チェコ 一覧

チェコビール巡りその1 プルゼニュ

 カルロヴィ・ヴァリの後はピルスナービール発祥の地、プルゼニュ(plzen)に参りました。本場のプルゼニュスキー・プラズドロイ(ピルスナー・ウルケル)が飲みたくて行ったと言っても過言ではありません。
 プルゼニュ到着早々、プルゼニュスキー・プラズドロイの工場を目指しました。
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 工場はなかなか立派な建物です。が・・・、もともと工場見学をさせてもらうつもりでやってきたものの、見学ツアーの時間が合わなくて泣く泣く諦めました・・・(涙)
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 一通り見られる範囲の敷地内を回った後、気を取り直して工場併設のビアホールに向かいました。
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 こちらの工場で作っているプルゼニュスキー・プラズドロイガンブリヌスの2つのブランドのビールを両方飲んだのですが、さすがに美味しかったです!
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 お次はビール醸造博物館に向かいました。
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 どこから来たと聞かれ「日本からです」と答えると、日本語のパンフレットと市内のビアホール3軒のうちどちらかでグラス一杯のビールと交換してくれるコインを渡されました。ちょっとした心配りがステキです。
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 博物館の展示はありがちなもので客も少なかったのですが、併設しているビアホールには昼間から大勢の客が居りました(笑) 皆さんビール大好きですね。
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 街の中心部、共和国広場にある聖バルトロミェイ教会には塔がありまして、「馬鹿と煙は高いところが好き」の言い伝えどおり、高いところが好きな私は酔い覚ましをかねて上ってきました。
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 プルゼニュは、なかなか味のあるこじんまりとした工業の街です。


国際的保養地 カルロヴィ・ヴァリ

 プラハの観光は最後のお楽しみにとっておき、まずカルロヴィ・ヴァリから巡るかブルノから巡るかで迷ったのですが、仕事と長旅で疲れていたこともあり、近場で且つ保養地のカルロヴィ・ヴァリに行くことにしました。

 カルロヴィ・ヴァリ(Karlovy Vary)「カルロの温泉」という意味なのですが、カルロ4世が鹿狩りの最中に温泉を見つけ、自分の名を付けたと言われています。
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 「狩りの最中に温泉を見つけ・・・」のくだりでピンと来た方がいらっしゃると思いますが、世界的に良くある話なんですね。因みに草津とは姉妹都市となっています。
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 ここの温泉は日本のように浸かるものではなく飲むものでして、下図のようなカップに汲み、柄のところから吸って飲みます。
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 ただあまり美味しくは無く、「スパワッフル」という日本で言うところの「ゴーフル」のようなお菓子を食べながら味を誤魔化し誤魔化し飲みます。
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 順に飲泉施設を紹介して行きます。まずはサドヴァー・コロナーダです。ドヴォルザーク公園と繋がっていましてメルヘンチックな建物です。
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 ムリーンスカー・コロナーダです。プラハの国民劇場と同じ建築士が設計したかなりカッコいい建物です。
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 ウジーデルニー・コロナーダです。間欠泉が有名なところでTVの旅番組などで見た方もいらっしゃると思います。
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 最後にトルジニー・コロナーダです。カレル4世が見つけ足の治療をしたと言われています。
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 カルロヴィ・ヴァリはさすが保養地だけあって風景もきれいでした。
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 平日に行ったのですが観光客で結構賑わっております。ヨーロッパ各国から保養に来るそうで、「さすが国際的な保養地だ」と感心してしまいました。

 なおカルロヴィ・ヴァリは、私が「チェコの養命酒」として旅行中愛飲していた「ベヘロフカ」という薬草酒の製造地でもあります。
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チェコに行ってきました。

 9月に1つ仕事を終え11月から新しい仕事が始まることもあり、休みを取ってチェコとドイツに行ってきました。(※ドイツは最終日ストップオーバーでのフランクフルトのみです。)
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 あまり時間がなかったのとのんびりしたかったため、チェコでは「プラハ」「カルロヴィ・ヴァリ」「プルゼニュ」「チェスキー・ブディェヨヴィツェ」「チェスキー・クルムロフ」とボヘミア地方の街のみを反時計回りに巡っております。
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 航空券と初日・最終日のホテル以外の予約は取らず、今回も気分や体調まかせの行き当たりばったり旅でしたが、行く先々で何かと親切にされ、食べ物も美味しく景色はきれいで、かなり充実した旅となりました。

まずは小ネタから・・・
・出発前日、荷物の準備途中で仕事の疲れから睡魔に襲われ仮眠を取ったところ、目覚めたのは何と家を出る予定の時刻でした。朝早い便だったため電車の接続がかなり悪く万事休すかと思いましたが、15分後の電車でも駅間を走ればギリギリ間に合うことが判明し、「最悪、パスポートとお金と予約確認書だけあれば何とかなる!」と自分に言い聞かせ、準備途中でテーブルに置いたもの全て詰め込み、また服は旅行のために買ったものではなく出社時の服や普段着を適当に詰め、観葉植物の手入れもそこそこに急いで飛び出しました。スカイライナーに乗るまではかなり暗かったです。

・プラハは東京の12月くらいの気温で、フランクフルトは真冬の気温でした。前述の理由でまともな上着を持っていなかった私は途中まで我慢し続けたのですが、2度目のプラハで朝、気温マイナス0.2℃の表記を見て大人しく上着を買うことにしました。

iPhoneが大活躍でした。
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 家族や友人・同僚との連絡は勿論、位置の確認・PDFに変換したガイドブック類の閲覧・日本情勢のチェック・各種調べもの・待ち時間の暇つぶし・・・等々、兎に角様々な用途で私を助けてくれました。間違いなく今回の旅のMVP(PはPossessionのPで)です。
 子供の頃に見た、空想科学系番組の登場人物が持つ端末をほぼ実現していますね。

・他の日本人観光客はツアーで来られている方ばかりで年齢層も高かったです。
 初日のホテルで別々の会社の日本人ツアコン同士の言い争いを見ました。何故か英語で、発音のきれいな方が押しまくって勝ったのですが、それぞれ15人くらいを引き連れ「レディースのヘッドの小競り合い」といった感じでした。なお、この一件から最終日までツアーでは使わないようなプチホテルに泊まるようにしました・・・。

・チェコの方からすると私はかなーり若く見えるようでして、それが親切にされた一因かもしれません。日本人は大抵同様に大量のサバを読めると思います。

 しばらくチェコネタで更新をしていきます。


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