「代打ワイや」

 今日私が一番驚いたニュースと言えば、菅直人氏のお遍路さんではなく、フリスト・ストイチコフ氏のブルガリア代表監督就任です。

ブルガリア代表新監督にストイチコフ
 15日、ブルガリアサッカー協会はプラメン・マルコフの後任の代表監督に元同国代表FWのフリスト・ストイチコフ(38)が就任すると発表した。契約期間はドイツワールドカップまでの2年間。コーチには元代表選手のイヴァイロ・ヨルダノフやズラトコ・ヤンコフが就任する可能性もある。

 ブルガリアを代表するスター選手でFCバルセロナドリームチームの一員でもあり、94年ワールドカップでの同国大躍進の立役者(大会得点王!)なのですが、“暴君”“怒りの芸術家”のニックネームどおり、行く先々のクラブで問題を起こすこまったちゃんでして・・・
  ・CSKAソフィアから無期限出場停止処分を受ける。
  ・FCバルセロナ時代はクライフ監督と大喧嘩→退団(現在は仲直り&仲良し)
  ・柏レイソル時代は西野監督とそりが合わず(当然か(苦笑))
  ・DCユナイテッド時代は大学生との練習試合で本気タックルをかまして病院送り
主な例を挙げても↑こんな感じで、細かく挙げたらここには書ききれないほどなのです。まぁ、こまったちゃんとはいえ不器用で憎めない感じの人なのですが・・・。
Stoichkov.jpg
 昨年の12月に正式に選手として引退をし、最近はFCバルセロナのテクニカルスタッフとして落ち着いていたのですが、そんな中での電撃人事でした。94年大活躍組ではゲオルゲ・ハジ氏が一度ルーマニア代表監督で失敗していますが、果たして彼はほとばしりすぎる感情を抑えて、監督としてうまくやっていけるのでしょうか?ブルガリア代表は若手も育ってきていますし色々な意味で今後大注目です。


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