パッと見、大きく書いてある方が店名かと思ってしまいました。
「くだもの玉子」 安田商店さんとのことです。語感や字の色合い、くだけた書き方のひらがなに対してしっかり書かれた漢字など、バランスの取れたイイ味看板です。
「丸五市場」という商店街の入口にあるお店でして、社会科見学に来た小学生の子にも「くだもの玉子」というキャッチフレーズは気に入られていました。
地元で長く愛されているお店やさんの様でした。
キャッチフレーズ一覧
パッと見、大きく書いてある方が店名かと思ってしまいました。
「くだもの玉子」 安田商店さんとのことです。語感や字の色合い、くだけた書き方のひらがなに対してしっかり書かれた漢字など、バランスの取れたイイ味看板です。
「丸五市場」という商店街の入口にあるお店でして、社会科見学に来た小学生の子にも「くだもの玉子」というキャッチフレーズは気に入られていました。
地元で長く愛されているお店やさんの様でした。
何も謝らなくても良いのに、とは思いました(嘘)
「スナック オバタリアンですみません!」さんとのことです。
中々情報量の多い看板でして、補足のフレーズを順に拾っていきますと「満足度95% 美人度5%」「最後の楽園」「premium」「(^o^)゛」…と、もう所狭しと詰め込まれております。サービス精神の表れだと考えております。
こちらはお店の外観です。看板の雰囲気とは異なり、落ち着いた雰囲気であったことは少々意外でした。
ところで「オバタリアン」というフレーズを良く良く確認してみたら平成元年の流行語でした。「20代の子にはわからない言葉だよね」と思いながら立て看板も見てみたら
「カラオケ パーリーピーポー」というフレーズもありました。細部はアップデートされている模様です。こちらの有名店と良い勝負ができるのではないかと考えながら後にしました。
「ニューヘアーモード」とのことです。
笑顔の紳士の横顔のシートが床屋さんの窓ガラスに貼られておりまして、中々イイ味だしております。「ニュー」だったのはいつの時代なのだろうと思いを巡らせてしまいました。
一方、縦長の看板には昔のアメリカの、映画俳優の似顔絵風の顔が並んでおり、「アメリカンニュースタイル」を思い出してしまいました。
お店の名前は「ヘアーサロン アキ」さんとのことです。
佇まいに、長年この地域の男性の頭を整えてきた実績から来る風格を感じます。
ゴールデンウィークにふさわしいものをご紹介いたします。
福岡県は北九州市にある「黄金市場」さんです。ゴールデンマーケットですね。
そこそこ大きなアーケード商店街なのですが、一部特にレトロな雰囲気の一角がありまして商店街の地図でも紹介されております。「市場の昭和を探し出そう!」という誘い掛けが良いです。
冒頭の看板がそのレトロな一角への入口なのですが、中はこのようになっています。午前中の早い時間にお邪魔したのですが八百屋さんや肉屋さんをはじめとして、実は結構お客さんが居りました。
毎年年賀状をくれる律儀な先輩と同じ名前だったので何となく撮影してみた「化粧品の美香」さんです。姓を店名に使うお店がほとんどである中、印象に残りました。いつかネタとして使ってみたく思います。
このレトロな一角は市場を紹介する看板が素晴らしく、イイ味出しておりました。「皆様に奉仕する黄金市場」というフレーズも絵もフォントも素晴らしいです。
特に最後の看板が個人的に好きでして、お母さんと娘さんの絵の、影の使い方や最小限の描写、その中で娘さんがキャッチフレーズを指差しているところが良いですね。
将来他の区画同様に建て替えが行われたとしてもこの看板3点は残していただきたく思ってます。
看板をじっと見ていたらお買い物帰りのお母さんが話しかけてくださいました。どこも新鮮なので安心して買い物ができるのだそうです。今なお現役でお客さんがしっかりついている「黄金市場」は、とても良い雰囲気の商店街でした。
まだまだ暗いニュースが続いておりますので、こちらのブログではできるだけ明るいものをお送りします。
なかなかイイ味の絵が描かれておりました。
「元気な野菜」とあります。トマト・きゅうり・チンゲン菜・にんじん・なす・ピーマンが仲良くラインダンスを踊っています。表情もイイですが、波打ったフォントもイイ味出しています。これが何の絵かというと
「自然村」さんという自然食品のお店の、装飾テントの絵でした。木と葉をあしらった感じのロゴもイイ味出しています。
この野菜達の様に、様々な民族が肩を組んで笑える時代が早く来て欲しいものです。