街角からの主張 19-20 一覧

大人のティッシュ

 世の中が大分ギスギスしておりますので、私が見つけた妙にほのぼのとした独自路線のキャンペーンをご紹介したく思います。

 昨年末から今年初めにかけてJR飯田橋駅で行われていたキャンペーンです。

 「大人の休日倶楽部パスを飯田橋駅で購入いただくとポケットティッシュ10袋をプレゼント!」
とあります。

 ・大人の休日倶楽部パスは 15,270円から 26,620円くらいするのだけれど、それを購入して旅を楽しむ中高年世代の方がポケットティッシュを欲しがることはあるのだろうか?
 ・しかも10袋というのは訴求力あるだろうか?
 ・ポケットティッシュはさらに袋詰めされているけれど、駅員さん達が手作業で詰められたのだろうか?
 ・「限定100個!」とあるけれど焦燥感を煽れるだろうか?
 ・このキャンペーン決定会議ってどんな感じだったのだろうか?
 ・他の駅では見ないけれど、JR東日本本社はどう思っているのだろうか?

・・・と、このようなところをあれこれ考えてしばらく立ち止まってしまいました。驚き・疑問・違和感・興味・和みなど心の中が綯い交ぜになってこの時は少々大変でしたが、今となっては良い思い出です。

 私が大人の休日倶楽部パスを買えるのはまだまだ先のことなのですが、またほのぼのとしたキャンペーンを期待しております!


ィデンャキントッコ

 こちらもポップな感じの表記です。

 「ィデンャキントッコ」とあります。

 無理やりに「遺伝や金独鈷」と何か物語性のあるもののようにも読めますね。特殊な「遺伝子」と共に「金の独鈷」が時代時代で受け継がれている由緒正しい真言宗のお寺で、現代においてギャルの子孫に受け継がれた図が思い浮かびました(嘘)

 私の小さい頃、縁日の綿菓子はアニメのキャラクタが描かれた袋に入れられたものだけでしたが、最近は種類も増えお洒落になってきております。


好評 自家製のくすり(ねむくならない)

 ギザギザの吹き出しで囲われた「重症」という表記に反しポップな感じの看板です。

 重症 花粉症 くしゃみ 鼻水 鼻づまり 目のかゆみ・・・と来て、「好評 自家製のくすり(ねむくならない)」とあります。ひらがなを多く使っているところに加え、その色使いがポップさに拍車をかけています。

 看板に盛り込む情報量の多さからして、お店の方はサービス精神旺盛な方ではないかと睨んでいます。


店商ねきせ

 日に焼けて薄くなるくらい長年使われている表記のようです。

 店商ねきせ(有)とあります。

 「料燃 具器スガ めこお」といった手広く扱う商品群も右読みですが、支店名の「七番町店」(と電話番号)が左読みなのが少々面白かったです。


謎の眼力

 ただならぬ視線を感じました。

 何の絵でしょうか。鋭い眼力の顔が右から左に高速移動しているのか、人面芋虫なのか、全く不明です。私はこちらの画像を思い出しました。
 ところでこれが何の看板かといいますと・・・

 「理容すずき」さんという床屋さんの看板でした。顔の横につながる色は赤・白・青とサインポールと同じで「なるほど!」とは思いましたが、今でもこれが何を意味する絵なのかは分かりません。
 床屋さんは面白い看板が多いですね。


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