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ヨーロッパの魔法の都・プラハ その2

 引き続きプラハで印象に残ったものをご紹介して行きます。

 フランツ・カフカ博物館です。
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 博物館前に立つ、2体の大人の立小便像がいきなりシュールです。
 作風が作風だけに展示はBGMを含めかなーり暗いものだったのですが、受付をされていた上品なご婦人が、しきりに日本語で話しかけてきたりとすごく明るく、そのギャップが面白かったです。
 カフカがらみとしては、カフカの生家にも行ってみました。
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 ムハ美術館(個人的に通称「ムハ美」)は旅行前から楽しみにしておりましたが・・・
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 私が行った際は、日本人とアメリカ人※ばかりでした。ムハの生い立ちは詳しく分かります。(※話しかけられて判明)

 「プラハの春」「ビロード革命」の舞台、ヴァーツラフ広場です。
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 この辺りはプラハ一の繁華街となっておりまして、私はここで寒さに負けて上着を買いました・・・。

 国立博物館です。カフェなども入っておりますが展示は結構地味でして、且つ職員の監視も鋭く、社会主義時代の名残を感じます。
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 スメタナ博物館です。
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 日本では「モルダウ」※でおなじみスメタナですが、博物館の立地がヴルタヴァ川沿いで、スメタナ像がヴルタヴァ川を背にしているところがさすがです。(※モルダウはヴルタヴァをドイツ語にしたもの)

 国民劇場です。ルネッサンス様式の建物です。チェコ人のシンボルだけあってなかなかカッコいい造りです。
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 最後に旧市街から・・・
 ティーン教会(ゴシック様式)・旧市庁舎(ゴシック様式)・聖ミクラーシュ教会(バロック様式)・ヤン・フス像です。
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 まだまだ見所は沢山ありまして、一週間プラハ観光だけという日本人旅行者の方もいらっしゃいました。皆様も行かれたら魔法にかかること請け合いです!


ヨーロッパの魔法の都・プラハ その1

 チェスキー・クルムロフの次はプラハです。
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 ロマネスク・ゴシック・ルネッサンス・バロック・ロココ・アール・ヌーヴォー・キュビズム・・と様々な様式の歴史的建築物が存在し、「ヨーロッパの魔法の都」「建築博物館の街」等と讃えられております。また、街全体が世界遺産となっております。

 プラハ城近辺から印象に残ったものをご紹介して参ります。
 まずはヴルタヴァ川に架かるプラハ最古の石橋、カレル橋です。
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 カレル橋には30体の聖人像が立てられているのですが、主にチェックすべきは、一番人気ヤン・ネポムツキー像と日本人になじみ深いフランシスコ・ザヴィエル像でしょう。
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 ヤン・ネポムツキー像の台座のレリーフは触ると願いが叶うと言われておりまして、家族全員の幸せとチェコへの再訪を願いながら触りました。

 プラハ城の正門です。
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 入ってすぐに立つ聖ヴィート大聖堂(ゴシック様式)です。内部のステンドガラス群がきれいでした。
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 国立美術館と聖イジー教会です。聖イジー教会はロマネスク様式の建築(白い塔)にバロック様式の入口部(茶色の建物)をつけたものとのことです。
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 毎正時に衛兵の交代式が行われるのですが、正午のものが一番大々的です。
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 結構人気がありまして、平日の昼間にかかわらず見学ポジション取りには激しいものがありました。

 旧登城道から見た景色です。
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 衛兵はこのように立っています。
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 ベタに横に並んで記念撮影を撮る人が多かったです。子供がちょっかいを出しても、若者が笑わせにかかっても直立不動で無表情を貫き通していました。私には真似できません・・・。
 

 プラハ城はカフェや可愛いグッズを売る土産物屋などがあり、城の近辺に大道芸人などもいたりして、丸一日楽しめそうな場所です。
 どうでも良い話なのですが、私は何故か黄金小路の画像を撮り損ねてしまっているんですよね・・・。


チェスキー・クルムロフ歴史地区

 チェスケー・ブディェヨヴィツェの後はチェスキー・クルムロフに参りました。ここは旅行前より必ず訪れようと思っていたところです。
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 なかなか波乱に満ちた歴史をもつ街ではありますが(詳しくはこちらを。)素晴らしく美しく甦りまして、現在では「世界で最も美しい町のひとつ」とか「眠れる森の美女」と讃えられており、街全体が世界遺産にもなっております。

 街の一番の見所はやはりチェスキー・クルムロフ城です。昼もきれいなのですが、夜にはライトアップもされて幻想的な姿を見せてくれます。
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 城の塔は登ることができまして、例によって高いところが好きな私は当然登ってみました。
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 上着を持っておらず、寒いくせにぶるぶる震えながら、なんだかんだ1時間ほど塔の上で街の景色を眺めておりました。

