街角からの主張 15-16 一覧

目覚しい時計

 昨年日本でも話題になった「MINISO」(メイソウ/名創優品)に行ってみました。
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 店名は「名創」の中国読みだろうと思っていたのですが、店員さんが店内マイクで「ファンイングァンリン(歓迎光臨)、ミニソウ!」と連呼していたので、正式な呼び方は「ミニソウ」なんでしょうね。

 ネットニュースや様々なブログで話題になっているとおり、中国で製造された商品に不慣れな日本語のパッケージ・タグをつけて販売されております。「日本公司監制」という位置づけのようです。
 大抵の小物雑貨は10元(日本円で200円)で売られていますが、ミニ家電などもあり品揃えは中々のものでした。
 ざっと面白かったものを紹介いたします。一応店員さんに撮影許可を貰っています(笑)

 「Peeler お魚さん」です。
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 つぶらな瞳が何とも言えません。

 「鳥語花香(ちょうごかこう)」です。
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 中々こういう商品で使われない四字熟語が日本っぽくなくて新鮮です。ひらがな表記にしなくても良いのになぁと思いました。「ミニ紙ハンカ」という表示がイイ味出しています。

 「上品ドアマット」です。
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 デビュー当時の椎名林檎さんだったらどんな歌詞が展開されるでしょう。

 権利問題の発生しそうな小物もしっかり存在感を出しておりました。
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 私が一番気になった商品「目覚しい時計」です。
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 雑に扱われても大丈夫なようにシリコンカバーで覆われています。これは25元(日本円で500円)でした。
 これ以外にもツッコミたくなる商品がたくさんたくさん並んでいます。

 ちなみに私はiPhoneのライトニングケーブル(「USBケーブル」)を購入しています。
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 これも10元でした。成田空港で高いものを買ってしまっていた自分を少し恨みました・・・。

 店内に張られていた企業イメージポスターです。
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「今の 生活が好き。だから、名創優品。」
「ここから無限に広がる ハッピーライフを 「いいね!」を いつもあなたに。」

とのことですが、皆さん日本人っぽくない方々なのが気になります。

 店内はお客さんが多く結構活気がありました。中国に進出しているDAISO(中国では10元ショップ)よりもお客が多かったくらいです。今現在においては広く受け入れられているようですね。

 後日談・・・
 帰国後、高田馬場にある「MINISO」日本旗艦店に行ってきました。
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 旗艦店とは言え、こじんまりとし過ぎていて品揃えも少なかったのですが、私の買ったUSBケーブルが200円で、「目覚しい時計」が500円で売られていました。なんと中国と同じ値段です!両方とも思わず購入してしまいました。
 輸送費を考えると大変だと思いますが、大丈夫なのでしょうか。


強力 整胃腸

 続けて保壽製薬さんのお薬です。

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 「強力 整胃腸」とのことです。これも中年男性が苦悶の表情を浮かべております。「アメトーーク!」風に言えばOPP中年です。

 「胃痛と腸通に 細菌性腸疾患・悪性下痢に しぶりはら・くだりはら・赤痢・エキリ等の予防治療に」と書いてあります。もっと軽い症状を対象にしているのかと思っておりましたが、ターゲットは中々重い病気です。「はらトンプク」との違いはこの辺りにあるのでしょうね。


強力 はらトンプク

 今は亡き私の母方の祖母は色々なものをきれいに取って置く習慣があったのですが、そんな祖母の家の薬箱で最近見つけました。
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 富山県にある保壽製薬さんの「強力 はらトンプク」です。「はらトンプク」というネーミングとそのフォント、「胃痛腹痛に はらいたみ さしこみによし」というキャッチフレーズやサラリーマンの方の苦悶の表情が中々イイ味出ています。

 他にも同様のイイ味出した品がありまして、今後いくつかご紹介していきたいと思っております。


まさかの兄弟機!

 先日私の心をわしづかみにしたロボット21号さんですが、栃木出身の知人に画像を見せたところ「そっくりなのを見たことがあるよ」と言われ、宇都宮動物園に行って参りました。

 ジャジャン!
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 入口横の駐車場に、確かにそっくりなロボットが立っております。

 早速、並べてみてみましょう。

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 頭と耳の突起がないだけで全くもってそっくりです。同じメーカーで作られたのでしょうね。ちなみに読売新聞では以下のように紹介されていました。

◇ロボットが出迎え 目玉ギョロリ置物◇
 宇都宮動物園で来園者を出迎えるのは、謎の巨大ロボット。格好いいような悪いような。それでも、多くの人が「これなんだろう」と言いながら記念撮影している。
(中略)
 動物園にふさわしくないロボットと、そのポーズをまねる荒井園長。かつては園内のゲームコーナーに置いてあった。ロボットに入って、レバーを操作すると上半身を動かせ、胸のあたりの窓から顔をのぞかせられたという 昔は動いた
 読売新聞栃木版 2015年4月2日

 「これなんだろう」だの「ふさわしくない」だの、少し酷い言われ様ではありますが(笑)養老ランドのロボット21号さんとは違い現在は動かないようで、そこが残念ではあります。

 ちなみにこのロボットさん、下のような感じでお出迎え&お見送りしてくれるのです。

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 宇都宮動物園の守り神のようですね。


養老ランド おまけ

 ロボット21号さん以外にも養老ランドはイイ味の設備がたくさんありまして、一部をご紹介して参ります。

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 係員さんも皆さん挨拶がさわやかで、休憩所でビールを飲みだらだらしていた私たちにも優しくとても感じの良い遊園地でした。
 全体的に素朴な感じのところがとても好きです。

 私が子供時代・学生時代を過ごした地域の遊園地は軒並み閉園してしまっているのですが、いつまでも頑張って欲しいものです。


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