステラの元祖と言われるスポンジケーキ)とか「パステル・デ・ナタ」(カスタードクリームのタルト)とかポルトガルにも有名なお菓子があるのにフランス風のお菓子を選択されたのか、というところですが、散々聞かれ続けられたかも知れません・・・

 「フランス風」と「風」を付けられているところがまた控えめで、好きになってしまいそうです。


英会話スポーツ館

 「スクール」と思いきや、「スポーツ」でした。

 「英会話スポーツ館」とあります。正確には「英会話スポーツ巴館」なのかもしれません。看板を上書きしていったところ、それが中途半端に外れたものかと思いますが、戦いの歴史を感じます。

 英会話スクールは社会人なりたての頃に会社の補助を使って通ったことが有りまして、「そもそも私は見知らぬ人との会話が日本語でも苦手だわ」という現実が良く分かったことが一番の収穫でした。


「表記がまちまちなんじゃ!」

 夏休みに出かけた際に見つけました。

 船の名前として「りどち」と書かれた上に「ちどり」と書かれております。 すぐにツッコミが入りそうなものなのに、 中々珍しいパターンです。

 これは港の周辺を巡るクルージング船に書かれておりまして、ひらがなを習いたてと思しき女の子が「りどち、りどち。りどちって何?」とお母さんに聞いていました。この日、この港には多くの人が訪れておりましたが、この瞬間に「りどち」に注目していたのはこの子と私だけだろうなぁと思いながら撮影していました。


スナック オバタリアンですみません!

 何も謝らなくても良いのに、とは思いました(嘘)

 「スナック オバタリアンですみません!」さんとのことです。

 中々情報量の多い看板でして、補足のフレーズを順に拾っていきますと「満足度95% 美人度5%」「最後の楽園」「premium」「(^o^)゛」…と、もう所狭しと詰め込まれております。サービス精神の表れだと考えております。

 こちらはお店の外観です。看板の雰囲気とは異なり、落ち着いた雰囲気であったことは少々意外でした。

 ところで「オバタリアン」というフレーズを良く良く確認してみたら平成元年の流行語でした。「20代の子にはわからない言葉だよね」と思いながら立て看板も見てみたら

 「カラオケ パーリーピーポー」というフレーズもありました。細部はアップデートされている模様です。こちらの有名店と良い勝負ができるのではないかと考えながら後にしました。


鳩でなくて鶏!

 お誘いで行った居酒屋にて見かけた段ボール箱です。

 「特級鶏卵 クルック」とあります。鳩に対して鳴き声を真似て「クルック」という言葉は結構使われますが、鶏に対して使うのを見たのは初めてで新鮮でした。立体的なフォントもイイ味が出ています。

 それにしてもこの「特級鶏卵 クルック」、言葉の並びがウルトラ怪獣の紹介の様ですね。「棲星怪獣 ジャミラ」「友好珍獣 ピグモン」「古代怪獣 ゴモラ」「三面怪人 ダダ」「伝説怪獣 ウー」「亡霊怪獣 シーボーズ」「宇宙恐竜 ゼットン」「特級鶏卵 クルック」。混ぜても全く違和感ありません。

 すっかり名前が気に入ってしまったので、出汁巻き玉子で味を確認してみました。特級だけあってか、とても美味しかったです。またどこかでお会いしたいと思っております。


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