 ちなみに私は城の西側のヴルタヴァ川側道が、観光客が少なく景色もきれいで気に入ってしまいまして、昼食をとりつつ日向ぼっこをしながら3時間ほどぼーっとしておりました。ここの風景が下の2点です。
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 城や教会だけでなく、旧市街の街並みも見ていて飽きません。
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 おまけ:こちらは日本人も多く訪れるようで、修復工事中の塔の注意書きに、チェコ語・ドイツ語・英語と並んで日本語がありました。
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 チェスキー・クルムロフもこじんまりとしておりましたが「眠れる森の美女」のニックネームに相応しい、落ち着いたきれいな街で、のんびり心豊かな時間を過ごすことが出来ました。
 きれいなホテルが多く、ホテル代も他の町に比べて安いのでかなりのおすすめ観光地です。


チェコビール巡りその2 チェスケー・ブディェヨヴィツェ

 プルゼニュを後にして、チェスケー・ブディェヨヴィツェに参りました。こちらはチェコ二大ビールの一つブディェヨヴィツキー・ブドヴァル(ブドヴァイゼル・ブドヴァルとも。以下長いのでブドヴァル)が作られている街です。
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 日本ではバドバーと呼ばれたりしています。
 残念ながら日本ではこの会社は、アメリカのバドワイザー社との商標登録を巡る訴訟問題で有名なのですが、ビールはかなり美味しく、私はプラズドロイ同様楽しみにしておりました。

 今回はプルゼニュでの失敗を糧にしっかり工場見学に参加しております。
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 私は英語のツアーに参加しました。地下300メートルから水を汲み上げているだとか、クリスマス休み以外は稼動しているだとかかなり細かいところまで丁寧に説明してくれます。
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 下は箱詰め直前の瓶の動画です。(※音が出ます。)

 世界的に有名な企業であるものの意外にこじんまりとした工場でして、瓶のリユースの処理と瓶詰めの処理を同じフロアでやっていたところが少々驚きました。

 終盤にはビールの試飲をさせてくれました。
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 一人味わって飲んでしまっておりまして、説明のお姉さんも待ってくれていました・・・。

 工場見学の後は例によって併設ビアホールに向かっております。
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 コースターを大量にいただいたり、カウンターに入ってビールを注がせてもらったり、おまけしてもらったり・・・と、かなり色々親切にされました(涙)
 生ブドヴァルの味は楽しみにしていただけあってやはりかなり美味しかったです。
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 プラズドロイと比べると、色はプラズドロイのほうが好きですが、香りはどちらも鮮烈で素晴らしく、後味がややまろやかなため飲んだときの爽快感はブドヴァルの方があるかと思います。コクがあるながらもゴクゴク飲めるタイプです。
 しかし何よりも、ビジターホール・工場・ビアホールと親切にされっぱなしだったので、私はブドヴァルを応援しようかと思います。バドワイザー社の圧力にも負けないで欲しいものです・・・。
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チェコビール巡りその1 プルゼニュ

 カルロヴィ・ヴァリの後はピルスナービール発祥の地、プルゼニュ(plzen)に参りました。本場のプルゼニュスキー・プラズドロイ(ピルスナー・ウルケル)が飲みたくて行ったと言っても過言ではありません。
 プルゼニュ到着早々、プルゼニュスキー・プラズドロイの工場を目指しました。
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 工場はなかなか立派な建物です。が・・・、もともと工場見学をさせてもらうつもりでやってきたものの、見学ツアーの時間が合わなくて泣く泣く諦めました・・・(涙)
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 一通り見られる範囲の敷地内を回った後、気を取り直して工場併設のビアホールに向かいました。
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 こちらの工場で作っているプルゼニュスキー・プラズドロイガンブリヌスの2つのブランドのビールを両方飲んだのですが、さすがに美味しかったです!
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 お次はビール醸造博物館に向かいました。
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 どこから来たと聞かれ「日本からです」と答えると、日本語のパンフレットと市内のビアホール3軒のうちどちらかでグラス一杯のビールと交換してくれるコインを渡されました。ちょっとした心配りがステキです。
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 博物館の展示はありがちなもので客も少なかったのですが、併設しているビアホールには昼間から大勢の客が居りました(笑) 皆さんビール大好きですね。
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 街の中心部、共和国広場にある聖バルトロミェイ教会には塔がありまして、「馬鹿と煙は高いところが好き」の言い伝えどおり、高いところが好きな私は酔い覚ましをかねて上ってきました。
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 プルゼニュは、なかなか味のあるこじんまりとした工業の街です。


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