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「サトウのクスリの横で飛ぶー」

 商店街で佐藤製薬のマスコット「サトちゃん」のコイン式電動遊具「サトちゃんムーバー」を見かけました。

 1996年から特約店向けに展開を始めたようですが、既に製造を停止していて修理も難しいものと聞いているので、こちらのお店の保存状態の良さには驚きました。

 後ろから見たところです。さすがに長年の稼働で足の部分が少々剥げてしまっていますね・・・

 横から見たところです。後ろのサトちゃんの立像が前のサトちゃんムーバーに指図をしている様で妙に面白く感じました。

 例によって実際に動かしてみました。久々に聞いた「サトちゃんの歌」が懐かしく胸に響きます。歌詞は公式のこちらのページに載っています。

 「象は健康と長生きのシンボル」ということでサトちゃんが生まれたそうですが、こちらのムーバーも同じく長く活躍して貰いたいと思いました。

 みんな!またね、バイバーイ


世界一高いカフェオレ

 名古屋に行く用事があり、時間を作って喫茶ツヅキさんに行って参りました。脚立に乗って注いでくれるカフェオレや大きなフルーツパフェなどが有名な老舗喫茶店さんです。

 中村遊郭跡の大門横のビルにお店はあります。1階がコンビニエンスストア、2階がお店、3階が音楽教室、4階以上はマンションという構成の自社ビルです!

 「日々ユニークなコーヒーを研究して創業七十年」とあります。昭和21年創業なので令和3年の現在においては75年目となりますが細かいことはさて置き、期待が高まってきます。

 もう1つ、創業当初の喫茶ツヅキさんの写真です。

 店内に入るとたくさんの花が飾られていることに驚かされます。ビルオーナー一家の余裕が感じられます。また常連と思しきお婆様方が結構いらっしゃいました。

 私は脚立から注ぐカフェオレが飲みたくてやってきたので、そのカフェオレとおまけでハムサンドを注文しました。なおハムサンドのハムは無添加のものとのことで思わぬこだわりに嬉しくなります。マスターの奥様が空のカップと生クリームとハムサンドを持ってきてくださいました。

 その後に三代目となる息子さんがコーヒーとミルクのポット、そして脚立を持って現れます。空のカップに注いでくださるところを動画に収めました。脚立編・仕上げ編と続きます。「百聞は一見に如かず」でこの感動を是非どうぞ。

 カップの Before / After です。注いでできた泡がこんもりしていることが良くわかると思います。直ぐに消えると思いきや撮影などでしばらく放置しても全然消えず、ビールの泡より長持ちするものかもしれません。ミルクのたんぱく質や脂肪分等によって気泡がコーティングされたのでしょうか。

 憧れの脚立から注ぐカフェオレに、私はパフォーマンスも見た目も味もすっかり満足してしまったのですが、奥様そして三代目さんが色々と話しかけてくださり、そのホスピタリティにも感激してしまいました。

 「ユニークなコーヒーを日夜研究するコーヒー野郎の店」のキャッチフレーズは伊達ではありません!
 ちなみに私はこのブログを書くまでこちらのお店の名をビルの柱の表示とこのボードから「珈琲ツヅキ」さんだと思っていました・・・


新幹線0系のコイン式電動遊具

 商店街でコイン式電動遊具の一群を見かけました。

 ちなみにその商店街は玉出本通商店街でして、この中でひと際目を惹くのが私の好きな新幹線0系のものです。恐らく私が10年以上前にみたものと同じもので、しばらく感慨に浸り立ち止まってしまいました。

 というわけで実際にお金を入れて動かしてみました。(音が出ます)

 この手の古い遊具は部品が無く保守が非常に大変だと思いますが、全く問題なくスムーズに動くことにとても感動しております!

 私の他にもお母さんと買い物に来た女の子が遊んでいたりと、この辺りでは人気のあるもののようですね。末永く末永く子供たちの相手をしてあげて欲しいです。


としまえん カルーセル・エルドラド

 3か月前の8月末、閉園直前の「としまえん」の見納めに行って参りました。

 としまえんの思い出は色々あるのですが、遊具で一番思い出深いものは何と言っても「カルーセル・エルドラド」です。

 カルーセル・エルドラドはアールヌーヴォー様式で製作され、以下のような歴史を持つ、世界最古級の美しいメリーゴーラウンドです。

1907年 ヒューゴー・ハッセによりドイツにて製作、ヨーロッパ各地のカーニバルや博覧会にて稼働
1911年 アメリカ ニューヨーク州のスティープルチェイス・パークに移設、2度の世界大戦を回避
1964年 スティープルチェイス・パーク閉園、解体され倉庫で保管
1969年 アメリカから日本に移動
1971年 豊島園にて稼働再開
2007年 生誕100周年
2010年 日本機械学会より機械遺産に認定

 野村沙知代さんのポスターも大いに話題になりましたね。

 ちなみに色を塗る前の木馬はこのような状態とのことです。この木馬も100年以上昔の貴重な物です!

 私は混雑を避けるために朝一番にとしまえんに行き、始発(?)に乗って参りました。その時の様子をお伝えいたします。

 営業前の様子です。


 コロナ禍の中での営業ということもあり、消毒もしっかり行われておりました。

 カルーセル・エルドラド横に期間限定で時計噴水が設置され、時間表示の合間に入場客向けのメッセージが流れております。

 営業直前、試運転の様子です。営業前は色々と撮影が入っておりまして、ここでもドローンが飛んでいます。

 入場開始直後に私の座席の周りを撮影したものです。アールヌーヴォー様式をご確認ください。よくよく見ると所々電球が切れていたり着色がくすんだりしておりますが、100年以上昔から長年稼働し続けているものとは思えない美しさで、スタッフの皆様のメンテナンスの努力が感じられます。


 実際に乗ってみたところの動画です。私が自分で回顧して楽しめる様に目線より撮影しております。

 閉園3か月後の今でも寂しさがありますが、カルーセル・エルドラドは必ずやどこかで復活してくれるものと信じております。
 としまえんのスタッフの皆様、改めてお疲れ様でございました。カルーセル・エルドラドの復活をお待ちしております!


北子安公園 ロボットすべり台

 先日ご紹介した王子六丁目児童遊園のロボットすべり台ですが、何と同型機の存在を知り確認をして参りましてご紹介いたします。比較しながら読んでいただけると幸いです。

 千葉県君津市は北子安公園にある「ロボットすべり台」です。頭のアンテナがありませんが、ロボットの右手が階段・左手がすべり台と王子六丁目児童遊園と全くの同型機です。こちらも何度もペンキを塗りなおした跡があり大事にされていることがわかります。

 横から見たところです。

 ロボットの操縦席?と思しき、顔の内側から外を見たところです。

 実際に滑ったところを動画に撮ってみました。(音が出ます、あと冒頭部が逆光ですみません) 王子六丁目児童遊園よりも大分緩やかに滑ります。

 北子安公園では広場の真ん中に設置されておりますので、後ろ姿もバッチリ見られました。哀愁の漂う良い後ろ姿です。

 こちらのロボットすべり台さんも「さあみんな、おいで」と両手を差し伸べてくれているようです。実際私の撮影前には小学生の女の子たちがアイスを食べながら遊んでいました。いつまでも子供たちを優しく見守って欲しく思います。


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