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チェコの交通標識

 チェコの交通標識をご紹介してまいります。
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 まずは定番「工事中」標識です。どこの国も大抵同じような絵ですね。
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 「横断歩道」標識です。
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 チェスキー・クルムロフ城をバックにした「車とバイクの通行禁止」標識です。世界遺産を守っている感じがちょっと良いです。
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 お次は「歩行者専用道路」の標識2点です。お父さんと娘さんでしょうか。
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 「パーキング」の標識です。可愛らしい絵柄で、「邪魔な車はレッカーで引いていくぜ」という脅しをかけています。
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 私が特に面白いと思ったのが、子供への注意を呼びかかる次の二つです。「子供の横断に注意」「遊んでいる子供に注意」の標識です。
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 前者はお兄ちゃんと妹ちゃんでしょうか、絵も可愛いですが後ろからお兄ちゃんが見守っているところがより可愛いです。
 後者はチェコにしては珍しく人物が針金人間なのですが、情報盛りだくさんのところが面白いです。

 「段差に注意」の標識です。
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 日本では珍しい「馬車進入禁止」「トラムに注意」の看板です。
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 おまけ:プラハには交通標識を模したもので、このようなものがありました。
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 「犬の糞を片付けましょう」標識です。糞をしまう紙袋もついていまして、きれいな街がよりきれいになるのは良いですね。


その他チェコの公共交通機関

 その他チェコで利用した公共交通機関をご紹介いたします。

 まずはプラハの地下鉄です。
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 車両や車内は下のようになっておりまして、なかなか綺麗です。
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 また、構内もかなり洒落ておりました。
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 お次はトラムです。順にプラハ、プルゼニュ、チェスキー・ブディェヨヴィツェのものです。ちょっとの移動に役立ちます。
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 取り立てて珍しくありませんが市内バスも走っております。下はチェスキー・クルムロフのバスです。
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 都市間は長距離バスも走っておりました。都市によっては列車より本数が多かったりして、列車と併用して使うと便利です。
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 プラハの公共交通のうち、地下鉄・トラム・市内バスは切符が共通です。
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 売店や自動販売機で切符が買えます。一日乗車券は100コルナ(日本円で500円ほど)でして、市内観光にはこれを使うとかなり便利かと思います。

 私の(プラハの)公共交通の一番の思い出としては、車内アナウンスが挙げられます。駅や停留所に付くとその駅と次の駅を教えてくれるのですが、(例:「”STAROMĚSTSKÁ” Příští zastávka “MŮSTEK”」)この「プジーシュティー ザスターフカ(Příští zastávka)」と言う時のリズムがやけに耳に残りまして日本に戻ってきても夢に出てくるほどでした。私だけでしょうか・・・。


チェコ鉄道の旅

 今回の旅ではプルゼニュ-チェスケー・ブディェヨヴィツェ間、チェスケー・ブディェヨヴィツェ-チェスキー・クルムロフ間、チェスケー・ブディェヨヴィツェ-プラハ間と3区間をチェコ鉄道で移動しました。チェスケー・ブディェヨヴィツェ-チェスキー・クルムロフ間は往復しております。
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 チェコ鉄道(České dráhy)はチェコ国鉄の後継として1993年に設立されました。日本で言うところのJRみたいなものです。国際線・国内線とあり、私が乗った国内線の車両は少々古めでした。

 切符を買うのは拍子抜けするくらい簡単でして、行き先・人数・客室ランク(1等か2等)を伝えるだけです。列車や座席の指定はありませんでした。切符の売り切れの心配もそうないかと思います。
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 なお、駅のインフォメーションや切符売り場で、経由地を含めた発車時間・所要時間・到着時間が記されたルート案内を印刷してくれます。(上図左側)非常に親切なサービスでかなり役立ちました。列車の指定は無いのでどの列車に乗っても大丈夫です。

 車内では、選んだランクの客室に入って好きな座席に座ります。
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 切符を買った際、1等を指定したはずが(通じなかったのか)2等になっており、検札が来るまで気が付かず1等に居て、その後2等に移った・・・ということがあったのですが、1等と2等の違いは客席の横幅の違いだけでした。1等のお得感はあまりないかと思います。

 下は駅舎です。順にプルゼニュ駅、チェスケー・ブディェヨヴィツェ駅、チェスキー・クルムロフ駅、プラハ中央駅とカルロヴィ・ヴァリ駅です。プラハ中央駅はかなり近代的でした。
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 非常にチェコ的だと思ったのは、列車の窓ガラスにビール瓶のポイ捨て禁止ラベルが貼ってあったことです。
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 客室ではいろいろと話しかけてもらいまして・・・、車窓からの風景はあまり撮れなかったのですが、農園や街並みなど非常にきれいで地平線を見ることも出来ます。風景の美しさでは今まで乗った他国の鉄道の中では群を抜いたものがありました。


