FCバルセロナ 一覧

FIFAクラブワールドカップ2006 おまけ

 前回のエントリーのおまけです。

 先ずは3位決定戦から・・・

 3位決定戦のチケットは決勝と抱き合わせセットだったので両方見ないと損なのですが、入りが悪かったです。決して安いチケットではないのに・・・。
 一番人気があった選手はクラブアメリカのブランコ選手で、次が同じくクラブアメリカの“ピオホ”クラウディオ・ロペス選手というところでした。ブランコ選手は後半途中からの登場でしたが、サイドからの突破が効いていて往年の活躍を思い出しました。

 私の印象に残った選手はアルアハリのアブトレイカ選手です。動きがしなやかで優雅なところは「アフリカのジダン」のニックネームに恥じないものでした。

 あとは同じくアルアハリのフラビオ選手のボディーバランスのよさが光っていました。
 応援の声はアルアハリ>クラブアメリカでしたね。 クラブアメリカは10人くらいで応援していまして、寂しかったです。

 次に決勝戦

 試合前に披露されました。準備されている方が居るんですねぇ~お疲れ様です。ちなみに垂れ幕は3位決定戦前にフライングで出されていて、慌てて片付けておりました。「ご愛嬌」ですね。
 注目されていたインテルナシオナルのアレシャンドレ選手は確かにスター性を感じました。

 でもプジョールの顔を押さえたりして、したたかさもなかなかのものです。さすがブラジル人。
 バルサの次世代の星、ドスサントス選手とマーククロッサス選手です。

 今大会出番はありませんでしたが、セレソンにおける「有望株枠」(ビスマルク・ホナウド・カカー等)帯同のようなものでしょうね。うまく育ってもらいたいものです・・・。
 応援の声はインテルナシオナル>バルセロナというところでした。“サポーター”と“ファン”の違いなのでしょうか。

 その他

 オープニングセレモニーの模様です。意外に地味でした。この大会が世界に浸透してきたら派手になるかもしれないですね。
 試合終了後、バルサの選手はインテルの選手に握手を求められてしっかり握手を返していました。紳士です。バルサのファンでよかったと思いましたよ。

 来年も是非来て「三度目の正直」を見せて欲しいです。


明日がバルサ!

 FIFAクラブワールドカップ 2006決勝(及び3位決定戦)に行ってまいりました。

 下の画像の撮影時にはこのブログに喜びに満ち溢れた長文エントリーを載せるつもりでワクワクしていたのですが・・・、

 結果は皆様ご存知の通り1-0インテルナシオナルの優勝です。得点者はアドリアーノ選手(82分)でカウンターで一発という有様でした。

 以下傷心のバルサメンバーです。

     グジョンセン     
ホナウジーニョ     ジュリ
   デコ     イニエスタ
       モッタ      
ジオ         ザンブロッタ
  プジョール  マルケス   
      バルデス      

交代:ベレッチ(ザンブロッタ 46分)
   チャビ(モッタ 59分)
   エスケーロ(グジョンセン 88分)
(ベレッチはそのまま右サイド、チャビはイニエスタの位置に、エスケーロはホナウジーニョの位置に移動しています。)

 バルサのボール支配率は6割ほどで、チャンスはたくさんたくさん作っていたんですけどね・・・。ジュリの鋭いオーバーラップ、イニエスタの鬼キープ、デコのしたたかなプレー、そしてホナウジーニョのドリブルなど要所要所でバルサらしさは堪能できました。
 次の参戦を楽しみに待つことにして、もう今日はさっさと寝ることにします。日本を嫌いになってほしくないなぁ~。


Pep 4ever

 ついにこの日が来てしまいました。一つの時代が終わったような気がします。

現役引退のグアルディオラ、監督に意欲
 カタルーニャ出身の伝説的なMFジョゼップ・グアルディオラが現役生活に別れを告げることを明らかにした。グアルディオラは現在35歳。1992年にバルセロナがチャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)を制した際のメンバーであり、そのほかにブレシアやローマでもプレーした。今シーズンはメキシコのドラドス・デ・シナロアに所属。
 「頭が何かをやろうとしていても、体は別のことをしている」と、グアルディオラはコメントした。今後は指導者としてのキャリアを積むことを考えている。
 「誰でもいいからチャンスを与えてくれればうれしい。高い要求をするつもりはない。むしろ、まずは若い選手たちを指導し、あらゆる監督がトップクラスのチームを指揮するまでに通る道を進んでいきたい。どんな挑戦でも最初の一歩は大事だ。最初に失敗すると、2度目のチャンスを与えてくれる誰かを見つけるのは難しい」 (SportsNaviより)

 私の一番好きな選手でした。バルサを継続して好きになるきっかけとなった選手です。
 最近はカタルーニャ代表にも呼ばれなくなったり・・・と、そろそろなのかなぁ?と思っていましたが、突然やってきましたね。辛い出来事もたくさんありましたが、カタールやメキシコではフットボールを楽しめたようなので、ファンとしても「終わりよければすべて良し」としましょうか。

 現役時代より味のあるコメントの多い選手ではありましたが、引退のコメントもなかなか味があるものです。ペップらしい・・・。
 スペイン代表をキャプテンとしてうまくまとめたのはここ10年程ではペップが一番だと思うので、バルサの監督は勿論のこと、いつか代表監督をやってもらいたいところです。
 ペップお疲れ様! ヽ( ´∀`)ノ

