街角からの主張 12-13 一覧

カット・シャンンプー

 こんな看板を見つけました。
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 「カット・シャンンプー ¥1800」とあります。「シャンンプー」です。「シャ」と言った後、長めに溜めて、最後に「プー」と勢い良く開放した感じがイイ味出しています。
 ここでは「スポーツ刈り ¥1900」という表記にも注目しておいてください。

 この床屋さんはとてもリーズナブルなお店のようでして
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 「大人調髪 ¥2,200」「カットだけ ¥1,500」「丸刈 ¥2,000」「シルバー(65歳以上)100円引き」と様々で独特な値段設定があるようです。
 丸刈とカットでは丸刈のほうが楽なのではないだろうか?と思いますが、色々な事情がお有りなのでしょう。
 あと「ナショナル理容」さんという店の名前が値段表記より小さいのが慎ましくて好感持てます。そもそも店名もイイ味出していますね。

 ところでスポーツ刈りなのですが、別の場所では
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 「スポーツ刈 ¥2,300」と一番高い値段設定となっていました。¥1900だったり¥2300だったりと客を混乱させますが、お会計の際にもめないで欲しいなぁと思いました。


歓迎。

 新年一発目ということでおめでたいものを。

 こんな看板を見つけました。「歓迎。」とあります。
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 中々イイ味が出ている、旧コニカの今は無きフィルム「サクラカラーⅡ」の看板です。
 ニット帽を被っているのに半袖だったり、何を歓迎しているのか不明だったり、「モーニング娘。」のような句点がついていたり、とツッコミどころはありますが、この笑顔は少なくとも時代を超えて我々を歓迎してくれている顔と思われます!
 この方に負けないようにオープンな性格になりたいと思いました。

 今年もよろしくお願いいたします。<(_ _)>


旅で疲れた身体にマツサーヅ

 日本のことを好きで居てくれる台湾には、日本語表記のものがとても多いのですが、やはり面白表記もたくさんありまして、思わず笑ってしまったものを挙げておこうと思います。

 まずはマッサージ店で見つけたものです。
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 「足裏マツサーヅ」「リンパマツサーヅ」とあります。カタカナの素材をかき集めてきた感じがかわいらしいですね。歩き疲れていた私はとても惹かれたのですが、この日はお休みでした。

 コーヒーが売りの喫茶店です。
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 「コツヒイ専門店」とあります。江戸時代や明治時代は「コツヒイ」と呼んでいた事もあるようなので、間違いではないですがどんな文献を参考に看板を作ったのでしょう・・・。

 下駄とサンダルです。
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 「こうしよう」と書いてあります。「高尚」の意味だと思いますが、中々かわいらしいですね。

 夜市で見つけました。
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 「夜の市の入クロ」とあります。「いりくろ」です。


JCBコンタクトレンズ

 眼鏡屋さんで見つけた看板です。
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 「JCBコンタクトレンズ」とあります。「JCB」というブランド名のコンタクトレンズではなく、おそらく「当店でのコンタクトレンズの購入にはJCBカードが使えます」ということだと思いますが、中々思い切った端折り方です。

 なお一番の注目すべき点はこの看板がこちらのお店のオリジナルで、手作りで作られているということです。
 青赤緑で彩られたJCB加盟店の看板は貰えなかったのでしょうか。私はこのお店の看板の方がイイ味が出ていて好きですが・・・


夜霧の十字架

 丁度うまい具合に撮影できました。
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 「スナック夜霧」さんというお店の看板に電線が落とす影がきれいに十字になっております。

 決定的瞬間(?)を写したわけですが、この看板単品でもかなりイイ味を出しておりまして、フォント・年季・佇まいと、私好みの好物件です。長らくこの地域の憩いの場であっただろうことが伝わってきます。 

 さてこの「夜霧の十字架」という言葉は何かのタイトルに使われているのではないかとググって見たら「ローンウルフ 一匹狼」という刑事ものテレビドラマの第15話のタイトルとなっておりました。
 私が生まれる大分前に放送されたものですが、天地茂さん・野際陽子さん・丹波哲郎さんと結構な豪華キャストのドラマでした。いつかCSなどで見てみたいと思っております。


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