台湾 一覧

台湾旅行2023 おまけ

 台湾旅行のおまけです。その他印象に残ったものをご紹介します。

 まずは「宜蘭酒廠」です。1909創業の醸造酒の工場で紅麹を用いた「紅露酒」が主力商品です。こちらも見学を受け入れておりカバラン蒸溜所からの流れで行ってみたのですが、スタッフさんは親切で古い建物も多く見ることができ、予想外に面白い見学となりました。

 もう1つは「北門包子」さんという包子屋さんです。市の中心街から少し離れた地味なところでこじんまりと営業しているのですが、そのまま台北や中目黒や吉祥寺に移転しても人気店になるのではないかと思われる可愛いイメージキャラクターと味でした。私は2日間ホテルの朝食を止めてこちらの包子を朝食にしています。

 宜蘭は海あり山あり温泉あり名酒あり歴史ありと、のんびりしてもしなくても楽しめる街です。台鉄 北宜新線の開通見通しも立ち、高鐵(台湾新幹線)の延伸も決まり、今後ますます注目を浴びる街となりそうですね。ありがとう宜蘭!


警告 装置運行中 取る禁止

 続けて台湾で見かけた面白日本語を紹介して参ります。バス乗車中に私の近くに立っていた男の子のリュックサックに書かれておりました。

 「警告 装置運行中 取る禁止」とあります。SFアニメに出てきそうなプロジェクションをイメージした表記ですね。「置」と「運」はそれぞれ日本では使わない繁体字を用いています。

 日本でもステッカー等でよく見かける「防犯装置作動中」といったような意味を表したかったのだと思いますが、やはり「取る禁止」がイイ味出しています。図らずも「Superdry. 極度乾燥(しなさい)」を思い出しました。


気持ちいいクレーソゲーム

 続けて台湾で見かけた面白日本語を紹介して参ります。24時間営業のクレーンゲームのお店でした。

 「気持ちいいクレーソゲーム」とのことです。ベタな誤字ですが笑ってしまいました。なお、お店の名前は訳すと「クレーンゲーム狂」といった趣きのものでして、気持ち良すぎて昼夜関係なく嵌ってしまうのでしょうか・・・

 またクレーンゲームではこのような機種もありました。

 「れいほうかぞく」という名のゲームの様です。景品は人形やお菓子ではなく何と工具でした。
 筐体にはこの「れいほうかぞく」が至る所に書かれているのですが、他の皆は当たり前に受け入れている一方、私には謎過ぎて受け入れられないというパラレルワールドに迷い込んだ気になりました。


まんじあゆろ

 今回台湾で見つけた面白日本語を少し紹介して参ります。
 「今川焼」「回転焼」「大判焼」などと呼称の違いが現代日本人の分断と対立を生んでいる「小麦粉の生地の中に餡が入った円柱形のお菓子」を台湾で見つけました。その名前は・・・

 「今川燒」と書いて「まんじあゆろ」とのことです。「日式」というところもイイですね。なお餡の種類は多く、小豆餡以外にもチョコレート・クリーム・ピーナツバターといった日本でもありそうなものの他、黒ゴマ・タロイモ(芋頭)・白菜の漬物(酸菜)・切り干し大根(菜脯)など台湾ならではのものもありました。値段は、1つで17元(日本円で75円)、3つで50元(同220円)です。

 折角なので小豆餡を1つ頼んでみました。次の画像は実際のまんじあゆろです。味は日本と変わらず全く違和感なかったです。

 ちなみに焼けるのを待っている間にデリバリーサービスの foodpanda の配達員が3人も受け取りにやって来ておりました。焼いてくれたお婆さんがとても優しく、年季の入った屋台から長年地域で愛されているのもわかる、とても良いお店でした。


イイキャラコレクション in 台湾 2023

 先のドラえもんとは別にこの度の旅行で見かけた、のびのびとしたイイ味に仕上がっているキャラクタ達を少しご紹介いたします。

 まずはこちら、パッと見でミニーマウスかと思ってしまいましたが・・・

 「湯姆熊歡樂世界」というゲームセンターチェーンのキャラクタ、喬伊(JOY)ちゃんとのことです。メインキャラクタ湯姆(TOM)くんのガールフレンドで、双方とも鼠ではなく熊のキャラクタなのだそうです。これではディズニーも訴えられませんね。なお、これは結構前の造形でして、最近ではこういう風に描かれる様です。

 お次はこちら、久々に見た笑うマネキンです。かつて日本で似たものに会ったことがあります。満面の笑みはこちらも嬉しくなりますね。

 唐辛子を中心とした調味料のお店で見つけました。擬人化された唐辛子なのか唐辛子の精なのでしょうか、妖艶な感じで良いですね。座っているベンチも唐辛子であるところは凝っています。

 駅のプラットホームで見つけました。鉄道警察や職員が警備中であるという旨の警告です。逮捕され後ろ手にされた人物が情けなくてイイ味出しています。

 烤鴨の店のイメージキャラクタです。イイ表情の鴨がネギだけでなく烤鴨餅まで持ってこちらに向かって来ています。「鴨が葱を背負って来る」以上の、非常に都合の良い事態・・・なのでしょうか。

 最後はこちら、海賊船のコイン式電動遊具です。海賊船を「海盜船」と呼ぶことをこの時知りました。ドクロも描かれているのに、のんびりとした童謡と共に動いてくれます。勇ましい曲と共に激しく動くと思っていたため、とても拍子抜けしています。


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