さて宝物館です。本殿とは反対側に在ります。
200円を払って、柵を抜けると祥雲先生の作品が出迎えてくれます。
広場の中央に位置するのは、この神社で二番目に有名な作品「やさしい鬼」です。
表情といい仕草といい色といい、何ともイイ味を出した像です。
色々な角度から撮影してみました。
最後はやはり背中に乗せてもらっております。
お次は「桃太郎帰還」の像です。
かなり喜びは抑えられた表情ですね。
お次もまた有名な作品、「鬼退治」です。
赤い八重桜が美しいです。狂気すら感じさせます。
この広場のベンチの一つがスポンサーつきでした。
ファミリー向けの場所によくスポンサードするなと思いますが、穴場なのかもしれません。結婚相談所なのに受付電話番号が携帯電話のそれというのは少々軽すぎる感じがします。キャリアによっては通話料もすごくかかりますし。
さていよいよ宝物館です。
やさしい鬼のポジションが妙にイイ味出していますね。
「昔の物いろいろ ●こちらもごらんください●」という看板もイイ味出しています。
中に入るとこの日何度目かの桃太郎御一行がお迎えしてくれます。
宝物館とあっていろいろ桃太郎や鬼にちなんだものがありました。たくさんあったので印象に残ったものをピックアップします。
まずは「鬼の金棒」と「珍宝」です。
珍しい宝のほうは石にしか見えませんが・・・。あとこのブログ今月はこんなものばかりですね。
賛否両論シリーズはまだまだ続きます。「鬼のミイラ」「桃の化石」「鬼の角」です。
実物があったらツッコミの嵐だったと思いますので、写真だけで想像するくらいがちょうど良いのかもしれません。
ちなみにこの宝物館、近所の人から寄付されたがらくた昔の生活用品が陳列されています。
一番参考になったのは、戦時中、桃太郎が国威高揚のシンボルとして使われていたので、戦後教科書から一掃されたという話でした。確かにGHQとしては面白くない話かもしれないですね。
滞在時間は2時間弱というところですが、すっかり桃太郎の世界に浸ることができました。中々のお勧めスポットです。5月5日には桃太郎祭りがありますので、是非行かれてみてはいかがでしょうか。
私もまたいつの日か再訪したく思います。