街角からの主張 20-21 一覧

関係者以外立入禁止の地下街

 有名観光地近くのレトロなビルの地下街入口で見かけた看板です。フォントもビル同様レトロでイイ味が出ているのですが・・・

 そこには「当ビルの関係者以外の立入を禁ず。」と厳しめのお言葉がありました。地下街への入口なのに(´・ω・`)ショボーン

 もう一つ「浮浪者の持込品等は全て廃棄処分とする。」というのも時代を感じさせる言い回しの厳しいお言葉です。

 関係者でないながらも地下街に入らせて貰ったところ、これまたレトロな喫茶店やカラオケスナックが営業されておりました。個人的には厳しい拒絶の文言と反し、可愛らしくダイヤ柄を用いた箇条書きのビュレットが気になりながら、こちらを後にいたしました。


コロナVSセブン-イレブン

 異種格闘技の様相です。

 「コロナVSセブン-イレブン」との横断幕です。どちらもかなりの強さですが、勝利条件は勿論のことルール決めが中々難しそうな戦いです。セブン-イレブンの表記部分は本家のロゴをそのまま反映し、セブンとイレブンの間にある短いハイフンを忘れていないところがしっかりされていると思いました。

 奥に見えるものは「コロナVS冨士屋」という横断幕です。

 冨士屋さんというのはこの横断幕左側にある呉服屋さんで、こちらも看板の書体をそのまま反映されておりました。

 もし商店街に「コロナ」さんという喫茶店やお花屋さんなどがあったらどうだっただろう?と少し思ってしまいましたが、とにかく「うちら商店街は COVID-19 なんかに負けへんで!」という勢いを非常に感じる横断幕でした。落ち込んでいる時に勢いはとても大事です。

 かつて私はこのネタを見てTwitterに上げたのですが、2021年の今は『ゴジラVSコング』ですね。


みやこいち しいれいちばん

 新年最初のエントリーということで縁起の良さそうなものを。

 日用雑貨の問屋さんが、電話番号を 「みやこいち しいれいちばん」 との語呂合わせで読ませています。(都一仕入一番)との説明書きもついていて親切です。

 歴史のあるお店ですが1991年の市外局番4桁化が功を奏した形で、東京で長く続く問屋さんにピッタリの文言ですね。語呂合わせを思い付かれた際の喜ぶ姿が容易に想像できます。


高砂商店街群

 昨月関西に行った折、ずっと気になっていたこちらに寄って参りました。兵庫県高砂市にある商店街群です。

 こちらは1984年に廃線となってしまった国鉄高砂線高砂駅の東側に広がる商店街群で、高砂銀座商店街高砂本町商店街高砂センター街と連なります。現在はレトロな商店街ですが、江戸時代に加古川河口の港町として栄えた後、近年には近くに大きな工場が続けて建設されて大いに賑わったと思われ、そこかしこより往時が偲ばれます。

 『八画文化会館』Vol.8 の表紙にもなった本町商店街のアーチは可愛らしいですね。アーチのスポンサーが「播州信用金庫」だったり「但陽信用金庫」だったりと異なるところが縄張り意識を感じさせ面白いところです。

 とりわけ目を惹いたのが銀座商店街と直角に繋がる「高砂センター街」でした。

 アーケードに赤い提灯が並んで飾られ、商店の看板は昔のまま残されており、高度経済成長期にタイムスリップしたかのようなレトロ感が際立ちます。数店舗ご紹介いたします。

 パルファンのフランスパン「大塩屋」さんです。連続した丸い窓の建物は開店当時お客さんの目に大分お洒落に映ったことかと思われます。

 「あらいや食料品店」さんです。ソースを扱っていたり八百屋であることも謳っていたりと、スーパーの様なお店だったと思われます。「八百屋のあらいや」でなく「あらいやの八百屋」という謎のキャッチコピーや「今日もお買い物は」と書いてひねりを加えた矢印の看板が可愛らしいです。


 「栄光堂 濱口本舗」さんです。看板は開店当初のままずっとお使いだったのでしょうか。シャッターとの時代の違いが見えてきます。

 下は銀座商店街で良いなと思った看板です。


 おまけ1
 商店街群の外れに「梅ヶ枝湯」さんという銭湯がありました。Wikipediaにページが存在するくらいの有名な銭湯の様です。薪でお湯を沸かす様で良い香りが漂っており、薪を保管する倉庫が隣接しておりました。次の用事で入れなかったのが残念です。

 おまけ2
 高砂市は能の「高砂」由来で「ブライダル都市」を宣言しておりまして、先の本町商店街のアーチをはじめ、立て看板やポスターなど様々なところでアピールしておりましたが、こんなガードレールでも健気にアピールしておりました。

 センター街では酒屋さん、銀座商店街ではお惣菜を売る鮮魚店や喫茶店にお客さんが多く見られました。末永く続いていただきたいと思いながら、こちらを後にいたしました。

 今年は大分変わった年となりましたが、それなりに面白いネタにも出会うことが出来ました。このブログをご覧の皆様も良いお年をお迎えください。


ワサラテ

 短くシンプルですが、じわじわと来る面白さです。

 「ワサラテ(株)」とあります。車体に書いてある文字はこれのみでした。文字も大きくなく控えめであり、もしワサラテさんが転校してきて突然私の隣の席になったとしても仲良くなれそうな気がいたします・・・。

 ふと、ナイジェリアのサッカー選手に居そうな名前だと思いました。アムニケ・アモカチ・イクペバ・イエキニ・オヌアチュ・ババヤロ・ワサラテ・・・並べてみてもそこそこ違和感ないですが、残念ながらワサラテ選手は居りませんでした。

 また、この撮影前にちょうど Instagram で凝ったラテアートの作品群を見たところでして、「噂のラテ」についても考えておりました。


1 2 3