美しさを知っている

 旅行先で見かけた看板です。

 「美しさを知っている」美容室マツダさんとのことです。大きく出られた感はありますが、静かな自信を感じます。「マツダ」の文字の加工もイイ感じです。

 穏やかな町の駅前の良い場所にありまして、長年この町のご婦人たちの美に貢献されてきたのだなぁとしみじみ眺めてしまいました。


アパ・マン・オヒス

 不動産屋さんの看板でした。

 「アパ・マン・オヒス」とあります。何の事かとしばらく考えてしまいましたが、アパートとマンションと事務所としての「オフィス」とを扱っているという事の様です。

 おじいさんの話を聞いている様でなんだか楽しくなってしまいました。堂々とされているところがとても素敵だと思います。
 新居を探すデズニー好きの若いハミリー層のお客さんや、ヒッシングが趣味で道具の管理場所に困っているお客さん等へもしっかりホローをし、近い将来はヘイスブックやチックトック等のSNS展開も行っていただきたいところです。


術美田中谷(株)京東

 通常運用に戻ります。美術館の近くで見かけました。

 「術美田中谷(株)京東」とあります。美術品を運ぶトラックの様ですが、トラック自体のカラーリングがお洒落で右読み表記にしている点にも美学を感じます。

 よくよく考えると「田」「中」「谷」「京」「東」と全て四角形を内包する漢字で構成されていますね。絵画をはじめとする失敗の出来ない美術品運搬の会社のお名前として、相応しいと思ってしまいました。


台湾旅行2023 おまけ

 台湾旅行のおまけです。その他印象に残ったものをご紹介します。

 まずは「宜蘭酒廠」です。1909創業の醸造酒の工場で紅麹を用いた「紅露酒」が主力商品です。こちらも見学を受け入れておりカバラン蒸溜所からの流れで行ってみたのですが、スタッフさんは親切で古い建物も多く見ることができ、予想外に面白い見学となりました。

 もう1つは「北門包子」さんという包子屋さんです。市の中心街から少し離れた地味なところでこじんまりと営業しているのですが、そのまま台北や中目黒や吉祥寺に移転しても人気店になるのではないかと思われる可愛いイメージキャラクターと味でした。私は2日間ホテルの朝食を止めてこちらの包子を朝食にしています。

 宜蘭は海あり山あり温泉あり名酒あり歴史ありと、のんびりしてもしなくても楽しめる街です。台鉄 北宜新線の開通見通しも立ち、高鐵(台湾新幹線)の延伸も決まり、今後ますます注目を浴びる街となりそうですね。ありがとう宜蘭!


警告 装置運行中 取る禁止

 続けて台湾で見かけた面白日本語を紹介して参ります。バス乗車中に私の近くに立っていた男の子のリュックサックに書かれておりました。

 「警告 装置運行中 取る禁止」とあります。SFアニメに出てきそうなプロジェクションをイメージした表記ですね。「置」と「運」はそれぞれ日本では使わない繁体字を用いています。

 日本でもステッカー等でよく見かける「防犯装置作動中」といったような意味を表したかったのだと思いますが、やはり「取る禁止」がイイ味出しています。図らずも「Superdry. 極度乾燥(しなさい)」を思い出しました。


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