街角からの主張 16-17 一覧

募集 カウンターレデー

 北関東某県の書店で『頭文字D』を「『かしらもじデー』っつう漫画」と呼んでいたおじいさんを思い出しました。

 「募集 カウンターレデー」とのことです。色使いといい「募集」のフォントといい全体的にイイ味出した看板です。

 応募に際して年齢上限は無いようです。しかし「レデー」の表記に、曜日の「曜」の字の旁を簡略化したところも加え、カウンターには50歳以上の方が佇んでいそうな気がしました。「相談に応じます・・・」の三点リーダの先も気になります。

 お店の方の雰囲気も客層も、穏やかそうな感じが伝わってきます。


goob buy

 それは町内会の掲示板に書かれておりました。

 「goob buy」とのことです。流れるように書かれているのがポイント高いです。

 あと町内会の方々はこのメッセージを消すわけでもなく、掲示物もメッセージを避けるように貼っているところが味わい深いところです。

 撮影後、心の中で「Goodbye」とつぶやいてこの場を立ち去りました。


ここで集中60秒!!

 まるで強力なミサイルの発射か、自爆のボタンの様です。

 「見たか?見たか?」とボタンの上下で念を押しています。ちょっと引いて見てみましょう。

 「ここで集中60秒!!」「立会あり」とあります。集中してボタンを押すようです。もうちょっと引いて見てみましょう。

 これは東京メトロ東西線飯田橋駅の発車整理のボタンでした。押すと発車メロディが流れます。念入りに確認を促し乗客の安全を守ってくださるところが良いですね。

 あと、東京メトロ東西線の発車メロディは向谷実さん作曲で個人的に結構好きです。駅ごとに異なり、つなげて聞くと一つの曲になるお洒落な発車メロディです。


「カメラ ごみ捨てるな」

 端折っているのだとは思いますが、大胆な端折り方です。

 「カメラ ごみ捨てるな」とあります。

 意味合いとしては「ここには監視カメラが設置されてあるので悪事はお見通しである。だからごみを捨てるな」といったところだとは思います。確かに看板にこれを書くのは長いですね。

 しかし、カメラだけを捨てられるカメラの墓場のような現場だったら、ちょっと見てみたいとも思ってしまいました。


スレプスクエーパースーノイセ

 とてもシンプルな表記だけに、より目立ちました。

 「スレプスクエーパースーノイセ」とあります。とても強そうな言葉の響きです。

 西濃運輸さんは本体のカンガルー特急便も「便急特ールガンカ」と右読みにされておりますし、右読みにこだわりがあるのかもしれません。

 そう言えば「ケーパース」って余り最近口にしていないなと思いながら、この場を去りました。


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