改行の妙

 自転車箱って・・・ちらって・・・何?と見た瞬間考えてしまいました。

 「字を小さくすべきだった!」という製作者の嘆きが聞こえてくるような注意書きです。手作りで時間も掛けて頑張ったと思いますが、世間は冷たく、邪魔になりそうなところに2台自転車が置かれていました。
 ああ無情です。Σ( ̄□ ̄|||)


何処に?何が?

 さまざまな観点から見て、なかなか勇気の要るネーミングです。

 もつ焼「あたり家」さんです。年季も入っていてフォントもイイ味出していますね。「屋」ではなくて「家」であるところにこだわりを感じます。

 長年営んでいるようなので、大将もきっともう言われ慣れてネタにしているくらいだと思います。この店名ですし、もつ焼きがメインの店ですし、豪快な大将であって欲しいです。


略して「スピハン」

 勢いをものすごく感じます。スピーディーな感じです。

 「スピハン」とはスピードハンコセンターの略であることを説明しているところがちょっとかわいいです。スピハンのフォントも、左端のスピードという強調も申し分なくイイ味出しています。

 良くある電話番号の語呂合わせですが、このお店では末尾2桁の85のみを使ってハンコと称しています。 皆様、あっけにとられてはいけません。これは「俺のスピードについてこれるかな?」という店側の挑戦状かもしれません。必死にくらいついていきましょう。
 24時間受付というのもすごいですね。夜中に急にどうしてもハンコが必要になったときはこちらにお願いしたいです。

 次のキャッチフレーズもイイ味出しています。配達ってどんな風にやってくれるんでしょう?

 ここまで看板を見てきましたが、店長さんはきっとサービス精神旺盛な方なのだと思います。

 なお丸Rマーク(Registration Symbol)がついておりましたので、商標登録されているのかと(本来はアメリカの規格なのですが)調べてみたところ、登録も申請もされておりませんでした。Σ( ̄□ ̄|||)ナ・ナ・ナ・ナント!!
 スピードの出しすぎで特許庁を通り過ぎてしまったのかもしれません。


次行ってみよぉ~

 年季が入った看板ですからきっともうネタにされ尽くしたと思います。

 高級呉服「いかりや」さんです。フォントもイイ感じですが、商材が呉服というところもいいですね。

 それにしても「ダメだこりゃ。次行ってみよぉ~」は名セリフです。私なんか仕事その他の日常生活でどうにもならない困った場面に遭遇したときは、長さんの苦虫噛み潰したような顔とともにこのセリフがまず頭を駆け巡ります。

 あと、どうでもいい話ですが「8時だヨ 全員集合」「ヨ」が片仮名であったことを最近DVDを見て知り、子供の頃の注意力のなさにガッカリしました。


伝説カリー

 ガッツ石松氏プロデュースのカレー屋さんが開店したとのことで早速行ってみました。

 「ごちそうカリー専門店カリーシェフ伝説」と長い名前です。私の行った店が第1号店だそうで、7月末までに東京2店・大阪1店と出店させるそうです。
  
 行った時間が中途半端な時間だったので客は私たちのグループのほかに3人しかいませんでした。ちなみに店内に客は25人くらい入れそうです。店員さんは10人ほどいらっしゃいました。(多っ!)
 私の食べたのはこの店の基本メニュー「伝説カリー」です。 この店一押しの「サバ(鯖)カリー」に挑戦したかったのですが、「鯖カリー」・「車海老フライカリー」・「ジューシーチキンカリー」は“研究中”ということで提供されていませんでした。ちょっと残念です。

 ご飯の上にオムレツを載せ、ガーリックチップを掛けています。ルーはマイルドな感じで、具は茄子・ほうれん草・しめじとこれまたやさしい感じの具でした。ガッツさんの強烈なイメージは全然ないのですがオフィス街でお昼に食べるカレーとしては良いかもしれません。

 最後に・・・、この店では店員同士の合図として「OK」という言葉が使われておりました。
  ウエイトレス:「伝説カリー2つ~。」
  店員一同:「OKっ!」
オーナーからのお約束事とはいえちょっと笑えます。店員さんは愛想も良く、きびきび動いていて非常に好印象でした。

 イロモノ店を想像していましたが、予想を裏切るさわやかなカレースタンドでした。でも個人的に一番予想と違っていたのはバナナを使ったメニューがなかったことです。お約束としてはあってもよさそうなものなのに。


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