 ところで先日、初対面の人に自己紹介をした際、「サッカー観戦が好きで、好きなチームはFCバルセロナです。」と言ったところ「えー? 超ミーハー!!」と言われてしまいました。
 「そんなチームあるの?」「ユニフォームがダサい」「かっこいい選手が居ない」「テクニックはあるけど勝負弱い」「勝負どころでいつも負ける」「フィーゴをむざむざと取られた」「ああ、ベッカムの敵のチームね」・・・などと言われてきた私としては隔世の感があります。新鮮でした。


チャンピオンズリーグ優勝

 待ちに待っていたチャンピオンズリーグ優勝です。アーセナルのカウンター・雨のピッチに非常に苦しみましたが劇的な逆転勝利でした。
 ライカールト監督の選手交代がドンピシャでしたね。イニエスタが入って中盤の溜めつくりや配球がうまくできるようになり、ラーション先生は前線での落ち着きをもたらしてくれアシスト2本。そして何よりベレッチ大先生は右サイドの効果的な攻撃と決勝点を・・・。決してスペクタクルな試合ではありませんでしたが、私にとっては青春ドラマ要素満載の非常に良くできた筋書きの試合でした。

    ホナウジーニョ      
エトー           ジュリ
 ファン・ボメル    デコ   
     エジミウソン       
ジオ          オレゲール
  プジョール  マルケス   
      バルデス        

バルセロナ 2-1 アーセナル
得点:エトー(76分)
    ベレッチ(81分)
交代:イニエスタ(エジミウソン 46分)
    ラーション(ファン・ボメル 61分)
    ベレッチ(オレゲール 71分)

 ジュリ親子の涙が非常に印象的でした。ビスカ!バルサ!

追記:印象に残った選手など・・・
ホナウジーニョ:目立った活躍もなく今日は彼の日ではありませんでした。でも彼の調子が悪くともチームが機能するところに、バルサの総合力の高さが窺えます。
デコ:ビッグイヤーをみんなで掲げた際、スルスルッと中央の一番いい場所に入って行きました。プレー同様抜け目のなさを感じます。
エトー:童顔というのも彼の武器だと確信しました。
ジュリ:ドメネク(フランス代表監督)は反省してください。
バルデス:アラゴネス(スペイン代表監督)は反省してください。今だったらカシージャスより良いかもしれませんよ。
イニエスタ:今日の彼で一番驚いたのはビッグイヤーに最初にキスしたことです。やはり私の中では学習塾通いが似合う選手NO.1なのですが意外に大胆です。
ラーション:代表引退の撤回に続き、バルサ退団の撤回もしてくれないですかねぇ。ジョーダン君(息子さん)お願いします。
ベレッチ:放出候補と見られていましたがこれで当分安泰ですね。
シウビーニョ:試合終了直後、バルサの選手がみんな集まって抱き合っていたところ何故か彼はアシュリー・コールと抱き合っていました。アーセナルでは同じポジションのライバルだったわけですが仲良いんですね。
マキシ・ロペス:みんなが代わる代わるビッグイヤーを持ち上げていた時、少し離れて控えめにそれを見ていました。性格良いんだなぁと思います。

アンリ:プジョールとマルケスをヒョイヒョイかわしてキレキレでした。フラミニ投入時にコーナーにしゃがみこみ肩で息をしていたくらいでして・・・。改めてすごい選手です。
レーマン:開始19分で退場しましたが、彼のCL連続無失点記録というのはまだ続く扱いなのでしょうか?
エブエ:先制点を引き出すFKをもらったプレーはダイブだよね。
リュングベリ:オレゲールをアップアップにさせるくらい縦の突破が効いていました。
ソル・キャンベル:ゴールといい守備といい安定していました。試合終了後、放心状態でしたが失踪はしないでください。
ベルカンプ:レジェスじゃなくて彼こそを投入すべきでしたよ。ラストゲームなのに・・・見たかったです。


おかえりなさい&次でいよいよ・・・

 優勝決定カウントダウン中のリーガエスパニョーラですが、今日はバルサ対カディス戦が行われまして、昨年の12月から右足膝十字靱帯断裂で戦列を離れていたチャビが後半35分にデコと交代でピッチに姿を見せてくれました(つД`) 今シーズン及びワールドカップも絶望と言われていたのに、脅威の回復力・精神力です。
 それにしてもライカールト監督とテンカテコーチは、チームのムードが非常に良く緊張感も高いこの時期のカンプ・ノウで実戦投入と、粋な采配をしてくれるものです。一ファンの分際ですがチーム運営は個人的に信頼しきっています(笑) この試合も1-0でキッチリ勝っています。
 今回も観客のチャビに対する拍手が温かく感じました。バルサのファンでよかったです。

 ところでチャビの居ない間にイニエスタがこちらも脅威の急成長をしていました。テクニック・キープ力・展開力・・・と素晴らしいものがあります。CLミラン戦では相手の同ポジションであるセードルフやピルロが霞みました。試合中ホナウジーニョが彼を探し、信頼してボールを預けているところが印象的です。
 bihakupivote.jpg
 私の中では学習塾通いの似合う選手No.1不要な美白No.1の2冠だったのですが、逞しくなったものです。 これからチャビもイニエスタも起用できることになって、ライカールト監督とテンカテコーチはうれしい悲鳴を上げそうです。


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