チェコ料理

 私の食べたチェコ料理を挙げていきます。

 まずは定番のヴェプショ・クネドロ・ゼロ(Vepřo-knedlo-zelo)です。
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 ローストポーク(ヴェプショ)とクネドリーキというチェコの蒸しパン(クネドロ)と酢漬けキャベツ(ゼロ)の組み合わせです。定番だけあってチェコ人も結構注文します。たんぱく質も炭水化物も野菜も取れてバランスの良い一皿かと思います。
 私はビールとこれでもうお腹一杯になりました。クネドリーキは蒸しパンでソースがしみて美味しいのですが、これとは別にパンが付いたりします(笑)

 ローストポークでなく、ローストダックにしたものがペチェナ・カフナ(Pečená kachna)です。
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 これも量が多くて苦戦しました・・・。

 お次はスマジニー・シール(Smažený Sýr)です。
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 外はカリカリで中はトロトロのチーズフライでして、ビールには良く合いました。ビアホール(ホスポダ:Hospoda)ではちょくちょく注文しました。

 寒い国であることから、スープも充実しておりました。有名どころはチブラチュカ(Cibulačka)というオニオンスープとチェスネチカ(Česnečka)というガーリックスープです。チーズが入っていて具も多く、濃厚な味わいです。
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 ビールのお供、ソーセージには刻んだ西洋わさびがつけあわせで出てきます。
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 わさびの好きな私は、これだけ追加注文しようかと真剣に思ったことがありました。

 ソーセージといえば、フランスパンを縦方向に穴を開け、ソーセージを挿し込んでケチャップとマスタードをかけた「ユーロドッグ」というものがプラハ城近くで飛ぶように売れていました。
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 チェコの女子高生と思しき女の子が特大サイズを注文して仲間にびっくりされていたのが面白かったです。

 プラハではプラハハムが朝食には必ず出てきました。
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 チェコのレストランはどこも日本人の私にとっては量がとても多く、またビールを飲んでいたことから、あまり多くの種類に挑戦できなかったのが少々悔やまれます・・・。
 あと個人的に気になったのは、イタリア料理のレストランやピザスタンドがかなり多かったことです。チェコではイタリア料理が受けるのでしょうか?

 おまけ:WiFi接続目的で入ったスーパーのフードコートで変わった日本食?を見つけました。カツの載ったやきそばとブロッコリー&豆腐炒めです。
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 店の休憩時間で挑戦できなかったのが残念です。


ヨーロッパの魔法の都・プラハ その2

 引き続きプラハで印象に残ったものをご紹介して行きます。

 フランツ・カフカ博物館です。
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 博物館前に立つ、2体の大人の立小便像がいきなりシュールです。
 作風が作風だけに展示はBGMを含めかなーり暗いものだったのですが、受付をされていた上品なご婦人が、しきりに日本語で話しかけてきたりとすごく明るく、そのギャップが面白かったです。
 カフカがらみとしては、カフカの生家にも行ってみました。
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 ムハ美術館(個人的に通称「ムハ美」)は旅行前から楽しみにしておりましたが・・・
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 私が行った際は、日本人とアメリカ人※ばかりでした。ムハの生い立ちは詳しく分かります。(※話しかけられて判明)

 「プラハの春」「ビロード革命」の舞台、ヴァーツラフ広場です。
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 この辺りはプラハ一の繁華街となっておりまして、私はここで寒さに負けて上着を買いました・・・。

 国立博物館です。カフェなども入っておりますが展示は結構地味でして、且つ職員の監視も鋭く、社会主義時代の名残を感じます。
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 スメタナ博物館です。
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 日本では「モルダウ」※でおなじみスメタナですが、博物館の立地がヴルタヴァ川沿いで、スメタナ像がヴルタヴァ川を背にしているところがさすがです。(※モルダウはヴルタヴァをドイツ語にしたもの)

 国民劇場です。ルネッサンス様式の建物です。チェコ人のシンボルだけあってなかなかカッコいい造りです。
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 最後に旧市街から・・・
 ティーン教会(ゴシック様式)・旧市庁舎(ゴシック様式)・聖ミクラーシュ教会(バロック様式)・ヤン・フス像です。
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 まだまだ見所は沢山ありまして、一週間プラハ観光だけという日本人旅行者の方もいらっしゃいました。皆様も行かれたら魔法にかかること請け合いです!


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