中国 一覧

上海に行ってきました。2013

 今年も現地に住む友人に会いに上海に行って参りました。
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 特に観光などはせず、飲んで食べて散歩して・・・といっただらだらとした旅でしたが、その中でもやりたいことは全部でき、充実したものだったとは思います。

まずは小ネタから

・出発日は13日の金曜日仏滅という、結構な縁起の悪い日でした。

・上海到着時はとても良い天気だったのですが、ホテルにチェックイン後、テレビを見ながらお茶を飲んでいたら突然豪雨となりまして、その水害が大きくニュースとなっていました。

・今回も私はどこの国の人なのか、分かられず仕舞いでした。

・また地下鉄の路線が増えていて驚きました。ちなみに前回に引き続き、地下鉄のチケットの買い方を中国人に説明しています。(それも2度!)

・帰宅予定日が台風18号マンニィの日本上陸予定日で、延泊を覚悟し少々暗くなっていたのですが、台風が日本に上陸したところで飛行機が上海を離陸、関東を抜けたところで東京着陸、と絶妙のタイミングで帰ることができました。
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 私の荒天回避能力には我ながら驚いております。昨年に引き続き今回も2度!(笑

・3泊4日で3.5キロ太りました。

しばらくは上海ネタで更新していきます。


ぴかぴかとしかわ靴ほしいですか

 今回の旅行では面白い日本語表記をたくさん見つけましたが、中でも印象深いものを挙げていきます。

 まずはホテルの部屋にあった、靴磨き希望客用の靴入れです。
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 「ぴかぴかとしかわ靴ほしいですか バスケトに入ってください」とあります。そのまま実践する日本人客は居ないはずですが、つたない言葉でがんばって伝えようとする可愛らしい表記です。

 お次は麺料理屋さんの看板です。
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 「手打ラ一メン」とあります。長音が漢数字の「一」(いち)です。横書きだったらばれなかったのに・・・。

 お次はスーパーにおいてあったビスケットです。
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 日本の漢字に当てはめると「特濃の牛乳」「特濃の羊乳」「海苔の大餅」となります。中国語としても日本語としても読みづらい名前で、わざわざ日本語にしなくてもとも思いましたが、こういう努力は嫌いではありません。
 「御の味」というシリーズ名もイイ味出しています。

 最後はマッサージ店のネオンサインです。
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 「あしウら マサッジー」とあります。パッと見、ものすごく怪しい雰囲気で、日本人をカモにぼったくっていそうな感じすらあります。案内してくれた友人が良く行っている店とのことで私も連れられて行ってみましたが、サービスの行き届いたとても良いお店でした。最終日前日に大分癒されました。

 今回の旅行では出会う中国人の方に「私は日本が好きだけど、あなたは中国(上海)のこと好き?」という様な事を何度も聞かれました。いろいろありますが、日本のことを好きでいてくれる方も多いのだと感じました。


中国の交通標識

 上海で見た中国の交通標識を挙げていきます。


 まずは禁止系標識から。自転車を含め車両はかわいらしく描かれていると思いました。

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 次に私の好きな人物の描かれたものです。

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 やはり、人物モノには各国の味が出ますね。中国は大分あっさりした棒人間タイプです。


 道路の区分です。しかしお構いなしに走って喧嘩をしている人をたまに見かけました(笑

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 最後は中国ならではの「一時停止」標識と「速度を落とせ」(ゆっくりと)の標識です。

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 これは個人的に、会社でせっかちな人に対して用いたいと思いました。


机器猫「哆啦A梦」さんのコイン式電動遊具

 上海の観光情報については、他のブログやサイトにお任せするとして、ここからはうちのブログっぽい更新をしていきたいと思います。

 後輩の家の近くのスーパーでこんな遊具を見つけました。
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 日本が生んだ世界的キャラクター「ドラえもん」さん、中国語で「哆啦A梦」さんです。

 どこかで見覚えがあるなと思っていたら、ウズベキスタンで見ておりました。並べてみましょう。
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 そういえば、ウズベキスタンの遊具も中国製でした。今回の遊具は大分出来が良くなっているように思えます。

 1元(日本円で13円)で5分弱動いてくれます。実際に動かしたところの動画はこちらです。※音が出ます。

 西日に当たってつらそうですが、終始笑顔を見せてかわいらしく思います。
 カットしていますがこの動画を撮っている際、スーパーにアイスを買いに来た子供の姉弟にしばらく怪訝な顔で見られていました。


中国第一水郷 周庄

 ちょっと足を伸ばして「中国第一水郷」と名高く、国家AAAAA級旅游景区(中国最高ランクの観光地)にもなっている昆山市の「周庄」に行って参りました。
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 友人が「烏鎮」「周庄」のどちらかに私を連れて行こうと考えてくれていて、バス乗り場で迷っていたらちょうど烏鎮行きが出発してしまった、ということから周庄行きが決定しております(笑)

 その乗ったバスです。
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 上海体育館近くのバス乗り場から出ておりまして、費用は往復の運賃と周庄の見学費を含めて150元(日本円で1950円、1元=13円換算)でした。日本で予約できるツアーを見てみると10000円くらいしていますので、現地で手配するのがお得かと思います。

 周庄は北宋時代にできた町で、元の時代を経て明の時代に最盛期を迎えます。沈万三をはじめとする多くの豪商によって発展した町です。
 時代が下り、水上交通から陸上交通が主となってからは、町の発展が止まってしまうのですが、それが幸いし明清時代の街並みがうまく残ったまま現代に至ります。

 周庄の風景などを・・・
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 遊覧中の小舟の動画を・・・(音は出ません)

 船頭さんは女性が多く、歌いながら漕ぐ方もいらっしゃいます。ヴェネツィアのゴンドラと同じですね。

 小ネタと観光メモなどを・・・
 周庄の名物料理は沈万三にちなんで名づけられた「万三蹄」で、東坡肉の豚足版といった感じの料理です。町中に万三蹄の店があり、それぞれ店頭に沢山の豚足が並んでおりましたが、いったい一日何匹分の豚足が消費されるのでしょうか。(餃子の王将のCM風に)
 ちなみに友人が「折角来たんだから土産に買って帰ろう」と、とある店の店頭に向かったまさにその時、店員が豪快に鼻をほじり出しまして、「あの手で豚足をつかまれたら ((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル」と回れ右で戻って参りました。

 レストランはコースで出すお店ばかりで軒並み高かったです。私はこの日の昼、全く食欲がなく、なぜか在ったillyでお茶して終わりました。万三蹄もレストランで食べると高いので専門店で少し買うのが良いかと思います。
 「生きた魚を調理する」という店では、生簀にトラフグが泳いでいることが多かったのですが、あれは毒のない種類なのでしょうか、それともちゃんと毒を除くのでしょうか。

 周庄は上海から近く中々の人気スポットで、昼頃にはかなりの人出が見込まれます。
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 朝の早い時間に行くことをお勧めします。

 冒頭のバスは50人乗りだったのですが帰りの時間になっても7人が戻ってこず、40分待った後、結局置いて出発してしまいました。
 そんな夢中になるスポット「周庄」は、落ち着いて見ることさえできれば、かなり良い町だと思います。


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